銚子? また、酒の話題か?!
いえいえ、そうではありません。
西会津町の景勝地、『銚子の口』と呼ばれる渓谷のことです。
名前の由来は、お酒を入れるお銚子の形に似ているから。
幅広だった阿賀川(新潟では阿賀野川)の流れが、
急にこのあたりで10数mに狭まります。
一見、とても穏やかな流れなのですが・・・。
ほんのちょっと上流に行くと、流れの早い箇所が・・・。
山国会津と日本海を結ぶ水路として利用されていた頃、
『銚子の口』は舟が通るにはかなりの難所だったようで、
ここだけ舟の荷物はいったん陸の道を運ばれたそうです。
只見柳津県立自然公園の中でも特に有名な場所。
ということらしいのですが、全く知りませんでした!
もちろん、『銚子の口』のことは知っていましたが、
そういう名前の公園で、しかも有名な場所だとは・・・。
近年、鉄っちゃんに知られているというのは、
なんとなく噂で知っていましたが・・・。
端村側は公園として整えられ、駐車場も遊歩道もあります。
対岸の新郷地区の滝坂側ももっと整えるべき!と、
新郷側から声があがっていると聞きました。
対岸で工事をしているのは、もしかしてそのせいでしょうか?
(川の奥のマーカーの中が、けっこう大掛かりな工事現場。)
頭上を通る列車に、思わずシャッターを切りました。
(予期せぬ咄嗟のことだったので、ブレブレですが・・・)
ここは、“撮り鉄”よりも“乗り鉄”にとって絶景なのでしょうね。
列車と『銚子の口』を一緒に写真に収めることはできません。
列車の車窓から、『銚子の口』を眺めることができます。
あまりにも近場すぎて、特別な場所だと思っていませんでしたが、
紅葉の時期にも是非訪れて、写真を撮ってみたいです。
(2011年6月12日撮影)
写真を拝見しながら久しぶりに思い出しています。
今の夢は南会津のセミナーハウスに泊まり、大きなお風呂に入ったり、大小10皿ぐらいの夕食を食べたりする事です。
里心が目を覚ましました。
日本昔話のような丸い山は、小さい頃から見慣れていたので、
私はずっと外国の険しい山の風景に憧れていました。
日本の山村の風景もいいものだと思えてきたのはやっと近年になってからのこと。
晴れた日の山がきれいなのはもちろんですが、
雨の日や霧の深い日の山は、まるで水墨画のようで感動的ですよね。
チュニジアに比べるとフィジーは暮らしやすそうですが、
山という点では、日本が恋しくなるのも少しわかる気がします。
あとは温泉ですね。
それと、バリエーションに富んだ日本の食事は世界一だと思います。
そちらの食事は、ワンプレートなのでしょうか?