既に立春は過ぎたのに、陽気はまた冬に戻ったように寒くなってしまった。この投稿文を作る前の14時過ぎ表に出たら、小雨、外気温は6度、冬並みの冷気に身震いした。
でも春はもうそこで待機しているだろうが、先日、午前8時半過ぎ、妻がDSへ行く車を見送ってから独りで家を出た。
散歩途中、ある民家の庭先で 「沈丁花 (ジンチョウゲ)」 を見つけた。まだ蕾だが、咲く日も近い活き活きとした姿だった。
そうか、もう沈丁花が咲く季節か? と、独りで頷いた。
咲けばあの独特な匂いで人を誘うのだが、まだ蕾だからその匂いを一生懸命凝縮して開花に備えていることだろう。
「沈丁花」 という名前は、香木の沈香 (じんこう) のような良い匂いがあり、丁子 (ちょうじ、クローブ) のような花をつける木、という意味でつけられたそうだが、2月23日の誕生花でもある。
花言葉は 「栄光」 「不死」 「不滅」 「歓楽」 「永遠」 とか。街中にこの花の匂いが溢れるともう春の気配も本物になる。
歩きながら落葉して身軽になっていた雑木の枝々 (えだえだ) に小さな新芽が無数に芽吹いているのを見た。もう春に備えての準備は怠りがないようだ。
だが週間天気予報を見ると、まだ一桁の気温の日もある。 「春よ来い」 と、暖かい日差しが欲しくなりました。
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