今回の京都散策その2は、相国寺承天閣美術館での「伊藤若冲展」鑑賞です。
相国寺では若冲生誕300年を記念して、これまでの常設展示のほか、伊藤若冲の最高傑作と言われる「動植綵絵30幅」が、このたびコロタイプ印刷により精密に復元され、今回展示されました。
「動植綵絵」は、「釈迦三尊像」の周囲を飾る荘厳画として描かれましたが、さまざまな動植物が濃密で華麗な描写で躍動しており、観るものを強く引き付け、まさに若冲の美の世界に誘ってくれます。
展示会は、相国寺境内の「相国寺承天閣美術館」にて、12月4日(日)まで。
< 京都市上京区 「相国寺承天閣美術館」での「伊藤若冲展」 / 2016.10.7 >
* 写真の説明
④は、動植綵絵の「群鶏図」、⑤は、「釈迦三尊像」(いずれも資料より)