松井英介先生より、新刊本をご恵送いただきました。
直前に、大阪がれき訴訟へのご意見書を頂戴し、とても感銘を受けたことをお伝えしたところ、そのご意見書が一部掲載された本書をお送り下さったのです。
国はセシウム以外の核種を無視していますが、松井先生は特にストロンチウムの出すベータ線の危険性について強く訴えておられます。さまざまな科学データに裏打ちされた内部被ばくによる被害の実相は、内部ひばくをあなどってはいけないことを実感させられます。
本書では、以前私の住む塙町にもお出で下さったドイツ放射線防護協会会長セバスチャン・プフルークバイル氏のメッセージや、美味しんぼへの抗議騒動などについても付記されています。
環境省は、大阪がれき訴訟と同じ構図で、もっとはるかに汚染濃度の高い福島の汚染物を仮設焼却炉で焼却処理しています。松井先生は鮫川村、塙町に2度ほどおいで下さり、風下に住む私達のことをとても心配して下さっています。本書でも触れられています。
ぜひお求め下さい。
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