「おひとりさま」の家づくり
天野 彰 著
新書判・192ページ・714円(税込)・新潮新書
ひとりで住む家が家づくりの依頼で増えたという。
「おひとりさま」の家。
長年住宅を設計してきた天野彰さんが
これからの家づくりのスタイルを紹介します。
今まで3000組以上の夫婦と家づくりについて話してきた天野さん。
そこからわかるのは夫は夫、妻は妻という「個」が見えてくるということ。
それぞれの立場でまったく違う意見があるといいます。
だから「個」から考えた方が家族で住む場合もしっくりいく。
家族の「巣」的な家から「個」を基本に家族が集まる家を考える。
もちろん、これからの高齢化やひとりで住むための住まいなど
「おひとりさま」の家も今後増えてくることでしょう。
本文ではひとりの生活を楽しめる家、夢の実現へのマネープランなど
Q&Aでわかりやすく解説されています。
おひとりで家をお考えの方、これから家づくりをお考えの方、
一読されてはいかがでしょう。(O)