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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

朝鮮中央テレビが張成沢氏の連行される光景を放映

2014-02-21 | 北朝鮮

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「朝鮮中央テレビが張成沢氏の連行される光景を放映」です。


⇒その理由は……:

 ─米欧を中心とした世界は全部で5階層に分かれています。
  上2つの社会階層が「統治階層」、残り3つが「被統治階層」です。

 ─大切なことは両者の間では決定的な違いがあるという点。
  前者の発想や動きは、後者のそれとは全く違うのです。

 ─公然と存在を消すということもその一つです。
  誰もが納得するような理由で姿を消します。

 ─しかしそのことは実のところ、本当に消えたことは意味していない
  のです。
  むしろより重要な任務を負うための準備活動でもあり得ます。

 ─これまで何度となく「消えた」ことのある人についてはそう考える
  べきです。
  「統治階層」ならではのカムフラージュというわけです。

北朝鮮において「統治階層」の一人である張成沢氏が更迭されたと
喧伝されています。それを受け、「権力の独裁化が始まる」と
言われています。

しかしこうした論調は全くもって北朝鮮の本質を突いていないのです。
北朝鮮は公定イデオロギーであるいわゆる「主体思想」を主張して
います。

そしてこの「主体思想」は共産主義、実存主義と共に、儒教の色彩が極めて
強いものなのです。その点を忘れてはなりません。

儒教とは、年長者を敬い、家族を大切にせよという教えです。
そのことと「現実」として伝えられていることのギャップを考えるべきです。

「統治階層」は「被統治階層」に知られたくない事実を隠ぺいします。
真正面から隠すのではなく、ストーリーを描き、信じさせるのです。

その結果、前者にとって望ましい現実が創られることになる。
今、そのことを考えるべき時が来ています。

 

(メールマガジン 2013年12月10日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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