旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

休日はローカル線で JR全線呑み潰しの旅に出ます

2013-08-13 | にいがた単身赴任始末記

 JTBパブリッシングの「全線乗りつぶし地図帳」なる本をを手にした。
具体的な目標感があるものには弱い。単なる "乗り鉄" をしてもしょうがないと考える。
地方の旨い酒肴を求めて "呑み鉄" ってのはどうだろう。
欲を言えば着地型旅行商品や観光行政の様子を見てこよう。
まずは上越在任中に北陸方面を潰すのが肝要だ。

で、直江津駅から北陸本線に乗車する。1番手は国鉄時代の旧型車両で高岡へと向かう。
北陸本線の乗り潰しは、盲腸線支線を寄り道しながら手間のかかる旅だ。

高岡から南北に延びる城端線と氷見線を乗ってから津幡へ、やはり国鉄時代の旧型車両だ。

津幡から七尾線・のと鉄道を乗り継いで穴水まで行ってきた。金沢へと向かうのも旧型車両。

福井に向かう4番手ランナーが初めての新型車両、金沢発21:30。
金曜日の車内はサラリーマンやOLで溢れ、まるで新宿から西へ延びる私鉄線のような混雑。
それでも我慢出来ずに500ml缶を開ける。視線が気になる。

さすがに駅弁は無茶。金沢駅で仕込んだ「利家御膳」は福井のビジネスホテルで広げる。

越美北線で九頭竜湖まで往復した後、米原へと北陸本線の仕上げにはいる。
福井から敦賀へと向かう5番手ランナーは、クロスシートもある快適な新型車両だ。

敦賀から近江塩津までの6番手ランナーは、姫路まで湖西線経由で駆け抜ける新快速だ。
で、わずか2駅を運んでもらって近江塩津でお見送りとなる。

何もない近江塩津駅で暑い中待つこと30分余、7番手のアンカーが入線してきた。
播州赤穂まで駆ける長距離ランナーで、賤ヶ岳・姉川・国友・長浜と歴史舞台をつなぐ。
JR線の呑み潰しは、結構タフなゲームになりそうだ。止めるのなら今のうちだなぁ。



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