□■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「S&Pがロシア国債を『投機的』に格下げ」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象、宇宙までをも貫く復元力の原則です。
─つまり「上げ」は「下げ」を前提にしているのです。
作用があって反作用が生じます。
─大切なことはだからこそ「下げ」の意味を知ることなのです。
ところが多くの人々は「下げ」を悲嘆します。
─むしろ逆なのです。
「中庸」を旨とする立場からすれば次なる「上げ」の準備なのです。
─したがって見るべきはその意味でのイレギュラーさです。
イレギュラーな「下げ」から「上げ」は生じます。
米系格付け会社「S&P」がロシア国債の判断を変えました。
「投機的だ」というのです。
これによってロシアは資金調達が難しくなるように見えます。
普通の国であればそうです。
しかし「軍人リーダーが率いる国」は違います。
兵糧攻めに対する備えをきっちりとしています。
外部からの資金調達がなくとも状況が変わるまで耐えられるのです。
そこが1998年の「ロシア・デフォルト」とは違う点です。
歴史は二度繰り返す。
1度目は悲劇として・・・・しかし2度目は喜劇として、です。
復元力の原則を用いた密やかなゲーム。
しっかりと真実と近未来を読み解いて行きましょう。
(メールマガジン 2015年1月27日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
気になる内容は… 「逆オイルショックを考える ~これから何が起きるのか?~」
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/d08825a37afaa90c229ab065821b11d2
原田武夫Whiteboard Seminar vol.11 < 8:11~ >
http://youtu.be/Rx7TNkO_R0o?t=8m11s
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