マスコミによれば「NECはスマートフォンなどのカメラでバッグや電気製品を撮影すると、偽ブランドかどうかを判別できる技術を実用化」したそうだ。具体的には、事前に登録した製品の模様と流通している製品の模様をインターネットを通じて細かく照合する。
NECによれば、人の目では判別できない細かな模様の違いを識別する「物体指紋認証技術」を活用したとのこと。メーカーが偽造品の流通を見つけるのに使うことを想定しており、すでに米大手ベビー用品メーカー「エルゴベビー」ブランドの抱っこひもの偽造品対策への採用が決まっている。
スマホを使って偽物を判別できるため高価な専用装置が不要で、メーカーは低コストで偽物の流通を「監視」できるという。偽ブランド品の流通は歯止めがかからないのが現状。財務省によると、知的財産を侵害する製品の輸入差し止め件数は2014年、前年比14%増の約3万2000件に上り過去最多となった。国別では中国からが90%を超える。結局、この判別は中国対策?
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