突然の電話

２月２６日（月）


それは突然の電話でした。

　もしもし、Ｒ・Ｓです。

えっ！Ｒ子？
　はい。

どこにいるの？
　札幌です。

元気なの？
　はい、元気です。

すぐ解った。

Ｒ子だ。確かにＲ子の声だ。
・・・その後はお互い、言葉がにならなかった。


３５年振り位になるのだろうか・・・
いろいろな事情で音信不通になっていた。
彼女の実家にさえも連絡がなかった。

中学校からの親友でした。
のんびりとした性格の彼女は誰からも好かれていたけど、
なぜか私と気が合った。

大柄な彼女とちびの私、
凸凹コンビと言われていたっけ。

電話、出来るようになったんだね。
話し、出来るようになったんだね。

今までに何があったってかまわない。
そんな事は関係ない。

話しが出来るようになれば、
それで良い。

元気でいれば、
それで良い。


電話してくれてありがとう、ありがとう。
嬉しかったよ・・・


来月、
もしかしたら会う機会が出来るかも知れない。
還暦を迎え、お互い、年とったなあって言うかもね。

３５年の空白なんかなかった様に、
笑い転げて話に花が咲くだろう。

元気で会えますように