黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

昔話

2021-09-28 | 日記

図書館で本をめくっていたら。 昔の人だったら因幡の白兎とかヤマタノオロチの話は知っているものだ と出て来た。 とは言え昔の人と云うものは物忘れが多くなるもの、頭を絞って何とか思い出す事が出来た。 
昔の子供はテレビがないので絵本や雑誌などで何度も繰り返し見て来たもの。 少し前になるとアニメの日本昔話とかテレビで知った大人も多いと思われる。
近頃になるとテレビでも昔話は見かけなくなって子供達がスマホをいじってるのをよく見かける、ゲームに熱中してるみたいだけど昔話を見てるとは思えないんだけどね。

      

        映画「ヴォイツェク」からクラウスキンスキー

八岐大蛇と聞いて昔の映画「日本誕生」を思い出してDVDを見てみた。
この映画の呼び物は相撲の朝潮が手力命役で出演してる事と音羽信子が岩屋の前で踊るシーン。 昔見たはずだけどほとんど思い出せない。
映画をみてやはり楽しめたのは天岩戸シーンで 隠れてしまった天照大神を洞窟から出てもらうにはどうしたら良いか八百万の神が相談した結果 岩戸前でお祭りをやる事に決定。 うずめの命の音羽信子が踊りを始めると昔懐かしいエノケン、金五郎、のり平たちがはやし立てる表情がすごくにこやかなのが楽しい。
昔話によるとうずめの命が岩屋の前でストリップをすると云うので今か今かと踊る音羽信子をしっかりと見てたけど肌は全く出さなかった。令和の時代の撮影ならしっかりと全ストになっているのかも知れない。
八百万の神が相談したという事について日本は古来から民主主義であったという解説がある、たぶん多数決で決めたのかも知れない。
俺もあの世に行ったらお高天ヶ原の祭りに参加してうずめの命のストリップを見学しようと思ってるんだけどね。


最近にない明るい出来事

2021-09-21 | 日記

納豆のビニールに粒が付かないよう剥がすのには毎朝格闘してきたものだが ここに来てだいぶ改善されてきた。
端から剥がそうが真ん中を摘まんで剥がそうが慎重に行えば付着ゼロの日が数ヵ月続いている。
自分の腕が上がった事も有るけど 作り手の変化があったとしか思えない、
粒の粘着力が緩くなったことが考えられが 水っぽくなったとも考えられる。 しかしネバは長く伸びるし食べて見るとほとんど変化が見受けられないのだ。 毎朝の剥がす作業をするたびに喜んでいる 最近にない明るい出来事である。

        

         映画「七年目の浮気」からマリリン・モンロー

納豆ご飯の手順はというと。 粒がほぐれるまでかき回して 次にネギを投入して一回かき回す、 その次にに辛子を入れて一回掻き廻して掻き廻しを完了。 それからご飯に乗っけるという手順を長年続けて来てこの手順に疑問が湧いて来た。
ネギは豆腐にせよラーメンにせよ乗せるものだし混ぜるものではない。 辛子は刺身やオデンのように付着させるものだ。
そこで正規と思われる方法をとってやろうと何も入れないでかき回した納豆をご飯に乗っけて 次にネギを乗せて辛子を脇に乗せて見るとなかなか新鮮な光景。
それではと食べて見るとあまり違いは感じられない。 口の中に入れば混じってしまうので結果は同じという事みたいだ。 但し見た目というのも美味しいを感じる点では重要視する人も多いはず。 他の人たちはどんな方法をとってるのだろうか。
今回はあくまでも実験的なもので長年やって来たやり方は変えられないものである。 


開ける

2021-09-14 | 日記

食品を買うと全ての物が袋に入っていて日に何度も開ける作業が発生する。
開けるといえば昔は瓶詰とビールの栓だったけどプラスチックが出来た今は多岐に渡っている。

朝の納豆の発砲を空けるのは簡単だけどタレと辛子は小袋に入っていて失敗して指や衣服を汚すことしばしである。 
インスタント味噌汁の具の開封は上手く行くものだけど問題は味噌のパック、 下手をすると味噌が指に付着する。
次の出番はレトルト飯の蓋を空ける作業。 メーカーによって引っ張ても強固なものがあって根性で空けたりする。 氷アイスその他にも強固ながあって引き出しにはラジオペンチが入っているのだ。

      

          水元公園の銅像

煎餅の袋を開けるとご丁寧に1個ずつ袋に入っていて 指でビニールを千切ろうとするとビクともしない事がある、 ちょっとしたコツで空ける事が出来るのだが向きになってこねくり回して疲れてしまう。
佃煮のパックの蓋はシッカリ閉まっていて 戸惑ってると変形して益々空かなくなる。 スーパーによってプラスチックの硬度がまちまちで硬度の高い方が明けやすい、味より開けやすさで買う事があるのだ。
厄介なのはチーカマやソーセージ。 赤いテープを剥いでから頭から下に引っ張るのだが 直ぐに止まって切れないのだ、 しょうがないのでカッターで縦に切り込みを入れる事になる。 上手く行く事があるので一杯やりな赤いテープを剥いで不運にも切れない事が発生すると わざわざ台所まで行ってカッターを使う羽目になってガックリとなる。

キンピラごぼうのパックの蓋を開けようとアチコチ指で引っ掻いても開け口が解らなくて暫く観察しなくてはならないものもある。 他に言いたい事は山ほどあるので関係者は改善に頭を向けて貰いたいものだ。

ヤクルト、リポビタンⅮは慣れで何とか開けられてるが 指の握力が弱って来てすんなり行かない事があり その度に構えてしまう。 この作業を老化現象の計りとしてるところである。


PPK

2021-09-06 | 日記

KYとは空気が読めないとの略語で ダイゴとかいうタレントが流行らせたみたいだ、 こないだはテレビを見ていたらYKと言ったタレントがいて直されていた。 我々爺さん連中は使ったためしがない。
こないだ雑記を読んでたらPPKという略語が出て来た。 何だと思ったらピンピンコロリの略だそうで PPKで逝く人は心臓病が多いそうだ。 近頃になって年配者でも略語を知らなくてはいけない時代になってしまった。
死亡率で一番高い癌は余命何ヶ月とか予定が出るのであの世に行く準備が出来る、 最近になってこちらの方の希望者が増えてると載っていた。
PPKの方は介護が要らないし痛い時間が短時間で済むメリットが大きい。
どちらでも良いんだけど自分は癌持ちなのでコロリと逝けそうもないみたいだ。

            

        映画「シャイアン」からエドワードGロビンソン、リチャードウィドマーク

めっきり秋めいてきて虫の声が聞こえてくる。 もうこんな時期か、早いものだと散歩しながらつくづく感じてしまう。
年をとるに従って一日の時間が経つのが若い人の何倍にも早く感じる様になってしまうみたいだ。
夢も希望もしぼんでしまって新鮮味の無い毎日、何にもしないで一日中ボケーッと暮らして気が付くともう晩飯の時間。
その代わり電車が遅れるとか 待ち合わせの相手が遅れってくるという時は嫌に長く感じるものだ。
一番身に身に染みる時間帯は冷凍したご飯の解凍時間、チンの2分間。 俺の寿命が2分縮んでしまった とその度に感じてしまう毎日で、 つまらない事が気になる年頃になってしまった。