三要素

モテないオヤジの三要素として出腹、ハゲ、ももひき　が挙げられていて　この全てが当てはまって　モテないオヤジの見本となっしまい惨めな思いをしていた。 しかし最近になって明るい兆しが見えて来たのだ。
ももひきについては温暖化の影響で履かなくても震える寒さは無くなって　世話になった遠赤外線のラクダ風ももひきは箪笥の肥やしになって解決済み。
ハゲについて、　以前は大御所ユルブリンナー1人が頑張ってたけど　映画「ワイルドスピード」「ダイハード」ではヴィン・ディーゼル、ジェイソン・ステイサム、ブルース・ウィリス、など全てスキンヘッドが主役で心強い限りである。
出腹はモテないと思ってたところ　やさしそう、包容力、安心感があって母性本能をそそる　という記事を見た、　それに太目の方が長生きするとも出ていた。

以上　確たる下地が広がって今や努力次第でモテ男に変容する可能性大なのである。

                

　　　  　　映画「ダイハード」からブルース・ウィリス、マギー・Q

スーパーのレジの最前列で待ってると隣のレジが開いて 宜しければどーぞと云われるままに隣に移動。　後ろの人もついて来るかと思ったら　俺一人を入れてすぐにレジ休止のプレートを立てゝ閉じてしまった。
何故俺一人を入れたのか特別な好意でもあるのかとちらちら顔を見てると　笑顔を見せるのでもなく黙々とセンサーに読み取らせている、　料金を言うと直ぐに出て行ってしまった。　何故俺一人を入れたのか、それほどレジが混んでなかったせいもあるけど　何故なのか？　モテたと思うではないか。  いまだにモヤモヤしてるところである。

トラ技

途中駅から座った身だしなみのキチンとした年配の紳士、　カバンから取り出したのは雑誌トランジスタ技術、もじもじと恥ずかしそうに目をやっていた。
トランジスタ技術と言えば略称トラ技、　3本足のトランジスタを見る事は皆無になった今でも発行してるとは思ってもみなかった事。　
現役の頃　仕事柄つまみ読みをしたもので、　初歩的な事だとなめて読んでると急に難しくてついて行けなくなる。　小学生レベルから急に大学院になったみたいな文章にたびたび遭遇。　最初っから難しければ読まないのに　やさしく誘ってから蹴飛ばされた感じ、　知りたい事より文章に気をとられ恐々と読み始めた事を思い出した。
時代が進んで今はどんな記事が載ってるのか、　まるっきし解らない内容になってるに違いない。

　　　　　

　　　　　映画「ファイナルスコア」デイヴ・バウティスタ、ピアース・ブロスナン

真空管となるとソケットに差し込んでいて画像はブラウン管、　ガサバっていたテレビは薄くなるし電話・パソコンも平べったいスマホに変わった。　
新聞の文化欄に八㌅フロッピーディスクについて載っていて　出始めは80キロバイトだったそうだ。　今はテラバイトのSDカード・USBがスーパーに並んでいる。
その昔は磁気テープ、そのまた昔は穿孔テープとかパンチカードでキーパンチャーという女性がキーを叩いて8ビットの穴をあけてるのをるのをテレビで見た事がある。　子供の頃　郵便局のゴミ置き場で大量の紙テープを見かけたものだ。

台所のトースター。　外観も中身も100年も前と変わっていない好感の持てるやつである、　ここに来てヒーターが付かないの事があるのでそろそろ買い替えなくては。

久し振りの展覧会

国立博物館に鳥獣戯画展を見に行った。
額縁の絵を見るのと違って巻物、　ショーケースをのぞき込みながらの鑑賞の列は絶え間なく続いている。　1年ほど前の展覧会は2メートルの間隔をとって鑑賞したものだけど　今はそんなものは一切関係なく前の人と重なるような密の状態。　完全予約なので密は回避されると思うんだけど世の中だいぶゆるくなったので人を入れて元を取りたいみたいと感じた。
お目当ての動く歩道に乗ってみたら横一線の一列で割り込む人もなく自分には丁度良いスピードで見る事が出来た、　じっくりと鑑賞の人には不向きである。

先週　行き付けの開業医に行った際に　ワクチン接種の予約がとれないと医師に話すと、　　休診日に頼まれて区のワクチン接種に50人は打ってやろうと張りきって出向いた。　会場は閑散として拍子抜けで暇。　世の中コロナ慣れしてしまった、　お土産付きにでもしないと集まらないのでは　と冗談をいって笑っていた。　そういえば電車も人出も通常通りの込み具合だった。

　　　　　　

　　　　　　　　上野公園スケッチ

会場を出てアメ横の様子でも見に行こうと歩いてたらスタバあたりに差し掛かると　靴底が剥がれて足を揚げると垂れ下がってるのが見える、ヤバイと思ってそっと歩いてたらついに剝がれて地面に落下してしまった。　幸い足裏にもう一枚残ってたので素足は免れて　剝がれた靴底は汚いと思いながらカバンにしまい込んだ。
アメ横は諦めて上野駅構内のそば屋でエビ天盛りソバを注文。　カウンターなのに960円と高価なもの、ビールはやってないし　やはりホームの立ち食いソバにすれば良かったのにと反省。
家に帰って靴底に剝がれた踵をボンドで張り付けた。

マスクの恩恵

総合病院の入り口に着くと　先ずは手の消毒、次に体温測定でスマホみたいな画面に帽子を上げてオデコを突き出すと　画面が赤くなって37℃の表示、デカい音がして見張ってる係員の厳しい表情を感じた。　よく云われるのは37,5℃以下なのに　人目もあるし　と思いながら再度オデコを突き出したら36,9℃の表示、　　熱　咳、、とかのイラスト付きの紙を見せられこんな表情があるかと聞かれて　無しと答えて無事通過する事が出来た。　
この病院に行く時は運動がてら10分ほど歩いて行く事にしていて暑い時期は体が火照ったり太陽の熱でオデコが温まる、冬の時期は外気でオデコが冷やされて大体が35℃台が出て　低過ぎて測定不能の事が何度もあった。
これからの時期　到着したら入り口前のベンチで小休止後に測定に向かう事にした、　面倒臭い時代だ。

　　　　　　　　　

　　　　　映画「ラスベガス万歳」からエルビスプレスリー、アンマーグレット

マスクを着けて顔が隠れてるので　つい挨拶をするのを忘れて、　今すれ違がったのは近所の○○さんだったけ？　そういえばスタイル・歩き方から見ると確かに○○さんだ、てな反省をしたりする事がある。
これはマスクの悪い効果である反面　自分の様なバケツの底みたいな顔のぶ男には顔が隠れるので上を向いて堂々と歩けて助かるもの。　これは女性にとっても化粧の必要が無くなるので　いい女も特にカボチャみたいなぶ女にも恩恵を被ってるのではないかと推測される。
ワクチンが行き渡って元に戻ったらマスクのあの時代が良かったのに　という人が相当数いると予想されると云うものだ。

タコ刺し

おかずを買いに行くスーパーの魚売り場。
取っ掛かりは干物、焼き魚、昆布など並んでいる15ｍほどの陳列ケース、正面には20ｍ以上はある刺身関係、その後ろには風呂屋の湯舟ほどの陳列ケースがあって煮魚、マグロのブロック、アサリなどが置いてある。　今まで考えてもみなかったけど思うに大規模なものである。

明日の味噌汁にとアサリを籠に入れる とタコ刺しが食べたくなって刺身関係のケースの端から見てくと刺身盛り合わせ大、つぎに中、マグロの切り身、ブツなどが並んでいて　中盤を過ぎた頃ようやくタコ、イカ関係が現れた。　旨そうな切り身を狙ってると隣に色鮮やかなのが並んでいてたので思わず籠に入れてしまった。

　　　　　

     　　映画「大砂塵」からジョーンクロフォード、スターリングヘイドン

帰ってからパックを見たら酢ダコとの表示を見てガックリ、強い酢は苦手なのだ。
晩酌時に一切れを口に入れたら案の定　酢がガツンときて食べられたものではない。
このままではいけないので酢抜きをしようと一晩水に浸して翌朝見たら周りの鮮やかな紅色はそのままの状態、　味見をしたら酢はすっかり消えていて　噛んでみたら普通に食べられる、朝の味噌汁に投入した。
実食すると　味噌の味は浸み込んでなく無味であるが噛み心地は良好、しかし周囲に残った鮮やかな紅色が気になって仕方なく食べたという感じであった。

酢ダコを紅色に染めるのは間違わない様に色付けされてると思われる、この辺の所は以前から知ってたけど籠に入れてしまった。　イチョウの葉エキスを続けてるんだけど効果を疑ってしまうのだ。