ニューハウスブログ

家づくりの参考書として70年余ご愛読いただいている月刊ニューハウスですが、このたび、ブログを開設することになりました。

常備の用意をしています

2008-05-23 18:26:59 | Weblog
明日からお天気が崩れる予報が出ていますが、オープンハウスの見学や取材も入っているようなのではずれてくれるとうれしいのですが。

さて、先週から常備(注1)の用意をしています。常備というのは1年間決められた冊数の書籍を書店さんが置いていただけるというシステム。字の通り「常に備えてある」ものなので、売れれば補充されていきます。

1年経つと廃刊になる本や新しい本がでたりするのでラインナップを換えます。ですから1年毎に今まで書店さんにあったものと新たなものと入れ替えなければなりません。

新たに「こんなラインナップで出させていただきます」と取次さん(注2)に連絡し、常備用のスリップ(注3)をつくってもらい本に挟み、セットして各書店さんに納めます。

写真は出来てきたスリップの一部。「お札ならいいのにな・・・」なんてチェックしながら思ってしまいました。来週一杯でだいたいの用意ができますので、あとは倉庫で荷造り。倉庫のみなさま大変ですがよろしくお願いします。(O)

(注1)常備寄託:特定の書籍を常に書店の店頭に商品見本として陳列しておくこと。売れたものについては書店から出版社に注文して補充することになっています。
(注2)取次会社:出版社と書店との中間にある流通業者で、他産業では「問屋さん」にあたる。出版物を全国の書店に搬送する機能、読者や書店に出版物の情報を提供するなど多面的な機能を有する。
(注3)スリップ:短冊ともいう。書籍の中にはさむ短冊形の・二つ折りの売り上げカードで、出版社への追加注文票を兼ねている。引き抜きやすくするために丸い山形の切込みが飛び出していることから“ほうず”とも呼ばれている。