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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

豊田佐吉の発明と技術離れ

2015-11-24 15:28:47 | 日記

人力織機は150年前に豊田佐吉によって発明された。今般、湖西市出身でトヨタグループの礎を築いた豊田佐吉の生誕150年(2017年)記念事業として、同市は佐吉が1890年に発明した木製人力織機の復元に取り組み、完成間近を迎えている。

約100点の部品を市内の設計会社が図面化し、木工会社が製造して組み立てた。来年度にはもう1台分の部品を作り、小学生に組み立てさせる予定だ。市は12月12日、市アメニティプラザで開く「青少年の科学体験」で復元機を初披露する。「人の役に立つ機械を」とものづくりに生涯をささげた佐吉の情熱を市民に伝えるため、広く活用していく。

同グループ運営の豊田佐吉記念館(同市山口)に展示されている織機の部品を一つ一つ採寸し、復元を進めてきた。高さ1・8メートル、幅1・2メートル、奥行き2メートル。それまで織機は両手を使う必要があったが、片手で操作でき、より早く織れるよう発明した「豊田式木製人力織機」を再現する。これにより、子供たちの技術離れをくいとめることにつながるかも・・・。


頑張れ京都!!(地域団体商標)

2015-11-21 14:54:32 | 日記

鴨川納涼床(かもがわのうりょうゆか) 商標登録第5004069号
京都鴨川納涼床協同組合
(京都府京都市下京区木屋町通仏光寺上る天王町154番地)
京都鴨川岸に夏季に設けられる床における飲食物の提供
蕩々と流れる鴨川の流れと共に、今に継承される「鴨川納涼床」。
この美しい町衆文化は、人々の願いと努力によって育まれてきました。そのエリアは、上木屋町、先斗町、西石垣、下木屋町にまたがっています。鴨川納涼床が開かれる晩春から夏、そして初秋にかけては、四季の移ろいが最も鮮やかな季節です。川面をなでる涼風に身を任せ、そっと目を閉じて耳を澄ませば、鴨川を中心とした自然の聶きからも、ほんのりと季節を感じとることができるはずです。
権 利 者
指定商品又は指定役務
鴨川納涼床


頑張れ広島!!(地域団体商標)

2015-11-21 14:41:20 | 日記

大長レモン(おおちょうれもん) 商標登録第5467440号
広島ゆたか農業協同組合
(広島県呉市豊町大長5915番地8)
広島県呉市豊町大長地区に発祥し、広島県呉市豊町大長地区をはじめその周辺地域(豊町・呉市豊浜町・豊田郡大崎上島町)において生産されるレモン。大長レモンは、瀬戸内海の温暖な気候風土を生かし、安心・安全なレモンの生産・供給に努め、現在、国内産レモンの生産量日本一になっています。
国産レモン販売上、最も課題であった夏期の販売に対応するため、露地レモンの長期貯蔵技術を開発し年間供給体制を確立しました。
権 利 者
指定商品又は指定役務
大長レモン


抗がん剤判決

2015-11-19 10:42:52 | 日記

注目判決が最高裁であった。メディアによれば、同一成分で用量・用法が異なる抗がん剤について、特許期間の延長が認められるかが争われた訴訟で、最高裁第三小法廷(木内道祥裁判長)は17日の判決で、用量・用法などが違えば、延長が認められる場合があるとする初判断を示した。

医薬品の特許では、原則20年の保護期間を最大5年まで延長できる制度がある。特許庁は「発明を特定する中核部分が同じものは、延長を認めない」としてきた。今回の判断で特許期間の延長が認められやすくなる可能性がある。

 提訴したのは米国の「ジェネンテック」社。抗がん剤「アバスチン」の特許(20年間)を1992年に出願し認められた。同社は2007年、使用者の体重1キログラムあたり「5ミリグラム」と「10ミリグラム」の用量のものについて延長を申請し、認められた。だが09年に延長を申請した「7・5ミリグラム」の用量のものについては、特許庁は「認めない」とする審決を出していた。

第三小法廷は07年の延長と09年の申請内容を比較。用量が違い新たな治療法も可能になることなどから申請が必要だったとして、特許庁の審決を取り消した昨年5月の知財高裁判決を支持した。この判決から、「特許期間の延長」が更に伸びる場合があるということ・・・。


特許庁で地元カレーを販売

2015-11-17 14:20:10 | 日記

ちょっと面白い話、地域の活性化を目指す福島県田村市の飲食店や農家でつくる「田村市ご当地グルメプロジェクト」は、東京都千代田区の特許庁内の食堂で地元産野菜を使った「たむら八彩カレー」を販売している。八彩カレーは地元産食材を8種類以上(野菜は5種類以上を使い彩り良く仕上げるのが基本。初日はプロジェクトの会員と市PRキャラクター「カブトン」が食堂前で八彩カレーの魅力をアピールした。

販売は八彩カレーを全国にPRしようと初めて実施。同市に職員を派遣している特許庁が復興支援の一環として協力している。プロジェクトの箱崎哲司代表は「八彩カレーとともに田村市の野菜のおいしさを知ってほしい」と呼び掛けている。国が特定の自治体を応援するのはちょっと面白い。頑張れ田村市か?