初めて大きな大会で入賞したのは、平成18年11月に長野県で行われた醍醐敏郎杯でした。
先に紹介した今入晃也が入門した頃、ひと学年下にバケモノのような大きさで入門したのが「大野啓輔」です。
醍醐杯は低学年の部は先鋒から、小1・2・3・4・4という並びです。
ですから先鋒にバケモノの大野啓輔、次鋒にオオモノの今入晃也、中堅は八木沢昌也、副将は河野 光、大将に歴代キャプテンで紹介したの吉田 翼。これは頑張れば何とかなるんじゃないか?と思っていた大会3日前、、、。晃也が足に包帯を巻いてあらわれ、遊んでいて怪我をして試合に出られないと。
醍醐杯には2チーム出られるがBチームからの変更はできないので、Bチームの次鋒で出ている三男の広夢と五分五分の実力があった小川裕仁郎を抜擢しましたが、先鋒の大野啓輔の全勝のおかげで醍醐杯3位に初めて入賞したのです。小川裕仁郎も小さな体で大きな相手と引き分けたり大活躍でした。
遅くなるので早めに帰ることを告げると、醍醐先生が直接表彰して下さいました!
(左から、吉田 翼 河野 光 八木沢昌也 小川裕仁郎 大野啓輔)
(前列右から3人目が大野啓輔)
大野啓輔は個人でも頑張り、全国小学生学年別体重別には2年連続埼玉県代表で出場しています。
(小5の時、北海道にて)
先輩の今入晃也が全国大会に行かれなかったが、大野啓輔は全国ベスト8まで勝ち進みました。小5でベスト8で小6では全国優勝するくらいの素質はあると思いましたが、やはり私の指導不足でかないませんでした。
現在激戦区である東京の中学に行き、練習相手にも恵まれた環境で元気にやっていると聞きます。きっと良い報告をしてくれると信じて待っています。
みんなで頑張って、頑張っても優勝できなかった埼玉県少年柔道選手権大会の写真です。でも舟川柔道塾二度目の準優勝の立役者が大野啓輔でした。 2010年(平成22年)3月
(左から 折原精吾 大崎哲徳 大野啓輔 野原広夢 今入晃也)