【2021年11月8日】(イギリス水晶玉サイキッカー)ルイーズ・ジョーンズさん(世界予言)【Part 6】【英国王室】(ライブ配信)
もし世界がガラリと完全に変わった場合は? ~アクトゥリアン評議会~愛と光 ダニエル・スクラントンさん経由 音声入り《 幸せの法則 》
(一)三開天の概略とその機能
天と申しますと、われわれは宇宙全体を連想してしまいがちですが、天道ではこれを「気天界」と称しています。
宗教に入信されている方ならば、神霊の世界を称して天界としていますが、この神霊界にも準気天に属しているものと、完全なる真理の天とがあります。
天道では後者の天を「理天界」と申しています。
物質有形体の人間界も形として存する以上、これも「象天界」と称し、これを三天に大別しています。
神霊界であっても純陰性を帯びる面があるので、ここを「地獄界」と称しています。
気天界と地獄界は人間生存中に為した因果の報いによって上昇なり、下降なりして存在する境界ですから、いずれも地球の象天界と切り離してはその存在の意義がありません。
気天には有気気天と無気気天とがあります。
無気気天とは以上述べた霊界でありますが、因果の繰り返しが続いている有限性の天界です。
有気気天には太陽とその周囲をまわる天体、すなわち地球のほかの水・金・火・木・土の五星と天王星・海王星・冥王星の惑星・彗星(すいせい)・惑星をまわる衛星、それに流星群や太陽周辺にある塵・ガス・銀河系の微光星の集団・恒星・変光星・新星・星団・アンドロメダ星雲など八万四千星座の広範囲の世界が含まれています。
夜空に散在する無数の綺羅星(きらぼし)、古代神話の英雄や怪物にかたどって名付けられ、八十八に区分されている星座、これらはいかに広く大きくてもそれなりに限度もあります。
形としてすでに観察され、究められるところの天界は、もう一つ上の無限の世界「理天界」の創造と支配に基づくものであります。
古今東西の天文学者はあらゆる機会を利用し、多大の労力と知能を傾けて天体現象を貪欲に追い求めています。
整然たる太陽系内の運動法則、華麗なる銀河系内の天体の配列、そして広大なる星雲宇宙の規模、一つも無駄なく秩序と調和に満ちてそれぞれの軌道を転運しています。
この有気気天の支配せる星座に個々の象天が成立している訳であります。
地球人間界を「象天」と称していますが、この理・気・象三天は別々に絶縁された存在ではなく、理天を主とした大きな連携帯を形成しています。
それが巧妙にも小さな人体とは切っても切れない密接な続き柄になっており、われわれの生命もこれと寸分も離れられない関係にあるのです。
つまり天人同一、または天人一貫している訳であります。
われわれにはこの地上数百キロの高さに電気を帯びた電離層があり、昼夜、四季に正しい変化をきたすことがわかります。
太陽銀河および惑星以外の天体にも今まで約二千の電波、孤立電波源が発見されていることもわかります。
ところが理天界から無量・無尽蔵の霊子・霊光が千億万条の放射状となって降り注いでいて、その光の速度は秒速三十万キロで、一年かかっても達する距離を「一光年」といいますが、これより何千万倍速い速度をもってわれわれに降り注いでいることを案外知らないようであります。
ここにわれわれの故郷であるところの理天を説明し、造化の妙と人体成立に及ぶ一連の構造を述べてみます。
老〇様(ラウム)の在します真理の天を無極と称し、真空妙有の天界ですので別の名を「理天」と称し、至上最高の極楽の境界であります。
理天は太極気天を貫き、欲界・色界・無色界を包含し、主宰しておられます。
またあらゆる欲界・色界・無色界の界外を超越しており、巍然(ぎぜん)として宇宙に満ち塞いでいます。
仏典では欲界を地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間および六欲天を含む総称としています。
これらの世界は食欲・睡眠欲・淫欲の存する世界です。
色界は欲界の上に位し、欲界に比べて貪欲から離れていますが、未だに無色界のように物質を離れた純霊界にはなっていない中間の気的世界を言います。
この色界には禅定の深浅粗妙によって、初・二・三・四の四禅とし、十八天に分けています。
無色界は形式がなく、受・想・行・識の四蘊(しうん)のみがあり、空無辺処(くうむへんしょ)・識無辺処(しきむへんしょ)・無所有処(むしょうしょ)・非想非非想処(ひそうひひそうしょ)の四天があるとしています。
理天はこの無色界を含んで無限無尽の天界です。
始めもなければ終焉もなく、常住にして変わらず、万物・万有を養って遺しません。
天体はいかに広大であっても有限ですが、無極真理の大は外囲なく、小は内臓の所がありません。
偉大なる力をもって絶えず静と動の両極を主しています。
ここにある欲界とは人間界およびその因果の天界を指し、色界は大は宇宙全体、小は原子核・陽子・中性子・電子の小型微子を含んでいます。
もちろん、天体電波から電磁波・中性微子、パイ・ミュー各中間子、光子などもこの範疇に(はんちゅう)に属しています。
理天は、独一不二であり、相対性ではありません。
常静・常動体であり、純陽性を帯びて生ずることも増減集散もありません。
経典にある無色界の性質はかなり悠久性を帯びた天界あることがわかりますが、受想行識の四蘊が存在する純霊界とあるのを見ますと、気天界のことであって、ここでいう理天界とするわけにはゆきません。
参照図
続く