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赤・青・黄チャート、その高校ではオーバースペックすぎやしないか?

2023年08月25日 | ニュース・記事
三大将と言えば、

赤犬、青雉、黄猿ですが、

あ、古いですね。

同じように赤、青、黄で思いつくのが数学のチャート式です。

各高校の採択状況をみてみましょう。

<各高校の数学チャート式の採択状況(学年は異なります)>
千種・・・赤チャート
江南・・・青チャート
一宮南・・青チャート
名古屋西・黄チャート
名城・・・黄チャート
尾北・・・黄チャート+grasp・フォーカスゴールド
丹羽・・・黄チャート
岩倉総・・黄チャート

なんか、知らない間にここまで浸透してました。

いやー、尾北なんかフォーカスゴールドまでつけてきますからね。

やりすぎでしょ。

もちろん、チャート式はいい教材です。

でも、

いい教材=みんなに合う

というわけじゃないのは明らかですよね。

チャート式は、中・上級者向けの参考書です。

数学が好きで得意で、自分で勝手にやりたい人は、まあいいでしょう。

問題はそうじゃない人です。

そういう人は、(少なくともいきなり)チャート式には手を出さない方がいいでしょう。

というのも、教科書の例題→チャート式だと、あまりにも飛躍しすぎだからです。

チャート式を見てもらうとわかるんですが、基本例題・重要例題とかあっても、基礎と発展・応用がごちゃまぜです。

係数が複雑、次数が多い・高い

と、まさに初見殺しの問題が多い。

ここまで来るには、教科書の例題・練習問題→教科書傍用教材(クリアーや3トライアル)などをやって、本質をつかんでからでも遅くはないわけです。

ところが、全問ではないとはいえ、基礎の定着が図れないうちに、

黄チャートなり、ましてや青チャートをやっても、

解法を丸暗記するだけにとどまり、数学的な理解とはほど遠いもので終わる可能性の方が大です。

こうやって、数学嫌いを増やしてもいいことは何一つ無いんですよね。

っで、調べてみて驚いたのが、岩倉総合が黄チャートを採用していること。

四大進学率が4割ほどしかないのに、黄チャートやらせてどうなるのかと。

名城の総合は、3トライアルからしかテストに出ないのに。
(数理系列は別)

ざっくばらんに言って、

国公立大を目指す人、

あと

理系を目指す人は

チャート式をやってもいい(というかやらざるを得ない)かなと思うレベルで、

それ以外は、不要です。

何年も前ですが、一宮西ですら黄チャートだったのに、一宮南で青チャートって明らかにオーバースペックです。

ちなみに、江南は伝統的に青チャートです。

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