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● 私のひとり言 ●
9時過ぎ、独りで空堀川沿いを散歩していると、見知らぬご老人から 「あそこに実がたくさん成った木があるよ」 と私に言ったが、私がカメラを持っているのを見てそのような言葉をかけたのであろう
その人が指差す方向を見ると河川敷に居座った大きな桑の木 (写真上) があった
実は私はその木の存在を知っていたのだが、せっかくのご好意にお礼の言葉を返した
この河川敷には何故か何本かの桑の木が大きく繁っている
河川敷内は年に一度は雑草などを刈り取っているが、この桑の木だけはいつも現状維持を続けているから、木も大きくなってしまった
そのご老人の言う通り、その桑の木にはたくさんの実がなっていた (写真下) が、桑の木は雄雌があるので、実の無い木もある
戦後の甘い食べ物に飢えていた子共の頃は、桑の実は熟すと赤黒くなり、甘くて美味しいのでよく食べたものだった
この辺りではこの実を 「ドドメ」 と呼んで子供たちにとっては貴重な果物だった
散歩しながらこの実が熟したら一度食べて見ようかと考えているのだが、河川敷内だからその実を収穫する方法をまだ決めかねている