全野党議員がハンストするぐらいじゃないと・・・

2006年04月28日 | Weblog
マスメディアは異常だ。
竹島沖海洋調査劇場。
耐震偽造劇場。
ホリエモン劇場。
テレ朝『サンデープロジェクト』の、言論は大丈夫か、特集の延期(?)。

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士さんの情報によると 共謀罪の今日の強行採決は見送られたようだ。
しかし、ここ数日のメディアは異常ではなかったか。これ程国民生活にとって重要な法案が強行採決されようとしているのに、殆どとりあげることをしなかった。私が普段購読している地元紙でも昨日、一昨日と共謀罪についてはベタ記事すら掲載されなかった。普段の論調からすれば、考えられない。テレビでも26日に『ニュースステーション』で10分程放送されたのと、昨日(27日)、『ニュース23』で放送しただけだ。NHKの夜9時のニュースでは放送すらしていない。
共謀罪について報道することに当局から何かしらの圧力がかかっているのなら、まだ同情できるが、何を報道すべきかのプライオリティの判断基準が狂っているのだろうか。
いまさら、ホリエモンが何㎏、拘置所で痩せようが報道する価値があるのか。
耐震偽造問題にしても、逮捕された8人だけが問題なのではなく、1998年の建築基準法改正が事の発端なのはメディアの人間も理解しているだろう。

  建築審議会の答申書を読んでみると、新しい性能基準は「国民の生命、
  健康、財産の保護のため<必要最低限>のものとする必要がある」と書
  かれているのだ。 ―『拒否できない日本』より

冗談ではなく、共謀罪についてメディアが紙面や時間をかけ、その問題点を詳しく国民に知らしめるには小沢一郎以下、全野党議員が国会前でハンストをするぐらいでないとダメかもしれない。