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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

偽ブランドが判別できる!

2015-11-06 10:19:20 | 日記

マスコミによれば「NECはスマートフォンなどのカメラでバッグや電気製品を撮影すると、偽ブランドかどうかを判別できる技術を実用化」したそうだ。具体的には、事前に登録した製品の模様と流通している製品の模様をインターネットを通じて細かく照合する。

NECによれば、人の目では判別できない細かな模様の違いを識別する「物体指紋認証技術」を活用したとのこと。メーカーが偽造品の流通を見つけるのに使うことを想定しており、すでに米大手ベビー用品メーカー「エルゴベビー」ブランドの抱っこひもの偽造品対策への採用が決まっている。

スマホを使って偽物を判別できるため高価な専用装置が不要で、メーカーは低コストで偽物の流通を「監視」できるという。偽ブランド品の流通は歯止めがかからないのが現状。財務省によると、知的財産を侵害する製品の輸入差し止め件数は2014年、前年比14%増の約3万2000件に上り過去最多となった。国別では中国からが90%を超える。結局、この判別は中国対策?


頑張れ北海道!!(地域団体商標)

2015-11-06 09:40:42 | 日記

釧路ししゃも(くしろししゃも)
商標登録
第5570047号
釧路市漁業協同組合
(北海道釧路市浜町3番12号)
釧路港で水揚げされたししゃも,釧路港で水揚げされたししゃもの干物
連 絡 先:0154-22-5154
関連HP:
http://www.gyokyou.or.jp/03/
ししゃもは北海道の太平洋沿岸の水深120mより浅いところにしか分布していない日本固有の魚。
10月中旬~11月下旬になると特定の河川に群れを成して遡上し、河口から1~10km上流の砂れきの川底で産卵する。遡上する河川は胆振地方の鵡川、日高の沙流川、十勝川、釧路地方の茶路川、庶路川、阿寒川、新釧路川、別寒辺牛川などで、日高沿岸と、釧路・十勝沿岸に分布する群れとでは遺伝的に異なることが確かめられている。
「釧路ししゃも」は、釧路港で水揚げされたもので、水分・塩分・重量などの厳しい検査を受けた商品が釧路地域ブランド推進委員会推薦の「釧路ししゃも」となる。
「釧路ししゃも」には、以下の取扱基準を設け、基準を満たすものだけに右図のブランドマークを貼って販売を行っている。
・釧路沖合で漁獲され、釧路港に水揚げしたししゃも
・生ししゃもは漁獲後、4日以内に販売されるもの
・干しししゃもは水分75%以下、塩分2%以下、1尾あたりの干し上がり重量10g以上、キズものを除き、食品添加物を使用しないもの
・その他加工品はキズものを除くもの