にせ悟空の麻雀道中記

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ネット社会

2007年10月14日 05時32分00秒 | エッセイ
先日の亀田VS内藤戦だが、今になっても様々なところで波紋を広げている。
セコンドに入っていた父や兄の反則指示や、実況が明らかな亀田寄りだったことetc.が話題になっている。

ここまで批判の勢いが大きくなったのには少なからずネットの力と言うのか、影響力があったように思われる。

現在ではネットが普及し、一般人同士が簡単に情報を交換することが出来る。
これはよく考えれば大きな情報の進歩であり、逆にマスコミといった今まで情報を送る側だった組織にとっては脅威になり得るだろう。


今までは情報は一方的な性質を持っていた。
TVや雑誌、新聞等といった媒体は情報を選別することによって、ある程度情報を操作することが可能であった。
その情報が正しかろうが間違っていようが、エンドユーザーである我々がそれに対しコメントをすることは不可能だったからだ。

しかし現在ではユーザー同士がリアルタイム、不特定多数で
情報交換、または情報に対するコメントを共有することが出来る。

分かりやすい例が少し前にあった韓流。
こともあろうにNHKが主導となり、あたかも韓国関連のドラマ等が流行っているかのような流れを作ろうとした。
しかし、ネット上の世論は操作することは出来ない。
全国の人間が「自分の周りには韓国ものを喜んでいる人間などいない」という情報を共有することによって、韓流が作られたものであることが簡単に国民の知るところとなる。


今回の亀田騒動もいわゆるネットの世論が先導して、大きな批判の流れになっているように思える。
現代のネット社会では、以前のように例えばTV局が都合のいい情報だけを流すといったことはもはや不可能なのである。

自分としては真の情報化とでも言うのかこの風潮を歓迎したいと考える。


そしてこのネット社会、麻雀にも少なからぬ影響を与えている。
一つの例を挙げれば、「プロの威厳」はネット普及前と後で大きく変わった。

これについては次回で詳しく書きたいと思う。