Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

野鳥撮りの1年半 最終回

2023-03-11 | 野鳥
先回の続きです。⇒ 野鳥撮りの1年半 ② 2023-03-07


今回は私の鳥撮り1年半を振り返り、今まで撮ってきた野鳥の写真をまとめてみました。お見苦しい野鳥の写真ばかりですが、アドバイスなどをいただければ嬉しいです。

以下、過去に撮影した野鳥の写真を50音順に並べてみました。今回も、花のアルバム同様、野鳥の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、野鳥の名前を考えていただけるようにしました。



人間にとっていちばん身近な野鳥です。そのくせいちばん人間にいじめられてきたのがこの鳥です。人間への警戒心が強く人を見ると逃げます。

2022/1/21 柏の葉公園


ひなを巣立たせるまでの2週間に、親鳥は4千回以上も虫を捕らえて運びます。近年、数が減ったのは、子育てに欠かせない虫が減ったことも影響していると考えられます。

2022/1/21 柏の葉公園


<スズメ(雀) スズメ目スズメ科スズメ属 全長14.5cm> 2022/3/21柏の葉公園



全長89cm。全身は白色、くちばしは繁殖羽では黒色、非繁殖期は黄色をしています。脚も黒っぽい色をしています。

2021/10/26 手賀沼湖畔


日本には夏鳥として渡来し、本州~九州では繁殖しています。近年は本州以南で越冬するものも増えています。

2022/12/12 近所の田んぼ


大きな木のある林に集団で営巣します。河川、池沼、水田、干潟など水辺に生息し、魚類をはじめザリガニ、カエルなど水辺の小動物を食べています。

<ダイサギ(大鷺) ペリカン目サギ科 全長89cm>



跳ねては止まって胸張って"だるまさんが転んだ!"をしているように見えます。
全長24cm。10月ごろ、シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表です。

2022/2/28 あけぼの山農業公園


積雪のない地方の水田の刈跡、畑地、草地、河原など広々とした背の低い草地にすんでいます。

2022/3/21 柏の葉公園


冬鳥なので日本ではさえずりをしません。そこで冬には口をつぐんでいるので、この名前が付いたと言われています。

<ツグミ スズメ目ヒタキ科ツグミ属 全長24cm>



全長21cm。体形は横長で、尾が長いセキレイの仲間。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色。白い顔に目を通る細い黒線があります。「チチン チチン」と鳴きながら、波形に飛ぶのが特徴です。

2022/11/11 柏の葉公園


住宅地でも飛び回る姿をよく見かけ、警戒心が薄く人からも逃げない鳥とも言われています。公園では人に餌をねだる姿も見られます。

2022/2/15 柏の葉公園


その一方で縄張り意識は強く、夏はつがいで、冬は単独で縄張りを持ちます。

<ハクセキレイ(白鶺鴒) スズメ目セキレイ科 全長21cm>



ボサボサ頭に茶色いほっぺ「ヒーヨヒーヨ」と名を名乗ります。
日本ではどこでも見られる一般的な野鳥ですが、世界的にみると分布は日本周辺に限られています。

2022/2/28 あけぼの山農業公園


全長27.5cm。全体が灰色に見える色彩の鳥です。花の蜜や果実が大好物です。今では虫や草の葉、芽も食べますが、花が咲くと蜜を吸いにやってきます。

2022/2/18 柏の葉公園


食欲旺盛で独占欲が強いため。他の鳥が花の蜜を吸っていたりすると、すっ飛んできて他の鳥を追い払ってしまいます。

2022/3/21 柏の葉公園


<ヒヨドリ(鵯、白頭鳥) スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属 全長27.5cm>



日本では冬鳥で、10月に入ると全国的に飛来が始まり、3月になると数が減少しはじめ、4月末までにほとんど見られなくなります。静かな海湾や淡水の湖沼に生息します。

2023/2/21 七次川調整池


名前の由来は背に星屑の模様があり、翼に白帯がでることから。雄は、赤味のある茶色の頭と黒い胸が特徴で、雌は全身褐色で目のまわりに白っぽい線があります。

2023/2/21 七次川調整池


<ホシハジロ(星羽白) カモ目カモ科ハジロ属 全長45cm>



カモと言えばこのカモで、オスは青首とも呼ばれるアヒルの祖先です。カモの仲間の代表種で冬鳥として湖沼に飛来します。

2022/3/14 大堀川


メスは地味な褐色系で、大きさが近いカルガモと似ています。秋冬のオスは緑や紫に輝く頭部が美しいが、夏の羽色はメスに似ます。声はアヒル同様のしわがれ声で「グェッグェッ」と鳴きます。

2023/2/8 柏の葉水辺公園


<マガモ(真鴨) カモ目カモ科 全長59cm>



平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。

2023/2/8 北柏ふるさと公園


私が鳥撮りを始めてからの1年半で、最も多く出会った鳥です。椋(ムク)の実を好むことから名が付いたと言われますが、実際は雑食で虫の幼虫なども食べます。

2021/1/29 自宅近く


<ムクドリ(椋鳥) スズメ目ムクドリ科 全長約24cm>




生け垣などのとがった小枝や、有刺鉄線のトゲなどに、バッタやカエルなどの獲物を串ざしにする変わった習性があることで知られています。

2022/2/9 手賀沼湖畔


雄の過眼線は黒色(雌は褐色)。長めの尾を回すように振ります。百舌とも書くように他の鳥の鳴き声がとっても上手です。

2023/2/8 北柏ふるさと公園


<モズ(百舌) スズメ目モズ科 全長20cm>


野鳥と言えばハト、スズメ、ツバメ、カラスくらいしか知らなかった私が、"70の手習い"で、2021年10月から野鳥の写真撮影にチャレンジした記録を、3回に渡ってご覧いただきありがとうございました。

冬鳥がいなくなるこれからの季節、私のような野鳥撮影の素人には野鳥の撮影が難しくなります。秋以降の冬鳥の飛来する時期まで、野鳥撮影の基本を勉強して、秋の野鳥撮影に備えたいと思います。