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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

ドイツの長期金利が我が国以下のレヴェルにまで低下する異例な展開

2014-11-28 | パックス・ジャポニカ

 □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ドイツの長期金利が我が国以下のレヴェルにまで低下する異例な展開」です。


⇒その理由は……:

 ─「Japanification」という言葉があります。
  「日本化」とでもいうべき言葉であり、マーケットで使われています。

 ─「日本のようになってしまう」というネガティヴな言葉です。
  「あんな風になりたくない」というニュアンスがこめられています。

 ─私たち日本人はそう見られているのです。
  「ほぼ死に体の日本経済」を揶揄する表現でもあります。
 
 ─そのベンチマークとされてきたのが長期金利の低さなのです。
  何も買うものがないから「国債」にマネーが殺到すると考えられています。

ドイツの長期金利が大幅に低下しています。
ついには日本のそれを割り込む展開を見せています。

そんな中、「ドイツ、そして欧州が日本化するのでは」と叫ばれています。
無論、大きな危惧が抱かれているのです。

それでは我が国は本当にそこまで揶揄されるべき存在なのでしょうか。
そもそも我が国がこの様な状態になったことについて理由は無いのでしょうか。

そこに明確な「意図」は無かったのでしょうか。
それともあるとすれば誰が明確な「意図」を持っていたのでしょうか。

・・・そのこと、が明らかになるプロセス。
それが今起きていることの全てなのです。

繰り返し言います。
問題は「意図」の有無です。

その一点だけに絞り込んで他国と我が国を区別する。
そうすることによってだけ、はっきりと未来図が見えてきます。

 

(メールマガジン 2014年11月25日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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