北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

アポイ岳 (60山目)

2021年10月14日 20時01分59秒 | 山登り 日高

 

 

登山日:2012/5/14

山名:アポイ岳
標高:810m 
場所:日高
コース:冬島旧道コース
標高差:740m

ガイド標準時間:登り2時間30分 下り1時間40分 計4時間10分
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:2:41
登山口着:6:10
出発:6:20
山頂:9:35
所要時間:3:15
駐車場着:13:08
登山時間:3:33


4度目のアポイ岳
今回の主目的は「ヒダカソウ」が見れるかどうかです

過去3回には無い「幌満お花畑コース」を帰途にするコースへ。

 

今までで一番早くこの山を訪問したことになる

平日だからか車が少なかった



登山道、最初はおなじみのエゾオオサクラソウ
「エゾ」がつくと茎に毛が生えているんだよね
登り初めのこの花のロードは実に見事で幸先が良い。

 

 

 

ムラサキヤシオツツジ

 

順調に5合目の小屋へつき一休み
ここから山頂も海も一気に開ける登山の中で最初の景色感動場面だ




そしてこの登りから植生が変わる
アポイタチツボスミレ、キジムシロ
アポイアズマギクもたくさん咲いていた。
 
アポイタチツボスミレ

 
 
アポイアズマギク

 

急登りの途中で太平洋へ振り返る

この日は実にいい天気だった。

 

目当ての花
サマニユキワリもいい感じで咲いている

秋までいろんな花が見れる山だが
やはり春だろうなぁ

 


馬の背から山頂を見る

ここには小規模だがお花畑があり
(斜面のほうが花が多いが立ち入り禁止)



海もさらに広く見え
なんと言っても日高山脈の南側が見えてくる
再度、テンションの上がる場所だ。


稜線上トンガリ山
吉田岳とピンネシリは3コブ


南日高の山々

 

馬の背からまた植生が変わる

目的の花のひとつ
ヒダカイワザクラ

 

 

そしてこれも目的のエゾキスミレ

たくさん咲いていたが
これは上部の岩棚に並んで咲いていた
ピンクも黄色もきれいでかわいいものだね。

 

 

 

この後は山頂へ

山頂は木々があり眺めは良くない
今日は時間がないのとお目当てのヒダカイワザクラとエゾキスミレをたっぷりと撮影できたので吉田岳への縦走はやめておく



さて最大の目的の花を求めて
幌満お花畑へ向けて下山する

木々の間からトンガリの楽古岳が。

 

 

幌満お花畑はう~~ん笑てな感じで
この小さなスペースを守らなければいけないほど
盗掘が後を絶たないのかね 困ったものだ。


関係者の苦労がこの小さなスペースにある
残念ながら目的のヒダカソウは発見出来ず。

馬の背側と同じ花が中心だが
これは今年の初見
アポイキンバイ

 

ちょっと残念なお花見だったが
別のいいのが撮影出来た

天然記念物のヒメチャマダラセセリ

 

今度は動物で

かわいいシマリス君がチョロチョロせず留まってくれました。

 

再び登山道に戻り
5合目の小屋から山頂を見上げるが付近に轟く水の音・・・



中央の谷間にわずかだが滝を発見。

肉眼では見える部分で5メートルくらいだが
まだ下に続いているようにも見える

間違いなく滝はあった
この沢は登山中に超える沢とは違い地図に載っている本流のほうだろう
しかしアポイ岳は登山道以外は保護地区のため立ち入り禁止

おそらくこの滝が直下で見れることは不可能だろう
コンデジではこれが限度 写真では中央下にわずかだが落ち水が見える。

 

 

今までで一番早い訪問となった
4度目のアポイ岳
なぜかいつも好天だった気がする。


お目当てのヒダカソウはついぞ見ることができなかった

札幌へ戻り園芸店など見て見ると栽培種だろう
ヒダカソウの小さな一株が880円~1200円で売られておりすでに花が咲いていた。


もっと気軽に購入など出来たら
盗掘などされないのだろうか・・・

もっと若いころから山に興味があればね
きっと群れて咲く花が見れただろうね

 

やっぱり平日でもアポイはアポイ



5月14日 訪問