黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

体力は回復

2016-04-29 | 日記

階段を上がって行くと電車が入ってくる様子、 急ぎ足でホームに駆け上がるとちょうど電車が止まってドアが開き順調に乗り込む事が出来る。 以前、 こんな時にホームに駆け上がると足がばてゝもつれてしまい転倒してもおかしくない状態に、 無理するとつんのめって締りかけのドアに頭を挟まれる危険があるのでやり過ごすというのを何度か経験したした事がある。 痛かった腰痛が嘘のように無くなり何故か以前より軽快に動ごける感じである。
昨日は久し振りの新宿、 カラオケに行く前に下地を作ろう歩いてるとやたら客引きが声をかけてくる。 知らん振りをして先を行くと白木屋の看板が見える、 少し前に地元の白木屋に入り損ねたので足を向けるとこの店の客引きが近寄って新しく開店したばかりだという。 なるほど店内は新装らしく清潔、生ビールはちょいと冷え過ぎみたいなので真夏になったら入ってみたいと思わせる。 トイレが解らず受付を通り越すと店員が出て来て いらっしゃいませと挨拶される、 どうやらセンサーを横切ったみたいで調子が狂う。 帰りに受付に近づくと店員が出て来て有難うございますで清算を済ます、 この時はうまく行ったみたいだ。

         

       映画「風と共に去りぬ」から描きました

カラオケ店のエレベーターを降り部屋に向かってると同年輩の方と出会う、 新宿は若い人が多いので同年輩をみかけるとなんともホッとするものである。 ここではハイボールと唐揚げを注文、久し振りにマイクを持ち調子っぱずれの歌をデカい声で歌いストレス解消。 
帰りは飲んでいて少しかったるいけど階段を登ってるとホームに電車が止まってるのが見え 急いで駆け上り人を掻き分け締りかけのドアに飛び込む事が出来た。 体力は回復して今まで以上の様である、 トイレが近かったり物忘れが多かったりはするけど まあー良しとするか。


人間50年

2016-04-26 | 日記

週一のラジオ番組を録音して聞いていて 今月に入って全く聞いてないので久し振りに録音済みのファイルを開いて聞いてみた。 テーマ曲の後に今期はドンキホーテを採り上げるとの紹介。
まずは人物像で やせて頬のこけたラマンチャ地方に住む郷士で そろそろ50才になると紹介。 映画、や絵では老人の風体で50才とは若いのでは、と思ったらその当時の欧州は50才になると立派な老人と解説があり 日本でも人間50年という信長のフレーズがある。 検索してみたら中世から近世にかけての平均寿命は30才位で35~40才になれば老人だと出て来た。 日本でも同じ様なもので人間50年を生きた人は僅かだったはず。

       

       挿絵からスのスケッチです

歳をとると滲みが増えるが 癌もシミみたいなもので年寄りになると発生しやすくなる、少し前まで人間50年と言われていて癌になる前に死んでしまったので癌になる人は少なかった、というの記事を見た事がある。
現代は衛生状態が良くなり疫病は殆どなくなり 治療技術が進んで寿命は急速に延びて日本の寿命がNO1 となって自分も昔ならとっくにあの世に行っていい年だけどまだ平均まで少しは残ってる。
寿命が延びるのは良いけど癌ばかりかでなくて毛が抜けるし 関節痛が出て来るし ボケも心配である、余分に生きてきた副作用で甘んじて受け止めるが何かいい方法がないものか。
調べてみたら老化に関する遺伝子が見つかっり これを取り除くと6割寿命が伸びると出てきた、いずれは実現すると思われるが年金だとか定年とか問題が出て来る、余計な心配だけどね。 


身がバラバラ

2016-04-24 | 日記

駅近に居酒屋チエーン店が入る雑居ビルがある、 この辺は居酒屋は豊富にありわざわざエレベーターに乗ることも無いので入った事がないけど 看板が気になってたので入ってみる事にする。 
友人が和民は薄暗いの嫌だというし 何処かで入った白木屋は雰囲気料理が良かったので入ろうと言うと 最上階の千年の宴の感じが良かったので入りたいと言う。 自分は 入った事が無い居酒屋でもあるし入る事にしエレベーターに乗る。 夫婦連れらしき同乗者がいて途中で降りたのはカラオケ店  仲のいい事である、 最上階で降りると千年の宴の前にでる。
入り口を見ると下足箱があり靴を脱ぐのが面倒くさいが 掘りごたつタイプのテーブルの座り心地は落ち着くので気に入ったが ソファーに破れてる箇所がある、 安いくて流行らない店には良くある風景である。

      

      「松本清張」パソコンから描きました

お絞りを持ってきたのは茶髪の若い女の子、 ゴツくて柄が悪そうだが意外と愛想が良いので可愛く見える、やはり女は愛嬌、先ずはビールを注文してお通しは付くというのでツマミはビールが到着してから決めることにする。
出てきたお通しはよくある3連の小皿に極少量入っていてるもの、 結構いけてるが極少量なので直ぐに無くなってしまった、 こういうのは日本酒向けと思われる。
串焼き タコの唐揚げなどが到着して最後にやってきたのが鯛カマのアラ煮、 普通は醤油味だがここのは塩味なので鯛の頭が生々しく見え、ひっくり返すと身は豊富にある。  しかし生煮えらしくて赤い血の筋が数本伸びている、店員を呼び持っていかせると店長がやってきて頭を下げ 代わりの物がないのでこのまま煮直しても良いかと聞いてきたので承諾する。 少し経って持ってきたのを見ると身がバラバラになっていて最初の面影は何処かに行ってしまってる、 良く煮るためにこんな状態にしてしまったらいい。 今度は充分に煮えてるけど身が外れていてサッパリの塩味でカマを食べてる気がしない やはりアラ煮はガード下が良いと思われる。


支払いを忘れる

2016-04-22 | 日記

図書館で借りるのは相変わらず読み易い随筆集と画集、 出口を出て直ぐにピピピーっと音が鳴る。 何だと思ったら係員の女性と警備員が飛び出してきた、 どうやら自動貸出機にカードを通さずにきてしまった様で怒られると思ったら  良くあるんですよネー  と言ってニタニタ笑っていてなんだかバカにされてるみたいである。 戻って貸出機で処理をして退出する際には有難うございましたとまた笑顔で言われ 余計バカにされたみたいで不愉快であるがコチラが間違いを起こしてしまってるのでしょうがない事である。
少し前には床屋で上着を羽織らせてもらった後 支払いを忘れて退出しようとして呼び止められ恥を掻いた事がある。 逆に金を払ってお釣りをもらのを忘れて仕舞うことは何度もあり はなはだしいのは金を払って品物を忘れて笑われてしまった事もある。 
今の所は忘れた事は直ぐに思い出せるけど 忘れっぱなしになるとどうしようもなくなる。 かといって改善方法もないので困ってるところである。

     

  モネ「カピュシーヌ大通り」画集からのスケッチしました

スーパーではレジがあるので支払いを忘れる事は無い。 しかしつり銭が無いようにと小銭入れから硬貨を出そうとすると 指の感覚が鈍っていて目当ての小銭がツマミずらい、 ゴソゴソやってると 店員が何をやってるんだとじれたそうな顔をする、なんとかつまみ出し これでと店員に言うと あと数円足りませんと言われて小銭入れの中を指差されてしまったりして、 時にはじれったがって指を小銭入れに差し込んでソレソレとあおったりする。 
たまにだけど こんな事があるので店員にはいつも冷ややかな目で見られいる感じで 支払いの際には何時も緊張してしまい ピタリと出来るたびにヤッタと喜んだりする。 店員にも笑顔で答えてもらいたいものである。


お迎えの演出

2016-04-20 | 日記

午後のテレビは再放送が多くてチャンネルを廻すと相棒 お宮さん、窓辺太郎 とかやってるけどキチンとみる事はなくて5分ぐらい見ると納得してチャンネルを廻してしまう。 特に科捜研の女では主役の沢口靖子が映ってないと早く出てくれとイライラして見ていて 画面に現れると安心してチャンネルを切り替えるものである。 最近の美人女優は知らないけど多分彼女の美人度はトップでその上爽やかな感じ。 何歳になるかと検索したら堤義明の愛人なんてな表示が出てきた。 こんな事を聞くといちいち引っ掛かるもので 噂で嫌な事を書き込む奴がいるものである。

      

    沢口靖子 パソコンから描きました

彼女が出演してるのでBS放送から映画「竹取物語」を録画しておいた。 20年前の映画で監督は市川昆、 お婆さん役の若尾文子は大女優でさらりと演じる姿には引き付けるものがあり 完全にかぐや姫の沢口靖子を食ってしまってる。 かぐや姫はただ綺麗でいればいい役だけど 落語のお姫様的な演出があれば面白いと思う。 沢口靖子についてはこのまま変わらないでいて欲しいものである。 爺さん役の三船は地のままの頑固ジイサンがお似合いであでる。
岸田京子とか最近亡くなった加藤武とか出ていて楽しましてくれる、 公家役のどこかで見たことがあると思ったらコント山口君と竹田君の竹田君、 面白いコントで楽しませてくれたが最近は見かけなくなってしまった。
ラストシーンのかぐや姫のお迎えはどんな演出で天に昇るのかと思ってたらスピルバーグ監督の「未知との遭遇」そっくりの宇宙船が降りてきてパクリの感じ、 興味深々で見てたのでガックリであった。