旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

人生のそばから 信州・湧井「みゆきそば屋」

2012-11-03 | にいがた単身赴任始末記

 「みゆきそば屋」のそれは、自家の畑でとれた蕎麦を石臼挽いて手打ちにしたニ八割そば。
冷たい湧水で引きしまった艶々の蕎麦、やや甘めのつゆに浸けると繊細な香りが広がります。

 斑尾山南麓、旧豊田村(現中野市)は作詞家高野辰之の出身地。
まさに唱歌『ふるさと』の情景の中、涌井の集落に「みゆきそば屋」はあります。
昼夜の寒暖差で霧が発生しやすい高原地帯で採れる良質なそばを「霧下そば」と云います。
戸隠、黒姫、斑尾、妙高など信越国境のものが有名です。

中野市湧井へは国道18号古間から入るのが便利。黒姫高原、野尻湖が至近です。
この日は生憎の曇り空でしたが、野尻湖周辺の紅葉が見事でした。



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