goo blog サービス終了のお知らせ 

信助さんのオーディオ

いい音で音楽を聴きたい

私は-q 1を使わない方が好み

2010-06-17 13:29:26 | オーディオ
もっぱら、コンソールからafplayで楽しんでいる。アップルスクリプトでアルバムの半分(レコード時代のA面, B面)をつなげて連続再生を行っている。

afplay -q 1についてですが、これまで-q 1はハイクオリティーな音のセッティングという解釈だったと思う(afplayのヘルプにもhighクオリティーと書かれている)。私も最初はこっちの方が、天井が高くなったように高域が延びて良いかなと思っていたが、使っていてだんだん違和感が出てきた。最近はシンプルに-q 1を入力しないでで使っている。刷り込みが入ると、人間の判断は鈍るなと、我ながら感じた次第です(正しい音という意味ではなく、自分の好みの音が判断が出来なかったという意味ね)。

afplayのヘルプによると、-qはset the rate quality used for rate-scaled playbackとのことです。rate quality等、意味するものが、はっきりしませんが...恐らく、サンプリングレートを変更して再生する時の計算のアルゴリズムや細かさの違いではないでしょうか?もし、アップサンプリング等しないで、44.1 kHz, 16bitで再生するなら、-q 1を設置しない方が、理論的にも自然かなと思いました。しかし、44.1 kHz, 16bitで使う場合でも、両者で音が違うんですよね。もちろん、アップサンプリングする場合でも-q 1が正しいなんて限らないですよ。OSの中でやっていることは、第3者に分からないので、自分の好みで選択すればいいと思います。

ちなみに、最近OSをインストールしたのですが、Audio MIDI設定で確認したら、光デジタル出力が44.1 kHz, 24bitになっていました。もちろん16bitに戻しました。この値は勝手に変えられることがあるので、まめにチェックすることをお勧めします。

刷り込みや、OSの操作ミス(気がつかない場合を含めて)など、ちょっとしたことで、正しい判断を逃す。世の中には、「私の音は皆さんより上なんです」、なんて言っちゃえる人がいるが(数年に1人ぐらいの頻度で出現するようですな)、その勇気には敬服します。

連続再生ファイルの作り方

2010-06-09 16:04:34 | オーディオ
シェルで連続再生を行おうとすると、どうしても音質が落ちてしまう。もちろんその音質の低下は本当にごくごく少ないもなので、232さんの作って下さった連続再生プログラムは便利でとても良いと思う。ほんの少しのことを気にして音楽を聴かなくなってしまうのが一番もったいない。デジタルオーディオになってから、細かい音質を本当に気にするようになってしまった。前にも書いたがデジタルオーディオは1つの音が正解で、それ以外は間違いみないな気になってしまう(アナログの時代は寛容だった)。それは全く間違っているし、それでは楽しくない。よっぽど神経質な人でない限り、232さんのプログラム、それとたくぼんさんのRAM diskのアイデアの組み合わせ、MLTなどから、使い安さと音の好みで選べばいいと思う。

以下は、面倒を一切気にしない人向けの方法で、一つの連続再生ファイルを作る方法。このページが参考になる。以前、40番さんとQuicktimeでチャプター付き連続再生ファイルを作った時はWestacularさんのプログラムをベースにしたが、今回紹介するプログラムは、さらにオリジナルのプログラム。

http://www.macosxhints.com/article.php?story=20070520003140185

もしかしたら、leopardでしか動かないかもしれないが(私の場合音楽データを蓄えているコンピュータは、まだleoprad)。プログラムをコピーして、アップルスクリプトエディタにペーストし、アプリケーション形式で保存。Finderでつなげた医局のファイルを選択し、このスクリプトのアイコンにドラッグで、自動的に連結される。出来たファイルをAIFF形式で書き出して、終了。

もしかしたら、Quicktime proにバージョンアップしてないと動かないかもしれない。

Afplayはコンソールから再生した方がもっと音が良い

2010-06-06 15:58:16 | オーディオ
Afplayはコンソールから再生した方が音が良いということを、232番さんに教えてもらった(過去の記事: Afplay はターミナルから手入力した方が音が良いを参照)。コンソールというのは、文字入力だけでコンピュータに指令を送るインターフェース(CUI)。例えるとコンピュータとのチャット。しかし、それ自体そんなに楽しいものではない。GUIのありがたさを知るには絶好の機会ではある。ターミナルはコンソールのエミュレータだと誰かが言っていた。ターミナルの代わりに、コンソールを使うメリットは、GUIとエミュレーションの処理を省いて、システムを軽くすること。

1曲しか再生できませんが、コンソールからの再生は、もの凄く音が良いので試してみて下さい。Macでここまでの音が再生できるというのを知っておくのは良いことだと思う。私はMacbookのヘッドホン端子から光出力を取り出しています。もちろんヘッドホン端子からのアナログ出力もOKだし、USBオーディオ等ドライバを必要としないものは、動くと思う。出力先の設定は、通常のOSXでの設定が引き継がれる。

方法は、「Afplay はターミナルから手入力した方が音が良い」の書き込み欄を見れば分かると思いますが、試してみたい人のために、簡単に方法を書いておく。コンソールやターミナルからの間違った命令は、システムにダメージを与える可能性がありますので、各自、自己責任ですよ。

1) まず、下準備として聴きたい曲(1曲)を自分のホームディレクトリに置く。例えば名前は"test.aif"とする。リモートデスクトップが有効になっている場合は、無効にする。RE3noREさんの書き込みを参照。

2) 再起動

3) ログイン画面で名前とパスワードの入力欄が表示されていることを確認。パスワードだけの場合は、システム環境設定のアカウントで変更。

4) 名前の入力欄に>consoleと入力してログインボタンを押す。

5) 画面が黒くなってカーソルが現れたら、自分の名前を入力し、Returnを押す。

6) 次に自分のパスワードを入力し、Returnを押す。

7) cat "test.aif" > /dev/null/と入力し、Returnを押す(この命令は省いても音が出るが、入れた方が音が良い)。

8) afplay -q 1 "test.aif"と入力し、Returnを押すと音楽再生。

「Control」+「c」で再生停止。
logoutでログイン画面に戻る。

*今回の記事とは関係ないですが、私がMLTの制作に関わったという内容が書かれているのをどこかで見ましたが、私は単にMLTを使わせていただいている立場ですので、お間違いのないようお願いします。

Stanton H4SV2は金属製だった

2010-06-05 15:28:55 | オーディオ
前、金属製のヘッドシェルはキンキンするから、プラスチック製のStanton H4SV2を使っていると書いたが、今日、Stanton H4SV2は金属製であることが判明した。すんません。かっこわる。

何でこんなに重いんだろとか、さわった時の温度感とか、金属製?という疑問が日々に深くなっていたのだが、今日、ペンチでこすってしまった所がメタリックに輝いていた。うっと思いつつ、テスターを当てると思いっきり電流が流れた。

言い訳すると、本当に見た目がチープなプラスチックだし、これまで感じてきた金属製特有のキンキンする音をほとんど感じない。裏にリベットの様な突起がいくつかあって、キンキンを抑えているのではないかと思われます。キンキンしない金属製のシェルが980円で買えるなんて、超お勧め!!!

Afplayはターミナルから手入力した方が音が良い

2010-05-31 16:43:02 | オーディオ
色々やって分かったことは、iTunesからAfplayDropletに曲を送って再生した音は。ターミナルから手入力でAfplayを再生した音にかなわないと言うこと。iTunesを立ち上げることが悪いのかなと思い、Finderから曲を選択するようなAutomatorアプリを作ったが、それも音が悪かった。同じAfplayを呼び出すのでもターミナルからでないと音が良くないと言うこと。理由はよく分からない。

追記: Muse Lab toolも同様にTerminalからの音にかなわなかった。

いろいろやっかいなことがあって、まず、AfplayDropletで一度再生すると、ターミナルからの音も悪くなってしまう。再起動すると元に戻る。

さらに、ターミネーターに手入力でたくさんの曲を入れていくと、どんどん音が悪くなる。一度に入れられる命令の数も限られていて、全曲分のデータを入力できるようなアルバムは限られる。

したがって、アルバム全曲分のデータを一曲にまとめて、それをターミネーターで再生させるようにするのが良いのかもしれない。前、アップルスクリプトで一曲にまとめるプログラムを作ったが、Snow Leopardでは動かないし、データを保存すると音が悪くなった。うーん。八方ふさがり。

Afplayの再生で分かったこと -AfplayDropletの手動停止

2010-05-29 16:32:10 | オーディオ
AfplayDroplet, Muse_Lab_ToolsのSTOP, iTunesで選択した曲をAfplayDropletに送るAutomatorのプログラムを組み合わて使っている。Snow Leopardで使う限り音はかなり良い(Leopardではさほどではない気がする)。とても便利で音の良いシステムを作ってくれた方々に本当に感謝したい。

ただ、ターミナルから手入力した方が音が良かった。これは何度も確認したので正しいと思う。AfplayDropletを使った時の音は、解像度が下がり音がふっくらするしてごまかされた印象。気がついたことは、音楽が始まった後、AfplayDropletを終了すると、その問題点は気にならなくなる。AfplayDropletを終了しても連続再生は問題なく行われた。なのでshellに命令を出した後、AfplayDropletを終了するようにプログラムを修正したら良いと思う。私はその辺の文法がよく分からないので、知っている人がいたら教えてい下さい。

Afplay用のセッティング

2010-05-28 15:26:13 | オーディオ
iTunesで曲選択し、Afplayで連続再生できました。検索してみたら2ちゃんねるにすごく良い情報がたくさんあった。ありがたい。皆さん、凄い勢いで行ってますね。Afplayの再生にトライしてみたい人は、絶対読んでおくべき。

iTunesと単体DACで相当ウマー×8
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/pav/1267014747/

私の場合210, 220, 232, 251番を書き込んで下さった人の情報が参考になりました。232番の書き込みは、以前40番さんが教えてくれたテクニックだと思う。私もこれをやってみたいと思っていたんだけど、すでにやっている人がいた。

(1)オリジナルAfplayDroplet、(2)オリジナルに-q 1を追加, (3) (2)に+cat "$f" > /dev/nullを追加で、全部音が違う。(3)はヘッドホンだときつい音だった(音楽にもよるが)。-q 1の正体は分からないが、好みで外しても良いかもしれない。試していないが、オリジナル+cat "$f" > /dev/nullが良いかもと思っている。Afplayが良いのだが、iTunes7.4も意外と頑張っている。普通の人は音の悪いiTunes9を使っているのだから、Afplayとの落差は相当だろう。

しかし、Terminalから手入力した方が、AfplayDropletより音が良いと感じた。AfplayDropletは音が重いというか、音がさばけていないという印象。難しいですね。しかし、重い音が好きという人もいるだろう。

久しぶりのデジタルオーディオ -非Airmac -afplay

2010-05-27 14:35:39 | オーディオ
毎日、アナログレコードを喜んで聞いている。デジタルオーディオもたまにいじっていて、最近とても良くなってきた。アナログとデジタルが競争しつつ良くなっている様な感じ。

デジタルオーディオの進展はいくつかあるのだが、まず、重要なのが、これまで使ってきたAirmac expressの光出力をやめ、Macbookの光出力の直出しに変えたこと。前、このブログを読んだ人からMacbookの光出力からの音はどうですかと聞かれた。その時は、実際に自分で比較してみてAirmac expressの方が良いと感じて、そのように返事をした。その後、少し引っかかるところがあって、再び聞き直したら、Macbookの光出力の方が全然良いことに気づいた。今は、Macbook光出力->ベルキンの光デジタルケーブル->Kenwood R-K1000->Rec out-> Sonyの安いピンケーブル-> ラステーム RSDA 302P -> Yoshii9と前よりずっとシンプルなシステムになった。かつてプロケーブルにAirmacを紹介して、ブームのきっかけを作った私だが、ついに別れの時が来た。さらばじゃ。また、どこかで再び出会うこともあるのかもしれない。

ソフト面の進展としては、afplayの音が良いことを知った。たまたま、ネットを見ていた時(すいません、どのページか忘れてしまった)、Terminalからコマンドで音楽を再生できることを知った。LeopardかSnow Leopardでterminalからafplayと言うコマンドを使うと、音楽が再生できる。この音が凄く良い。今まで良いと思って使ってきたiTunes 7.4やFront Rowより断然良い。だいぶ前からこんな機能があったんですね。この件についてはまた書くと思うが、簡単に使い方を書いておきます。一曲しかいけないのが難点。私はMacbookに光出力から聞いている。

以下は、Snow leopardでの方法(Leopardに-qコマンドはない)。Terminalを起動、"afplay -q 1 "と入力して("の間だけ)、後ろにファイルの場所を指定してreturnを押す。ファイルの場所を指定する時は、finderからファイルをドラッグしると簡単。"-q 1"は再生のクオリティを意味していて、"-q 1"はハイクオリティー、"-q 0"はロークオリティー。これを入力しないで、"afplay ファイル名"でも再生できるが、ディフォルトのロークオリティーになってしまう。その音の差はかなりある。

久しぶりのステレオレコード

2010-04-12 10:59:51 | オーディオ
一ヶ月ぐらいモノ盤を聞き続けている。たまにはステレオも聴いてみようと思い、かけてみたが、音が貧弱。ステレオ盤をバリレラでかけてやろうかと思うが、思いとどまる。

オーディオを趣味としてやってきて、この経験に巡り会えたことは幸せだ。モノ盤の真の実力を知らないなんて悲しすぎる。昔、Art PepperのMeets the rhythm sectionのモノオリジナル(三色カバー)を手に入れたが、音が悪くがっかりした。モノ盤で同じような経験を何度もして、ステレオ盤ばかり集めるようになった。当時、自分の見える範囲だけで、分かった気になっていた。今、分かっていると思っていることでも、理解が足りないかもしれないと思うことにしよう。

GE社のモノカートリッジ

2010-04-04 15:48:50 | オーディオ


もったいつけた形になってしまったが、私はGE社のVariable Reluctanceという発電機構を持ったモノカートリッジを使い始めた(バリレラと呼ぶことになっているらしい)。このホームページを見たのがきっかけだった。モノカートリッジとの出会いは、今までのオーディオ人生で一番の衝撃だったかもしれない。毎日、発見と感動があって、どんどん深みにはまっていきそう。

写真は現在手持ちのバリレラカートリッジ、左からVRシングルプレイの初期型(1948年製、型押でGEマーク)、VRシングルプレイ、VR2、VR2の赤色タイプ、VRトリプルプレイとなっている。後の時代に発売されたVR2の方がワイドレンジと思っていたが、VR1シングルプレイの初期型の方がワイドレンジで驚いた(通常タイプのVRシングルプレイはまだ厳密に聞いていない)。VRはかなりワイドレンジで、音が降ってくるような表現が出来るぐらい高域が延びている(PCオーディオ以上?)。モノレコードでそんな音が聞けるとは、予想もしていなかった。VR2は中音にエネルギーが集まっており、エネルギー感はVR2の方が上なので、ナローレンジの50年代のレコードを再生する時に良い場合がある。しかし、情報量が少なくオーケストラなどでもっと表現力がほしいと思うことがある。メインカートリッジはVR1シングルプレイで良いかなと感じている。VRトリプルプレイは未聴。

左右どちらのピンがアースなのか、よく分からない。VRシングルプレイの初期型に関しては、音の好みで決めた(カートリッジは半田付けしているので、スピーカー端子を入れ替えて比較した)。写真のように、左の端子をアースする形に落ち着いた。ピンを入れ替えると逆相の関係になるので、不正解な方は、さぞ酷い音がしそうだが、意外にどちらでも悪くないと思えてしまった。ワイドレンジで音の広がりが感じられる方を取った(注 現在、強い音に感じる方、写真と逆のピン設定で使っている)。VR2に関してはカートリッジのアースプレートが写真の右に来ていたので、右をアースにつなげた。結果的に、VRとVR2のアース接続が逆になっている。本当の事を知っている人がいたら教えて下さい。VR1のマニュアルにもどちらがアースか書かれていなかった。