地球上で青といえばまず海と空であろう。
我々生物が (どうやら) 海から派生してきた事を考えるとすると、青が鎮静へと向かわせる性質を持つ理由は光の波長による刺激などよりも、もっと生命としての "記憶" とかいった問題になるのかもしれない。
しかし海の青は、水が青い光の波長を吸収しにくく、他の色より反射し易いという理由によるものである。
そして空もまた空気中の粒子の分散の度合いが、青い波長を反射しやすいバランスになっているというだけで空そのものが青いわけではない。
要するに安定した固有色を持たず、条件次第でいくらでも変化してしまうのが我々が普段よく目にする "青" であり、物質において色素として安定して存在するモノとなると少ない色である。
そのためかどうか、人間の視覚自体が "青" に対しては他の色の様に "知覚" する事が難しく、"感覚" に留まるのだともいわれる。
ごく日常的な色でありながら、非現実的で抽象的な色、というのが "青" の実態であるが、それ故に人間の創造力を刺激し、自己の内面に向かわせる力も持っている。
( 実際青い色は交感神経を刺激し、血圧や脈拍を下げる効果が認められている。「静」の字を青を入れて作った漢字の製作者の洞察力はやはり尋常ではない。)
ー この様に青は色としては一種の勢力として認められるものの、消極的な位置にある。
それは穏やかにであるが、赤の方へと向かうという。
青から赤へ。
"赤" といえば、古代人が永遠に枯れない花として創造した "アマランス" ー 常世の花 が思いうかぶ…。
我々生物が (どうやら) 海から派生してきた事を考えるとすると、青が鎮静へと向かわせる性質を持つ理由は光の波長による刺激などよりも、もっと生命としての "記憶" とかいった問題になるのかもしれない。
しかし海の青は、水が青い光の波長を吸収しにくく、他の色より反射し易いという理由によるものである。
そして空もまた空気中の粒子の分散の度合いが、青い波長を反射しやすいバランスになっているというだけで空そのものが青いわけではない。
要するに安定した固有色を持たず、条件次第でいくらでも変化してしまうのが我々が普段よく目にする "青" であり、物質において色素として安定して存在するモノとなると少ない色である。
そのためかどうか、人間の視覚自体が "青" に対しては他の色の様に "知覚" する事が難しく、"感覚" に留まるのだともいわれる。
ごく日常的な色でありながら、非現実的で抽象的な色、というのが "青" の実態であるが、それ故に人間の創造力を刺激し、自己の内面に向かわせる力も持っている。
( 実際青い色は交感神経を刺激し、血圧や脈拍を下げる効果が認められている。「静」の字を青を入れて作った漢字の製作者の洞察力はやはり尋常ではない。)
ー この様に青は色としては一種の勢力として認められるものの、消極的な位置にある。
それは穏やかにであるが、赤の方へと向かうという。
青から赤へ。
"赤" といえば、古代人が永遠に枯れない花として創造した "アマランス" ー 常世の花 が思いうかぶ…。
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