『令和の民俗学』汐留一郎

日本のグランドデザインを考える

テーブルウェア・フェスティバル2018『楽しい世界』

2018-02-08 18:00:00 | 東京
テーブルウェア・フェスティバル2018 

〜暮らしを彩る器展〜 東京ドーム


フェスティバルと名が付くだけあって暮らしを彩る器の祭り、博覧会になります。


食器愛好家の祭典、全国の産地でも開催されますがその規模と質の高さに圧倒されてしまう。
毎日使う「うつわ」には100円ショップの製品から美術館級の億ションまでありますが、全国の窯元が参集する国内最大規模の展示即売会で華やかそして賑やかの一言。
協賛も駐日英国大使館をはじめ、商社や食品メーカーがブースを構えております。

陶芸家は泥を求め縁ある土地に根を下ろし、東京一極集中のない珍しい業界なのですが、ある意味孤独な作業、しかし言い方を変えれば一国一城の城主でもあります。

土に向かいじっと窯の火を見つめる哲学者、作りたいものを作るのはやまやまですが、さすがに雑器、定番品も量産しない事には土が買えない、燃料代が出ない、そもそも生活ができないと厳しい世界になります。

日本の焼き物は世界一というのは巷間知れ渡る事ですがこれは事実です。

映画の入場券より高いい2100円の当日券、それだけ企画に自信があるからに他なりません。

2月4日の日曜日は34000人だか37000人の入場者だったようです。

【テーブルウェア】
ある時は生活必需品、ある時は工芸品もしくは美術品、またある時は投機の対象、戦国時代は政治の道具であった事もありました。

2018年2月8日


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