『令和の民俗学』汐留一郎

日本のグランドデザインを考える

紀州田辺

2020-01-24 13:51:32 | 近畿
日本で最初に銀行業務停止という不名誉な処分を受けた阪和銀行は和歌山市以外に中核都市のな新宮、串本、田辺ににも主だった支店があった。
以前他の現場で債権処理に登場したスキンヘッドにタコの絵が描いてある人がいたが、あの業界人はなんでピンクのワイシャツが好きなのだろう、どうでもいいけど。

その昔、紀伊半島をぐるっと周り新宮のビジネスホテルに宿泊したが「あれっ三重の文化圏?」と思う程の素朴なイメージだった。

和歌山市を除き僻地のイメージもあるが大阪には日帰り可能で関西空港は和歌山県民の就職先に都合がいい。
商売っ気はなく道路が整備される前は村と村は断崖と丘陵で分断されそれを繋ぐ狭く暗いトンネルは必須の生活道路で目を回した事がある。

喋れば多弁にて親切心旺盛、大阪人とは相入れない性格だが夏の観光シーズンは砂浜がパラソルで地面が見えないくらいお客さんを受け入れます。
奈良が通勤圏でどうしても難波人の顔色を伺うとは一線を引いている。



なにかと評判の悪い三階堂代議士も道路建設、ロケット発射基地、カジノ誘致と二階様々である。温暖な気候は飢饉があってもどん底には落ちずまあ豊かな土地なんだと思う。

東京からのアクセスは南紀白浜空港だがパンダだとか詳しい人が多いから、それなりに人気なんだと思う。

紀伊山地も北海道のような人跡未踏でなく中部山岳の垂直の世界でもなく紀州犬はイノシシと鹿がターゲットで猪に突進されると危ないが熊ほどではない。
海鮮山の幸とも美味で温暖で都に近く小洒落た紀州徳川は水戸や尾張の御三家とは一線を引きたいのだろうなと思う。


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