思考の踏み込み

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運命論6

2014-01-08 11:40:35 | 
帆船というものはあらゆる角度からくる風をとらえ、たとえ追い風でなくても進みたい方向へ進む事ができる。

先に "運" はコントロールすることがある程度できるのではないか、といったが、それはこの帆船の操作ときわめて近いのではないだろうか。

つまり、船の進路がある。
その方向へ進むためにあらゆる条件をプラスに (進行方向へ) 変えてゆくのである。



風のみならず、海流を読み、気候を捉え岩礁に気を配り、補給とそのための港を計算し、様々なことをこなしてようやく進みたい方向へゆけるのである。
もちろんそれ以前の問題として、優秀な船とクルーが前提にある。

帆船による航海とは実に人間の人生に似ているではないか。

ー "運" はむしろ物理的なものではないか ー といったのはこうした観点でみた場合である。
即ちここでいう風であり海流である。

風や海流は視覚で捉えにくいが、明確に感じることができる。
それは科学的にも理解され証明されている。

"運" も同じようなものであるならば、あるいは大気の中を独自の気流でもって循環し続けているのではないだろうか ー ?



しかし、やはりどうも "運"というものはそんなに現象として単純なものではなさそうだ。

ここで "運命" あるいは "宿命" といった問題が出てくる。

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