ある民家のこと 2015年05月20日 17時33分37秒 | 日暮らし通信 日暮らし通信日暮 らし通信■□ 撮影場所 □■空堀川沿いの民家にて● 写真の上でクリックしてご覧ください ●クレマチスクレマチスほぼ毎日散歩しながら、いろいろな民家の庭先で咲く花を見ながら楽しんでいる 民家にはそれぞれの個性があって、そこの住人の性格を反映しているようで、それを想像するだけでもまた楽しくなる だが殆どの民家の樹木は剪定がされていないので、伸び放題、暴れ放題で樹形などはお構いなしの状態の家が多い かつては教わらなくても親が庭の樹木を刈り込むのを見ながら自然と憶えて、植木鋏も使えるようになったが、今の若者は植木離れで庭の樹木には関心を持てないのだろう だからかつてはどの民家でも小奇麗な感じのする庭が見られたものだった 樹木はある時期剪定を止めると、自由自在に延びて勝手に変形してしまう それが五年も続いたらもうジャングルのようになってしまい、現に空堀川沿いでも公道にはみ出して歩行を妨げるようになっている民家が何軒もある しかしそんな中で一軒だけいつも庭が整理されている民家がある 庭の樹木も草花もよく手入れされて、見る者に清々しさを感じさせるような雰囲気の家であるが、庭の管理者はご主人ではなく、どうも奥さんらしい 我が家の二階からも少し見ることができるのだが、時には高めの脚立の上で植木鋏を器用に使って刈り込んでいる姿なども見えるが、実によく動く働き者の奥さんのようだ この家では今は門前の小さな植え込みでノースポールが満開だが、南側のフェンスではクレマチスが咲いている いつも散歩でこのように手入れの行き届いた庭を見るのが楽しみである