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先日のPlextor Premiumのバイナリ検証2-ii) で、『CD取り込みのアナログ的ノイズがハードディスクの書き込みに影響を与え、結果的に音質が低下している可能性がある。もしそうなら、取り込んだ曲データをRamDiskに移し、(CDの回っていない電気的ノイズの少ない状態で)再びハードディスクにコピーしたら音質が良くなるのではないか』と書いた。
40番さん作成のCopyToは如何に負荷の少ない状態でCDからハードディスクにコピーするかというアイデアで作られたと思う。当時、負荷を少なくするとハードディスクにアナログ的なノイズが乗りにくくなるので、音が良くなるのかもしれないと私は考察していた。そういえば、2-ii)の仮説もよく似ている。
そこで、2-ii)の仮説が正しいか実験してみた。方法は、
1) Esperance DVでRamDiskを作る。
2) iTunes Musicフォルダ内のアルバムフォルダをCopyTo1.1.0を使って、RamDiskにコピーする。
3) コピー元のアルバムフォルダを消す。
4) CopyToを使って、RamDiskの音楽フォルダを元の場所にコピー(戻し複製)する。
5) 通常通り、Front RowもしくはiTunesで再生。
4)のステップで、iTunesに音楽フォルダをドラッグして複製することしなかった。iTunes自体の負荷が悪影響を及ぼす可能性があり、CopyToを使って(Finderオフ、iTunes含めて他のアプリケーションもすべてオフ)コピーした。また、オリジナルのデータの場所に複製するので、iTunesはなにごともなかったように新しいデータを認識する。
音の判断が難しく、いろいろなCDを聞いた。ロックやジャズを聞いていたら、正直、訳が分からなくなってきて、クラッシックではどうだろうかと、Michael LewinのScarlatti: Complete Keyboard Sonatas Vol. 2を聞いた。横道にそれるが、このCDの演奏も音も好きで、Yoshii9を買った頃よく聞いていた。
このCDの通常取り込みでは、鍵盤をたたく音がきつく、ひずみっぽく感じる、戻し複製した音は全体的になめらかで落ち着いて聞けた。
今回の比較は自分には少し難しく、はっきり違いがあるかどうか断定的なことは言えない。のんびり検証していこうと思っている。誰か試してみたら結果を報告してください。
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