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10/25水:【英語特講】「pirot」って単語の意味答えられます?国公立大学の2次対策

2023年10月26日 | 今日のネクサス
国公立大の赤本やってますか?

共通テストが終わってからやっていたら遅いですよー。

さて、国公立大を目指し人なら、pirotの意味くらい答えられるでしょー

って思うでしょ??

グーグルで検索すると

「pilot」の翻訳
名詞 パイロット
pilot 機長
pilot 飛行家

とあります。

そっちじゃない!

アルクの英辞郎では

試験的な◆【同】experimental ; model ; test ; trial

とあります。

名古屋大学の2021年の出題の英文の中に

a pirot study of scuba diving's effects

という部分があります。

まさか、

スキューバダイビングの効果におけるパイロットの研究

なんて訳す人はいないと思いますが、

pirot=(先に)案内する

といったように、多くの単語にはコアイメージがあります。

こう考えると、航空機を案内するのがパイロットと考えると納得ですね。

a pirot study of scuba diving's effects

は、pirot=試しに先立って行われたものと考え、

スキューバダイビングの効果における試験的研究

という意味になります。

このような文脈に適した訳は、英文を読んでいる時にしか学べません。

同じく、名古屋大学の2021年の問題から

previous literature

という単語が出てきます。

previous=前の、以前の

は、まあいいでしょう。

ところが

literature=文学

と、英単語と日本語訳(意味)を一対一対応で覚えていると、

前の文学??

あれれ??

となりかねません。

literatureには文献という意味もあるので、

この場合は

前の文献=先行(研究の)文献

という意味になります。

日常用語と学術用語は訳し方がちがうんです。

典型的なのが

development

ですね。

たいていは発達と訳しますが、社会科学では発展とか開発と訳します。

さて、

名城大学の2020年には、

withstand

という単語が出てきます。

ターゲットの1700番台に載ってる単語なので、結構やり込んだ人しかわからないでしょう。

withstands all the cruelest human attempts to wipe it out
(一掃しようとする人間の残酷な試み全てに~)

という文脈なのですが、

ほぼ同じ意味の単語を選択肢から選ぶ問題なので

withstandの意味がわからなくてもなんとかなります。

選択肢の中に

resist=抵抗する

とあるので、文脈さえ理解していれば解くことが可能です。

ほかにも、

example problems

と出てきたときに

問題の例?

と一瞬でも躊躇していると、試験中に困惑してしまいます。

逆に、

「例題」とぴったりな訳ができると、和訳もきれいですし、読解もスムーズにいきます。

例題と言えば、先生が前で説明する問題ですから、その場面(文脈)がイメージしやすくなります。

入試という緊張感の中で、この絶妙な日本語訳が、合否を分けることにもなりかねません。

このように、英単語はある程度の水準まで詰め込む必要はありますが、

それ以上は、過去問を解きながら、ケースバイケースで解いていく必要があります。

「対応力」とでも言うのでしょうか。

そういう力は、過去問を解いていく過程で身につけなければいけません。

だから、今から赤本をやりましょう!!


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