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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

天野めぐみはスキだらけ! 2巻/ねこぐち

2016-06-17 | 単行本感想









ねこぐち「天野めぐみはスキだらけ!」2巻読了。









この2巻を読んで、単行本でまとめて読んで感じた事は、
とても「青春の匂い」がする・・・という事ですね
隙だらけ、な部分が際立つかと思いきや
意外と印象に残るのは、
めぐみが学に向ける嬉しそうな表情だったり
思春期の一ページだったり、
気恥かしそうなワンシーンだったり、
満たされた笑顔だったりする・・・のがとても素敵だと感じましたし、
それもまた本作の確かな本質なのでは。。と個人的に思いました

また、単行本で読むとそれがすごく分かりやすいんですよね
隙だらけな部分に焦点を当てた日常サービスラブコメな部分でクスクスさせつつも、
終盤にはきっちりキュンと来るシーンを挿入して来るからただ単にサービスしてるだけの漫画でもなく
青春漫画、思春期ラブコメとしての印象もきっちりと、それも先述の様に強く残ってくれる・・・という
それが単行本で通して読むとより深く感じられますし、そういう素朴さがスッと入って来て残ってくれる、というのは
紛う事なきサンデーの王道だよなあ。。とも思う訳です
要するに、官能的で享楽的な部分も描きつつ
しっかりと「この二人のちょっとニヤニヤしちゃう関係性」の描写と進捗に関しても一貫してきっちり描かれている手応えを感じた、、、という事です
それが何よりも楽しかったですし、読んでて純粋に「いいなあ。」って何度も思えましたね
野球応援の回で、片方が一方的に助けてるようでも、実はお互いに助け合っている・・・というギミックなんかは
この漫画でしか得られない絶妙なニヤニヤ感があったと思います
そういう、滲むような、沁みる類の胸キュンシーンも多々あるので
サービスだけを過剰に期待して購入する、というよりは
やっぱりそれを含めた「この二人の関係性の妙」を楽しんで欲しいし、感じて欲しいな。って思います
なんだかんだ、めぐみを助けてあげる学の優しさなんかも往々にして心地良いので、そういう部分にもまた注視してもらえれば。
お話としても、色々なタイプの話が様々な角度から詰まっていて退屈せずに一気に読めて良かったです
細かいギャグシーンも面白かったりするのでそういうトコロもまたおススメですね。



個人的には、新キャラのいとこのアキちゃんが大好き
そして、アキちゃんのお話が何度も読み返すくらいに大好きです
めぐみとは対照的に(年齢的にも)ロリータな感じの新キャラで
やたらとめぐみをライバル視したり、対抗したり、学に構ってもらおうと頑張ったり
その幼いながらも沸き出る嫉妬心や健気さがやたら可愛らしくて初見でハマってしまったキャラクターです
彼女に強く感情移入してしまうくらい、彼女の心情に寄り添った構成もすごく良くて
彼女が報われるシーンではめぐみとの青春シーンと同じくらいキュンキュンしちゃったりもして(笑
ある意味、
めぐみだけじゃない!ってトコロを見せつけているキャラクター、だとも思いました
特に胸を観比べて落ち込むシーンなんかは色々な意味合いでグッと来ましたね
まだまだアキちゃんのガーリーライフはこれから、
いつかもっともっと成長してむしろめぐみが嫉妬したり慌てたりするようになったら面白いですね
その頃には付き合ってる可能性のが大だけど

それと、水着回はやっぱり凄く面白い
まず、単純にコメディとして秀逸な話数ですし
めぐみのサービス描写も水しぶきを駆使して(ここだけは)サンデーらしからぬギリギリを攻めた表現に仕上がっています
ぶっちゃけ、そっちを想像させるアレになっているんですが(笑
かと思えば、学がめっちゃ男らしい一面を見せたり、
ラブコメ的においしいオチが待ってたりと
色々とバランス感覚に冴えている回で
アキちゃんの回といい1巻以上にクオリティや感情移入出来る度合いが上がっていると個人的に感じるので
その意味では1巻を読んだ方にも是非続けてこの2巻も読んで欲しいですね 特にお尻の描き方は相当バージョンアップされてます

どんどんとバラエティにも長けて来て益々面白くなって来ている「天野めぐみはスキだらけ!」2巻目
やっぱり心地良い、それも日常コメディの後に来るのでスッと入って来てくれる青春模様の描き方が最高だったのと
新キャラや新展開で新鮮味も抜群、
また学が時々めっちゃ格好良かったり、
何気ない話題が面白かったりと細かい部分まで行き届いてる作品だとも思いました
その上でますますパワーアップしている官能描写の鋭さにもまた感動を受けた新刊でした
ただ眺めてるだけでもほのぼのニヤニヤ出来る作品になっていると思うので、更に受け入れられていって欲しいですね。推し。












おまけ漫画のガンマンめぐみ、アリですね・・・笑
空きページももれなくラフ画で埋めてくれるサービス精神にも感謝。
本誌派でも楽しめる仕様になっているかと。天使めぐみ悪魔めぐみは確かに商品化して欲しい!
そして目次ページのイラストが表紙を後ろから(学の視点から)視たものに1巻に続けてなっているので、
相変わらず素敵過ぎて初っ端から満足させられる1冊でした(笑)。スタイリッシュなエロスですね。

ちなみに、毎週の各話感想も書いてるので、そちらもよろしくお願いします♪





かぐや様は告らせたい13話中心 ヤングジャンプ2016年29号の感想

2016-06-16 | ヤングジャンプ感想










人生はあっという間、、、というのはそれはそうなんですけど、
個人的にこの1年間で印象に残るレベルの嫌な出来事が多すぎて、
中々払拭出来ずに苦しんでいる自分もいたりする・・・ので
それ考えると逆に道のりが遠いな。。とも感じたりもしてます
もう一年も半年過ぎますけど、
この半年でも「嫌だなあ」って強く思った出来事は多々ありますからね
まあでも、正直「良かった事」が全く無い、と言えばそれはそれで嘘になっちゃいますけどね
出来れば「良かった事」で滅茶苦茶に覆い隠せるレベルになれば理想的なんですけど。。
現段階だと、嫌だった事をまず先に思い出しちゃうんで
もっともっと成長と鍛錬が必要ですね。心の。










かぐや様は告らせたい 第13話 白銀御行は見せつけたい

好きな女の子の前で格好良いトコロを見せたい・・・
男の根源的な欲求ですよね
不幸だったのは、会長があまりに運動音痴過ぎた所為で(笑
涙と傷に明けくれる藤原さんがちょっと可愛い、って思ってしまった
つーか、段々と藤原さんにも感情移入しちゃうようになって来ている気はします
実は凄く健気でイイ子なんじゃ、、、と感じ始めていて中々イイ感じであります。
会長の活躍に素直に頬を赤く染めるかぐや様も素敵さがあって良かった。

努力すれば何でも補える、というのは実は違くて
努力しても決して届かない壁はそれはもう滅茶苦茶に存在しています
そこで途方に暮れてしまうのが凡人が凡人たる所以なんですが、
会長は「努力できる才能」はあったみたいですね
努力を続けられる根気強さもまた間違いなく天才の証し
藤原書記の協力も大きいですが、つーかそれがなきゃここまで出来なかったでしょうが
その打診も含めて会長が彼自身の手で掴み取った「成果」でもきっとあるんでしょうね
笑えるお話でもありましたが、その意味では美しいお話でもありました
格好良い自分になる為に、
素敵と思われる自分になる為に――――――

何も努力しないで「ほどほどが一番」「完璧じゃなくても」と言うのと、
ちゃんと努力して、頑張って「完璧じゃなくても」というのは全く違うものだと思います
時には妥協や諦めも全然あってもいいとは思いますが、せめてやることやってからでもきっと遅くないんでしょうね
基本ギャグ調に描かれてて、実際藤原書記のイジりにもちょくちょく笑ってたんですが
そういう意味合いだと個人的には胸に来るお話だとも感じられました
なんだかんだで、会長も人間臭いイイ奴ですよね(笑
藤原書記は更にお疲れ様でした。



リクドウ 第104話 マイボーイ

harder harder!!
お前何やってるんだよ・・・というか、
どっちに向けて言ってるのか良く分からないトコロがまた素敵ですね(笑
これ通勤時の電車の中で読んだんですが、思わず吹き出しそうになっちゃって大変でした
人が一生懸命練習してるのに、横でアナルファックに興じるジジイ・・・
こういうのこの作者本当に好きだよね~って感じで
むしろ「らしい」と思えたのが良かったですね
以前も、敢えて馬場会長の“ソープでの一戦”を冒頭に描いたり
色々な意味合いで青年誌らしい青年漫画だな、、、と感じる一作です
ディルドを付けさせ、自らを犯させる・・・それ逆にヤバいんじゃ?って思わせる辺りが凄いですね

相手としても、お金持ちの息子という対極の相手で面白そうですし、
リクが自らの目標=プライドを守る戦いを彼に勝って神代くんと出来るのかどうかも気になります
いずれにしても、ここで変態ジジイの登場にページを割くという事は単なる噛ませではないのかな?
ちなみに今週号もシンマン賞のページで松原さんが熱く語っています
格好良い傷はつけさせない、等
今週もまた本作に於ける美意識が垣間見られる内容になってるので是非読みましょう 損はしないはず。















◆BUNGO-ブンゴ-

えっ、また休載??
合併号明けで休んで3週間ぶりに載ったと思ったら、
そこから数週でまた休載ってヤバいですね
大丈夫なんでしょうか。

ストレートだけで抑えるのは無理じゃないかな~
それやっちゃったら一気にベタな少年漫画になってしまうような・・・
シニアの勧誘等割とリアルな部分も描いて来たので、あんまり漫画漫画して欲しくはないですが、果たして。



◆君と100回目の恋

いよいよ主人公も自覚し始めたのか・・・?
それはそうと、本格的にループ展開になって来て面白い
この後の数々の修羅場をどうくぐり抜けるのか、どうやってライブ後の世界に行くのか、、、
大分気になる連載になって来ました。でも、あと1回くらいは失敗しそう。



◆JK観音さま/しゃど地蔵(読切)

ちょっとネタが弱い、、、かな
個人的に観音さまよりも悪人の子?の方が好きだったり
しかしオチは上手かったと思う。完璧なくらいに。



◆潔癖男子!青山くん

有賀さんもちょっと可愛いな・・・
というか努力する姿勢が格好良いですね
改めてこの作者さんイケメンキャラ描くよりも
もっとガーリーな方向性のがいいのでは、、、とか思いました

青山がタバコは流石にないでしょう。彼から最も遠いものの一つですから。














明日は「ボクガール」10巻(めでたい!)の発売日です。
勿論即日購入予定♪




天野めぐみはスキだらけ! 第30話「妬いてんの?」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年29号)

2016-06-15 | 天野めぐみ&古見さん
                                    
                                       カワイイ。











今週まず思ったのは・・・「犬が可愛い」って事ですね(笑
以前出てきた猫のラーンも可愛かったんですけど、それを上回る可愛さで
ねこぐちさんならぬいぬぐち状態に今週はなっていましたね
性格はエロい犬だったんですけど、
なんか「普通に可愛いから、まあ、いっか・・・」的な雰囲気がありました
それくらいあいくるしい犬として描けてましたし、また一つ癒しの武器が出来たなー、という印象です

ただ、この漫画の凄いところはただ単に犬が可愛い・エロい犬でサービス的~なお話で終わってない所です
なんと、この犬の餌を口実にしてまーくんに会いに行く、、、という胸キュンな流れで最後を締めたんですね
これには流石に参ってしまったというか、
めぐみの精神的な可愛さも如実に出ていて実に素晴らしかったです
しかも、犬自体にもちゃんとワクワク出来てるし、狂おしいくらいに愛でてますしね
正に一石二鳥、、、とは今回のめぐみの為にある言葉ですね 

学がどっちかっていうと勉強一筋な性格なので
現時点では大体めぐみ側から動く、というかアプローチする事が多いなあ、と
その意味合いでもまさにタイトル通り天野めぐみの話(にも)なってるんじゃないかなって感じました
要するに「天野めぐみは好きだらけ」という話でもある、、、という個人的な主張なんですが
それもまたタイトルに偽りなしというか、めぐみもめぐみできっと裏の主人公なんだろうなあ。とは思いますね
最後の二人でほのぼのと餌を探しているコマ(222ページ3コマ目)こそ本作の醍醐味だと感じる次第です
また共同作業やれてるめぐみも、頼られてる学も両方微笑ましいんだよな。。
こういう部分がもう少しストレートに伝わって欲しいな、といちファンとして思います
めぐみも、犬をダシにしてまで学と会いたがる心情が可愛すぎ!です
同じ事されたらきっとキュンキュンしちゃう事間違いない
かといって、犬自体も超大切にお世話する
そんなめぐみの誠実さというかピュアさもまた光ってた話数ですね
最後のコマを観てると、本当にW主人公なんじゃ?と思う位めぐみ視点でのアプローチが多いのも面白いですね
なんだかまた一つめぐみがあいくるしく思えて来ちゃった30話目でした。おススメです。




これだよ、これ!



しかしまあ、犬も可愛いよね・・・笑
今、自分の家では猫オンリーなので忘れかけてましたが
犬は犬でストレートに慕ってくれたり、愛情を欲しがってくれる良さがあるんだった
それがかつての猫と比べると分かりやすいくらい如実に表現されてるのもまた「上手い」です
普通女の子にデレデレしてるスケベ犬なんてキャラは好感が持てないものなのに、
普通に可愛いな。そういうトコも可愛いな!って思えるのがイイというか、ズルというか・・・(笑)。
兎角、前回の猫はややリアルに寄せてたので賛否分かれそうな感じもしてましたが
今回の犬は本当に可愛い、と断言出来ます
そんな訳で、犬好きの方にも是非読んでもらいたい
確かに、めぐみ達の気持ちが分かるくらい寝顔とかキュートだもんなあ、、、
アキちゃんと同じく(同じにするのもどうかと思うが)貴重な癒しオンリー枠としてこれからも使われそうな予感がします
季節も2学期になった・・・という事でまた新しい展開も多々待ってそうな予感です。楽しみ。




ちょっとカワイイ笑



しかし、猫に夢中になるめぐみも可愛かったな~
動物に夢中になる女の子は確かに可愛く思えるんですよね
というか、男の子でもちょっと「イイな。」って思う位ですからね(勿論変な意味ではなく)
そういう意味でも動物ってアイテムは偉大だなあ。。と感じつつ、
珍しく犬に紅潮する学もちょっと可愛かったです
可愛いというか、
可愛いトコあるな、というか笑
素直に動物を愛でるめぐみが可愛い・・・と感じれたのも
また秀逸な話数であったな。って思える要素の一つでしたね
でも、犬自体がちゃんと可愛いから余計に感情移入出来た、というのもあるかもね
それ考えるとねこぐちさんの描写力の進化なんかも感じれたお話でもあったかと
これまた珍しくまーくんの嫉妬とかもありましたし、
色々とラブコメ的に楽しくなっていきそうです
また一つ「天野めぐみ」の良さが増えた質のイイ一話だったかと。今週はコミックス2巻も出ますし、まだまだ天野めぐみで楽しめそう。

先週は、表紙&巻頭カラーでしたが
改めて自分が初回から各話感想を書いてまで応援してる漫画が
ああいう事になったのは初めてだったので、その嬉しさと余韻が続いてます
月曜日にジャンプ買う時に天野めぐみが表紙のサンデーが横に置いてあってニヤニヤしちゃったもんね笑
また、ああいう思いを味わう為に、あと夏はめぐみの季節ですから(?)カラー欲しいなあ、、、って事で
せこせこアンケ出していきたいと思います お好きな方は共に応援しましょう。コミックスの感想も必ず書くのでよろしくお願いします。




BBA&女子高生の奇跡のWおっぱい。。ごちそうさまでした(超笑顔)。










その他の感想!

◆古見さんは、コミュ症です。

巻頭カラー。
ちょっと色気のあるイラストで「おっ」と思いました(単純)
でも、今までデフォルメされ過ぎてた分、今週のコミュ症のあれは分かりやすかったです
そう、必要以上に他人の目を気にしてしまう、心の中ではボロクソに言われてるんじゃないか?って思っちゃうんですよね
気にしなきゃいい、と言われればそれまでなんですが、経験がそれを許しませんからね(笑

最後のラブコメっぽいシーンも良かったです。嬉しそうな表情が可愛い。



◆MAJOR 2nd

才能の差ってのは思ってる以上に残酷ですからね
こっちが必死に乗り越えようとしてる壁を、あっさりと
まるで壁なんてなかったかのようにグイグイとスマートに進んでいきやがりますからね
でも、結局はそれでも「ちくしょう」って気持ちはあるものだし、まだ眠ってるとは思います
卜部みたいなキャラは割と好みなんである意味主人公以上に応援したくなります
主人公は主人公でプレッシャー高いと思いますけど。



◆だがしかし

100回おめでとうございます!
ああいうの・・・自分はブタ麺ではなく
袋麺で確かに子供の頃やってましたね
ちょっとしたオヤツには最適でしたからね
特に子供はお金持ってないから、ああいうのでも嬉しいんですよねぇ。



◆あおざくら

も、物凄く理不尽だ・・・!
だが、それが最高に面白い。
最近はリアルな厳しさを失くし過ぎてストレスフリーが行き過ぎている傾向がある
でも、自分の世代だと、特にサンデーの職業ものはストレスフルなのが「普通」だったからね
その意味では最近の新連載の中でも最も往年のサンデーっぽい漫画なのかもしれません
近藤の問い掛けもいかにも主人公っぽくて良かった。
ここからまた仲間との軋轢があったりとかするんじゃないだろうか。楽しみ。



◆ふれるときこえる

さとりちゃん、可愛いじゃん・・・
俺が主人公なら間違いなくさとりを選んでるな(笑
理想ばかりを追い駆けてるけど、
本当に大事なものは近くにある・・・事に
泉澤は早く気付いて欲しいですな
まあ、そんな簡単に割り切れるもんじゃないでしょうけど。
キスシーンは流石に震えました。もっと意識しなさいっ!(特に泉澤くん)



◆天使とアクト!!

台本通りの演技から抜け出してるアクトは格好良いな
予め決められている事ほど刺激がないものはないですからね
予定調和を覆してしまう人程格好良いのだと思います
その分危険性もありますけどね。

でも、アクトはなりに関してはストレートに、寸分の疑いもなくリスペクトしてますね
それもまた読んでて「なんかいいなあ。」って思います
自信家でも、完全に天才なのを認めてる相手、、、それが春坂なり。さて、次回が楽しみです。



◆柊様は自分を探している。

一人ならこいつらは他人をイジめる事すら出来ないでしょう
徒党を組んで強くなっている振りをしている人間ほど滑稽で醜悪なものはない
それとネガキャンがあっさりかわされてるのには笑いました。
結構好きなキャラなので、ここから救われるかどうかは気になる。お姉さま展開も好きだし(笑














市原編集長になってから、
新連載の質という意味合いでも明らかに良くなって来たと思います>サンデー
推してるのもラブコメだったり職業ものだったりして、かつてのサンデーのイメージに近いですし
この調子でもっともっと盛り上がって欲しい、帰って来て欲しいなあ。って(個人的に)思ってます
そして天野めぐみ3度目の表紙巻頭に向けてアンケ頑張ります。



ライラック/LOST IN TIME

2016-06-14 | シングル感想









育った街も
見てきた景色も
選ぶ言葉も
その旋律も
始まりも終わりも別々の僕らが
同じ歌を歌っていた (ライラック)














今は、失くしたりこの手の中から零れ落ちてしまった「何か」だとしても
あの日あの時あの場所で、同じものを見て、同じものを感じて、一緒に人生を歌った(謳歌した)事だけは間違いない
今それが無い事が事実なら、昔それがあった事もまた事実なんですよね
それは今の自分の胸を締め付けて離さなかったりもするけれど、
逆に今も消えない思い出として自分を守ってくれてたりもする
そんな想いを胸に灯すのがLOST IN TIMEのニュー・シングル「ライラック」だと思います。

また、変に説明したりメッセージ風にするんじゃなく
あくまで情景として歌い切っているのが尚素敵に感じられます
今までも「手紙」「ひとりごと」等近いテーマの楽曲はありましたけど、
この曲は決意でもメッセージでもない、ただただ“あの時は繋がっていた”という事実を描く事に終始しているんです
別にそれがどう、とか、だから、こう。とかではなく、しみじみと振り返るように、思い出を慈しむように歌われるその歌は
限りなくシンプルだからこそ聴き手の胸にスッと入って来るような爽やかな感動があって
また一つロストインタイムの進化を垣間見た様な新曲に仕上がっています。

それと、演奏面、メロディのみずみずしさが素晴らしくて
三井さんの感傷たっぷりのギターサウンド、源ちゃんの小気味良いドラム、
そして海北さんの清涼感溢れるボーカルが重なって本当に聴いてて気持ちの良い楽曲になってます
ちょっとドラマとかロードムービーのエンディング曲っぽくもあり、なんだか聴いててジーンとする一曲でもあります
どこまでも突き抜けるようなそのサウンドの爽快感はいつまで経ってもフレッシュなLOST IN TIMEの芯そのもので
王道でありながらも、また更に一歩洗練されたロストが聴ける名シングルになっていると思いました。
あくまで「僕」と「君」は違う人間、としながらも、だからこそ重なりあえた事が嬉しい。という
そういう尊い心情も込められた楽曲になっているので、是非聴いて欲しいシングルです。



言葉の奥に見え隠れする
微かな影に ただ怯えてるだけ

見透かされるから
ずっと誰にも会いたくはなかった

足りない自分に
あぁ溺れるだけで泳ごうともしなかった (残像)




とはいっても、これは全国発売のシングルではなく
ライブ会場限定のシングルになりますね
だからまあ、ライブに行かないと購入出来ない訳ですが
だからこそ、今が本当に最高なロストに触れてみて欲しい
時に涙するくらい温かいライブを観て欲しい、、、という気持ちで書きました
でも、なんだかんだいってアルバムだけじゃ味気ないから、シングル盤が出るのは嬉しいですよね(笑
きっと次のアルバム(いつになるか分からないけど)に入ると思うのでその意味でも注目して欲しい楽曲です
海北さん47都道府県ツアーやるんで、これはお近くの地方に来たなら是非参加して下さい。って感じですねお好きな方は。

それと、カップリングにはリメイク版の「残像」が入ってます
表題曲とは真逆のダークな一曲ですが、原曲よりも更に荒ぶる出来栄えになっていて
エフェクト掛けまくりの三井さんの不穏なギターサウンド、源ちゃんのドラミングもより激しさを増していて
海北さんのベースもうねるうねる・・・とアンサンブルの聴き応えに関しては原曲以上にグッと進化しているテイクに仕上がってますね
歌詞も、こうやって改めてフックアップされてみると、今の自分にはピッタリの言葉が並んでいて、いや、並びまくっていて
限りなくフィットし過ぎちゃって堪らなかったです
こういう人間の心理の後ろめたい部分を描かせたらロストの右に出るものは早々いないのではないかと
言い方だったり、表情で言葉の裏を感じてしまったり、そういう事でいちいち悩んだりしちゃう弱いヤツなんで
なんかこの曲には最大限に頷いてしまう自分がいたりもします。そんな内面世界に切り込んだ一曲です。こちらも良い。












今週末に熊谷でワンマン、
アルバム再現シリーズは秋以降も続きますし、
先述の様に海北さん47都道府県ソロツアー、細かいイベントも沢山、、、と
今年も既にフル稼働中のロストインタイム及び海北さんにいちファンとして有り難味を感じています
その中でも、このニューシングル「ライラック」はライブで聴いても音源で聴いても感動してしまう一曲で
今年のロストを引っ張って行く楽曲になるんじゃないかな、って。今のロストは間違いないと思います。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第18話「前門の狸と後門の狼と千紗希さん」感想 (少年ジャンプ2016年28号)

2016-06-13 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                    
↑ 今週一番の見どころ(個人的に)










いやー、ある意味タイムリーっていうか、
女性に関して不誠実な大人が日々クローズアップされている今年ですから
こういう「格好良い男」を描く意義っていうのは大きいんじゃないですかね
責任が取れないなら、しない。
中途半端な気持ちなら、やらない。
ある種「当たり前」の理念ではありますが、
その「当たり前」すら守れないのが多い現代だからこそ、
しっかり少年誌でこういう主人公を描くのは正解なんだと思います

この瞬間のコガラシは確かに輝いてました
ハッとするような格好良さがありました
男らしい、とも思いました
正に江戸っ子そのものだなあ、、、と思えるその相様と発言が本当に粋であり
評価されるべき主人公であり、また評価されてるのも頷けるほど歪な部分の無い真っ直ぐな主人公だなあ。。って素直に思いました
誰とでもするのではなく、きちんと「心に決めた女性」だけ、本当に惚れ合った相手だけ・・・というのは女性的にポイント高いでしょうね
なんせ、“浮気とかすることなく一途に愛してくれそうな男性”な訳ですから
これでまた千紗希さんのコガラシに対する好感度も上がりそうだな~と思いつつ、
コガラシは今どき珍しいくらい硬派で誠実な男だな~とも思えてコガラシ推しとしても(笑
大満足出来た話数でありました やっぱり主人公の造詣って大事ですよ。この漫画読んでると心からそう思います。



朧ちゃんガンバ!!


それと同時に、朧ちゃんがいよいよ本気になる伏線が張られたお話にも仕上がっていて
そういう部分でも何気にレベルの高さを発揮していましたね
この1話でコガラシの格好良さを提示しつつ、
そんなコガラシに千紗希さんが見直すパートも入れる
かつ、きっかけとなった朧ちゃんの気持ちも動かす、、、と
意外といっぱい事をこなしてますからね
しかも、スムーズにスマートにね。
そういう作劇の細やかさもこの漫画の武器なんじゃないかな。とか個人的に思いつつ
これから先の朧ちゃんのアプローチだったり、コガラシに対する心情の変化にも注目なのです
またちょっと顔が紅潮気味なのが良くて朧ちゃんもカワイイ話数に仕上がってましたね。




快楽天の表紙みたい



ところで、今週はセンターカラーでした
カラーでコミックスの表紙が載っていた事から、販売促進の意味合いが強いんでしょうけど
それでも、やっぱり好きな漫画がカラーになるのは嬉しいですし、もっと応援しなくちゃな。って思わされます
また今回もギリギリっていうか、煽り含めて成年漫画みたいなテイストになってて、もう一発で心打ち抜かされちゃいましたね(笑
なんかもうセックスの一歩手前じゃん・・・!っていう大人でもドキドキしちゃうような臨場感もまた堪らなかった
どれどれ、早速その大きなおっぱいを味見しましょうか
・・・と、思っちゃうくらい人を興奮させる官能的なイラストが描けてる、って事です
なんかもうずっと眺めていたいレベルなんですけど、きっと“少年たち”も今頃眺めている事でしょう(しみじみ)
そして三つ子の魂百まで、という言葉があるように、自分もラブコメの魂百まで・・・って感じで
これから先も思春期や官能を取り扱ったお色気ラブコメを好いていくんでしょう
それは絶対に消えないし、自分の「血」であるとはっきりと言える
官能を求めて来たからこそ、生活に彩りがあるとはっきりと思える
しかも、何でもいいわけじゃなくて
ミウラセンセだからこそ、キャラの誠実さに重きを置いたゆらぎ荘だからこそ、、、なんですよね
お色気ラブコメに於いて、ここまで「手を出さない理由」をはっきりと描いた作品も早々なかったので
これからも本作らしい誠実な主人公でいて欲しい、誠実なコガラシで居て欲しい・・・と
個人的に心から思っております





天国かな?



しかし、今週の千紗希さんは最高でしたね
彼女の心情を考えると最高どころか最低だと思うんですけど(笑
コガラシにドキドキしたり、
イロイロなトコロがポロンしちゃったり、
おパンツが剥ぎ取られて紅潮の度合いが臨界点を越えてたり笑
なんかもうニヤニヤし過ぎてヤバいレベルでしたけど!
でも、あくまでコメディとして描いてるので
気持ち良さしかなかったですし、
また今回は千紗希さん視点、彼女が主役みたいなものだったので
彼女の心情を想像したり感情移入したりしてドキドキ出来るお話にも仕上がっていて
その点もまた秀逸だったと思います もし自分が異性の前でこんな醜態を晒してたりしたら、、、と思うと
随分ドキドキしちゃいますよね。逆に興奮するかも

こゆずにおっぱい吸われたり、
或いはコガラシの頭に局部を乗せたり
実に破廉恥極まりない出来でけしからん(もっとやれ)でしたが
そこでコガラシが何も言わずに←ここ重要
さっと毛布をかけたあたりも流石だったなあ、と思いました
千紗希さんの立場からすると、
きっと触れられたくない出来事でしょうし
そういう紳士的な対応も光っていて、やっぱり今週もあらゆる意味で「上手い」なあ、と感じてしまったゆらぎ荘だったのでした
千紗希さんが感じた(であろう)殴らないだけじゃなく、心から女の子を大切にするコガラシの姿勢、、、
それをちゃんと感じ取ってくれた事と、あくまでコガラシを誠実に描いてくれた嬉しさが素晴らしかった傑作回でした
官能も、コメディも、主人公のカッコ良さも、ストーリーラインの上手さもある、実は何でも揃ってる漫画なんじゃないですかね
今週は特にそう思いました。

思わず紅潮して恥ずかしがる幽奈さんも良い意味で滑稽で可愛かったなあ(笑
幽奈さんの心情の変化とかもこれから楽しみになりましたね。色々と。













最後に、7月発売のジャンプGIGAで
「ゆらぎ荘の幽奈さん」の番外編がオールカラーで掲載だそうです
まさかの単独オールカラー・・・!って事で凄く嬉しいですし、編集部から期待されてるのを感じますね
若しくはジャンル的にやって欲しかったのかな(笑)とか思いつつ、
また新たなトピックが増えて個人的にワクワクしています
8ページもあるらしいんで、すごく楽しみです

単行本1巻の感想も相変わらずよろしく!
コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ




THE NOVEMBERS「首 Vol.11-Deeper Than Abyss-」@渋谷WWW 16.6.10

2016-06-11 | LIVE
                                  
                             昨日はノベンバのイベントを観に渋谷へ。










なんでしょうね、
「Blood Music.1985」の最中、過剰なまでに熱くなって小林祐介が「ロックンロール」と叫んだときに
自分の中の何かが切れてしまったような、興奮し過ぎて目の前が見えなくなるくらいにヤラれてしまった瞬間がありました
徹底という言葉が似合うレベルに暴力的なサウンドにすべてを覆い尽くされる、身を任せたくなる感覚・・・というか
見たくもなく、素敵だとも思えないクソみたいな現実をメッタ刺しにしてくれるような
どこまでも攻撃的かつ恍惚的な爆音の海に酔い痴れてしまう夜に仕上がっていました
一音で「これはヤバい」と思えるフレーズの連発、
血沸き肉踊るシャウト、
どのメンバーも欠けてはいけない、と思える程の個々のキャラ立ちと必然性
また一つ表現力の幅、深みを拡げたんじゃないか、と素直に思えるその演奏内容は
既に毎日「好きだなあ。」と思ってるのに、それでも尚惚れ直させる程のライブパフォーマンスでした
聴き手を思い切りぶん殴るような、めちゃくちゃに切り裂いて引き摺りまわすようなその衝撃性は
間違いなく自分がロックに望んでいる作中観そのものだと感じましたし
「これが欲しかったんだ!」としっかりと思えたのが嬉しかった
感傷が澄み渡るような繊細さと、
爆弾が投下されたかのような激情が同時に迸って聴き手を完全に魅了し尽くした
そんな今のTHE NOVEMBERSの「素晴らしさ」が120%表現されていた名演だったように思います
ただ、常にそんな期待値を更新してくるのもTHE NOVEMBERSの強みでもあるので
こんな極めてしまった夜すらもきっとこの先越えていくんでしょうね
まだまだこのバンドに対する「楽しみ」は尽きる気配すらない
それと一緒に、
自分はこんなにもノーベンバーズが大好きで、彼らの音楽を愛しく思ってるんだなあ。。と改めて思えた夜でもありました
今のTHE NOVEMBERSのライブは兎に角「凄いもの」「眩暈がするもの」がストレートに鳴っていると思います
それを伝えたくてこの感想を書こうと思いました 相変わらずヘドバンもしてしまって色々な意味で充実していたイベントでした。感謝。












MONO

名前は知ってるけど・・・という程度の認識でしたが
一曲目から哀愁とノイズの洪水に襲われて堪らん気持ちになりました
過剰なまでの爆音とギターを使ったある種メチャクチャなパフォーマンスは
確実にノーベンバーズも影響を受けてるな。。としっかりと感じる事が出来て
THE NOVEMBERSのファン的にもルーツの一つを垣間見れる意義深い対バンになっていたかと
ファンの熱量も高く、そんな興奮が伝わって来る会場の雰囲気も相俟って心地良く観れました
美しさを感じる静謐な場面もあれば、嵐の様な音像に変わる獰猛な場面もあって
そんな緩急の使い方も一級品で勿論初見ですが完全に魅了されましたね
唸る様なギターフレーズも多く、
リスペクトされるのも分かるくらい変幻自在な音楽性が凄かったなあ、と。



ROTH BART BARON

まず単純に思ったのは、
ボーカルの歌が上手い。
長身でスラッとしてて格好良い。という2点でした
そんなん誰でも思う事じゃん(笑)って感じですが
本当に感銘を受けるくらいに美しい声で佇まいも優雅そのものなんですよね
聴き手の心に沁み渡るような優しくもシビアで気高い歌の数々が非常に堪らなかった
1か月前の「首」もそうでしたけど、ノーベンバーズがリスペクトしていて招く面子というのは
極端に外れが少ないなあ、というか、本当に初見で「イイ。」と思えるバンドばっかりなんですよね
悲しみに支配された心に一筋の光を差すような、そんなバンドの作中観に思わず泣きそうになってしまったライブ
特に最後の、シンガロングの場面すらあった「氷河期」は大感動してしまうような出来で
恐らく他バンドのファンだったとしてもバッチリ心を掴まれてたんじゃないでしょうか
実際自分もその一人でした
お世辞抜きで。



THE NOVEMBERS
1.human flow
2.新曲
3.keep me keep me keep me
4.新曲
5.Fiedel
6.新曲
7.dysphoria
8.Blood Music.1985
9.新曲

10.今日も生きたね




小林祐介がツイッターとかで「美しい夜にします」的な事をさかりに言ってましたけど
ホントにその言葉に嘘偽りがまったく無かったな・・・とこの時点で既に思っていました
そりゃあんなに力入れて宣伝するわな。。来て欲しいと思うわな。と、素直に思える内容と
ただ雑多に呼ぶのではなく、ちゃんとコンセプトや合わせて見た時のカタルシスがちゃんとある
そういうイベントに於いても感じる事が出来る音楽への生真面目さと美意識も感じられたのが凄く嬉しかったし、
そんな意識が素直に「素晴らしい。」と思える企画にもしていたと思います。

一曲目の「human flow」はそんなコンセプトに真っ向から応える様な、
正に美しく、優雅で、かつ物悲しさも感じられる完璧な仕上がりになってました
そもそも披露するのも大分久々だったと思うんですが、ブランクどころか益々研ぎ澄まされたナチュラルさを感じれたのが嬉しかったですね
ちなみに今日朝起きた時に脳内でこの曲がずっと鳴ってました(笑)今も。

小林祐介が明るく「ありがとう!」と告げると
最近のノベンバにしては軽快で、メロディアスで、野生的なコーラスワークと躍動感が光っている新曲を披露
これがまた新機軸!と思える雰囲気と演奏に仕上がっていてそんな新しい一面で魅せる事も忘れない構成もまた見事
 ちなみにこの会場に来る途中(WWWは超久々でした)、「Paraphilia」を聴きながら来てたんで
その中から「keep me keep me keep me」が演奏された時はあまりにタイムリーでビックリしましたね(笑
こういうミラクルが起こるのもまたライブの醍醐味であります
選曲もこの日のライブには似合っていて、
もうだめだと思ってるとしても」 の部分では思わず胸に来て泣きそうになりました
最近そんな瞬間が多いだけに。。 この曲も久々でしたが違和感なく溶け込んでいて流石でしたね。


代官山でも披露された内省的なフレーズを含む新曲も再び披露
ケンゴマツモトのスケール感も聴いてて気持ちが良いギターフレーズに魅了されつつも、
人と自分を比べてしまう人間の愚かな部分に焦点が当てられた(と、思われる)歌詞の作中観にも胸を打たれた
 益々冷徹に、凍てつく気配とその美を感じさせる「Fiedel」とこれまた久々の楽曲が続く
この曲は真っ青な照明の演出も良くて、小気味良いギターサウンドと相俟って至高の空間を作り上げていたと思う
お前が良いと思うんなら、迷わずにそこに行けよ。というある種の男らしさを感じさせる歌詞の方向性もまた良い

ワンフレーズを繰り返す激しさ溢れる新曲も披露、
そして前回の首ではアンコールだった「dysphoria」を本編で披露
いつも以上にゴージャスさを感じさせるサウンドの景気の良さが堪らなかった
そして、個人的にこの日のハイライトだと思った「Blood Music.1985」に続いて行きます

吉木さんのドラムがいつも以上に、、、それは気持ち的なニュアンスではなく
明確に走り気味で、それにつられる様にケンゴマツモトのギターも全力で掻き鳴らされていた感覚があって
その二人の相様に、格好良さに泣きそうになるほどに感動してしまった、、、というのがまずあって
益々進化しているこの曲を聴けた時点で幸せを感じていました
ペース配分一切無視の無茶苦茶なアンサンブルは笑っちゃうくらいの痛快さがあった
 高松浩史の時に攻撃的なベースフレーズも最高に気持ち良く、
そんなアンサンブルに応えるかのように小林祐介のシャウトとギターも火を吹く、
まるで火山の噴火を見ているかのような、迸る感性の爆発っぷりにひたすら痺れてしまっていた名演も名演の一曲でした
こんな風に書くと「大げさだな。」と思われるかもしれませんが、そんな風に書きたくなるくらいに凄かった。。という事で許して頂きたい
小林祐介が興奮して「ロックンロール」と叫んだ場面では
自分でもわけがわからなくなるほどに興奮して、目の前が見えなくなって、思わず拳を振り上げてしまったんだけど
そういう人を狂わせるくらいの力があるのが所謂ロック音楽と呼ばれるものなんだよな。。としみじみと感じてしまいました
THE NOVEMBERSを少しでも好きで、ライブを未体験の方は絶対に来た方が良いと思います
想像以上のものがハコでは鳴っていて、常連の自分ですら未だに想像以上と感じるレベルなので
ロックンロールに身悶えするような感覚を望んでる方にはうってつけかと。

最後の新曲も、また音の暴力性が凄まじくて
この曲も代官山で披露された新曲の内の一つなんですけど
その時以上に音の鋭さ、破壊力に磨きがかかっていて
そのあまりの格好良さに涙が出そうになるくらいのパフォーマンスに仕上がっていました
また新曲で最後を締める、新曲で最高にアガらせて終わる、、、というのも正に「進行形」で素晴らしいじゃないですか
この夜もまたヘドバンし過ぎで今首が痛いんですけど(笑
でも、その時からもう「明日どうなってもいい」と思えるくらいに
自分の中のカタルシスや興奮を抑え切れない素晴らしい夜だった事を(勝手に)記しておきます
本当に、本当に、この夜のTHE NOVEMBERSは称賛し切れないくらいに美しくて、獰猛で、カッコ良かった。痺れた。
要約すれば伝えたいことの究極はただそれらだけ、です。













自分は、目の前に広がる何とも言えない「何か」を滅茶苦茶に引き裂いてくれるような表現が大好きで、
それを渇望する、強烈に欲している自分も確かにいるんだなあ。。と再確認出来た、というか
ちょっとハッとするくらいに目が醒めた感覚だらけの一夜でした。
共演もお世辞抜きで素晴らしく、
最後の最後にアンコールで歌われた「今日も生きたね」も、
音源以上に野性的な小林祐介の最後の叫びやコーラスワークが光る最高に胸に来るエンディングとして鳴っていたかと
一曲目「human flow」からアンコールの「今日も生きたね」まで一瞬たりとも見逃せないライブだった
今後もTHE NOVEMBERSの11周年は続いていくので、お好きな方は共に楽しみ尽くしていきましょう。

常に最新の衝撃をくれる、そんなノーベンバーズがたまらなく大好きです。



もう10回もお世話になってしまった 齋藤山城守之彦「こころLOVE²ライブラリー」について語る

2016-06-10 | 快楽天

↑このカットが大好き



快楽天2016年7月号(今月号)に載っている齋藤山城守之彦「こころLOVE²ライブラリー」で
10回もお世話になってしまっています きっとこれからもお世話になるでしょう
正直、読んだその日に何発もいたして、しかもそれが持続しているという
ここまで興奮しちゃっている作品も個人的には珍しいです
一日6発という正に人間放棄してただの猿になってしまった日すらあったくらい搾り取られた訳ですけど
何故ここまでこの作品が面白いのか、好きなのか、愛しているのか、そしてお世話になれた要因は何なのか、、、と色々と掘り下げてみたい気分になったので
半ば衝動的に記事を書くことにしました
ちなみに10回目お世話になった所で「あ、こりゃこの感動を記事にしなきゃ」って思いました
自分にとって官能とは“美”であり“豊かさ”であり、神聖なものですので。






こころちゃんがカワイイ

純粋過ぎて可愛い


そもそも「お世話になれる」「なれない」の基準はなんなのか、と考えると
やはりキャラへの感情移入の度合いなんだと個人的には思いました
この娘のエッチなシーンが見たい!って思わせられたら完敗だよなあ、っていうか
その作品の「勝ち」だなあ、っていうか・・・。天真爛漫で、無邪気で、汚れを一切知らない少女こころが
オトナの階段を一気に転げ落ちて行く様は何度読んでも興奮してお世話になりたい気持ちを誘発してくれます
無知なのに、カラダは敏感で、快楽に素直に溺れて、でも溺れ切るまで行かない最低限の倫理感が備わってる塩梅もまた見事で
正に「絶妙」という言葉が相応しいキャラクターに仕上がっています



バックボーンの構築の仕方が良い

カラダも「オンナ」にされていきます


また、元々介護の為に、純粋な奉仕目的の為に来たのに
いつの間にかおじいさんにオトコを教えてもらって手篭めにされてしまうストーリーが最高ですね
始めのそういう無邪気なバックボーンがあったからこそ、ジゴロの女遊びに選ばれて無理矢理ハメられて何度も子宮にザーメンを送り込まれてしまう・・・という
展開のギャップの凄まじさが光っている傑作になってます
本当に出だしだけ見れば、希望に満ち溢れた少女の明るさだけですからね
それが最後には仕事に疲れて(いるであろう)クタクタのおっさん達の慰み者にもされてしまって
全部見られて、あそこも拡げられて、何発もやられて10人斬りを果たしてしまう、、、という
健康的な序盤から不健康な終盤への変わりようが実に見事なんですよね
俺は常々成年漫画は「キャラクターの良さ」と「バックボーン」だと言ってるんですが
その二つが見事に調和している新人離れした傑作だと確かに感じました
実はデビュー作でもお世話になってたんですが(笑
やはり自分の目に間違いはなかった、という感じです
また、無邪気な印象が強かった分、実はめちゃくちゃ「オンナ」なこころちゃんのボディも堪らなかったですね
おじいさんの丁寧に嬲る様な愛撫と言葉責めもめちゃくちゃ良かった、、、というか、興奮に貢献してくれたと思います



こころちゃんの心情の変化がそそる

実にイイ・・・。



おじいさんの官能的なセックス、ヤリチンの的にされてまるで娼婦のようなポジションにまで落ちる
そんな所謂「堕落欲求」を満たしてくれる作品でもあるんですけど(なんせ主人公がこころちゃんその人だし)
そんなこころちゃんが段々おじいさんのテクに惹かれて、今まで抱いた女と比べられて
ちょっと傷付いて嫉妬するシーンには流石に息子も元気いっぱいになりました
要するに、心情的な可愛さ、、、というか、
そもそも無理矢理やられてるのにいつの間にかおじいさんに愛されたい、私だけを・・・。って気持ちになってる事自体グッと来るし
そういう性感に素直で(実は)エロい性格もめちゃくちゃ可愛くて堪らなくなってしまいましたね
心とは裏腹に、カラダだけは誤魔化せないというか・・・。そう考えると上手いネーミングでもあります
凄く従順になっていく様は、どんどんスケベになっていくボディと表情と相俟ってお世話になった中でも特にフィニッシュを飾ってくれたシーンになっていました
コドモだったのが、心も身体もオトナになっていく・・・それが一番堪らなかったのかもしれないですね。
また、なんだかんだでダークになり過ぎない「和み」というか、作者の人柄の良さが滲んでるのも大変好みでした。

ちなみに、この記事を書いてる最中にもお世話になってしまったので結局11回になりました(満面の笑み)。
・・・本当に、言葉責め、どんどんえっちになっていくカラダ、従順な様、そして保たれた倫理観でメリハリも興奮も維持、、、と完璧に近い作品だったと思います
素晴らしいです
こころちゃんには、このまま官能に染まって欲しいような
逆にピュアさを保って、時折思い出しては紅潮して欲しいような・・・そんな気分ですね。
本当はお世話になれた、なんて感覚の問題ですから理屈で説明する様なもんじゃないんですが
それでも敢えて本作の素晴らしさを自分なりに解説してみました
詰まる所、一言で言えば俺はこの作品が大好きです、
こころちゃん大好き!!って事ですね。
直接的表現を多用してしまい、苦手な方には申し訳なかったですが
自分の中では官能的表現は崇拝すべきものなのでご了承くださいませ。












やっぱり、成年漫画はシチュとか画力云々ではなく
キャラクターだと思います(勿論本作は画力も高いんですが)
そこは一般漫画とも変わらない、むしろページ数が少ない分一般漫画よりも重要だと思う
先月紹介したこっぽり生ビールさんや、以前から推してるきいさん、ニイマルユウさん等
キャラクター制作の意識の高い新人さんが今の快楽天には沢山いて掘り下げるのもまた楽しいですね。
齋藤山城守之彦さんの今後の作品も楽しみ!応援しております。具体的に書くとアンケ入れて。





かぐや様は告らせたい12話、リクドウ103話中心 ヤングジャンプ2016年28号の感想

2016-06-09 | ヤングジャンプ感想









自身で自身の事を「まだまだだ」「未熟だ」って思うのは基本的に良い事だと思うんですが
「出来た事」も正直ある訳で、そこを無視して自身を責め続けるのも何かが違う気はしています
全否定する事なんてぶっちゃけ誰にだって出来るわけで、大事なのはそういう自己分析なんじゃないのかなあ。とは最近思います

やっぱり、自己否定に酔っちゃう、みたいなのは誰もが陥る落とし穴な訳で
出来る事なら嘆きつつも足掻き続けていたいなあ。って自分は思う
そういう酔い方は言い方は悪いですがださい、と感じるので。

色々経験して、自分の適性を知って行くのも大事だと思います
それすらせずに嘆いてばっかり居ると結局それは「怠慢」でしかないんですよね。
でもまあ、俺もコミュニケーションやアプローチが超苦手なんで日々大苦戦してますけど(笑












かぐや様は告らせたい 第12話「藤原千花は食べられたい」

少女漫画は性行為OKで
少年漫画は規制が厳しいのはなぜなんでしょうね?
ただ一つ言える事は、性的衝動は誰しもが(程度の差はあれど)持っているもので
そこを描く、っていうのは「官能表現」という堂々たる芸術である。って事ですね
今はそこがあまりにも尊重されなさ過ぎなトコロは正直あると思います
あると思いますっていうか、完全に個人的な意見ですけどね。
人間の根源的なアレなのにね。

それはさて置き、少女漫画大好きな藤原書記は可愛かったですね(笑
男でも美少女に振り回されたい欲求は少なからずあるでしょうしね・・・。
お子ちゃまなかぐや様も可愛かったです。

ただ、イヤフォンは別に共有したくないですね
片方だけだと苛々しませんか?
音ズレだけでもキレそうになるくらいちゃんと聴けないと嫌なタイプなんで
その点では片方ずつのイヤフォン(平井堅の曲みたい)というのはそんなに好みじゃないです
ただまあ、こういうのは距離感を楽しむ為の演出なのかなあ。確かに言葉にするとちょっとエロいけれど笑


しかし、それとは別に会長の性的なアプローチ(笑)に珍しくストレートにドギマギするかぐや様はやたら可愛かったですし
強引に攻められるかぐや様もこれはこれでアリだったように思います いつもは不敵なだけに。
そして、「フルフル」と首を横に振る仕草もめっちゃ可愛くて胸キュンものでした
回を重ねる度に可愛くなっていくのは美少女漫画として凄いなあ。。と思いつつ
きっちりオチで笑わせる手腕も確かなものでしたね
ニヤニヤしつつも、
クスッと笑ってしまう良さがありました
いつもの駆け引き合戦とは違う種類のお話でしたが、これはこれで面白かったと思います
人気も高いみたいですし、安定して楽しめそうな連載になって来ました。



リクドウ 第103話 通用しない

どう見ても先にケンカ売って来たのはお前だろ・・・
こういう勘違いしてるようなガキが大嫌いなんで、正直衝動的に「こいつ倒してくれないかな」って久々に思ってしまいましたが(あまりにも礼儀が無さ過ぎる)、
その分燃えると言えば燃える戦いになるだろう。と感じたのもまた事実です
完膚無きまでにぶっ潰して欲しいな~と思いつつ、
ただ彼にまったく太刀打ち出来なかったのも現実なんですよね
「あいつは態度が悪い」と嫉妬の様な陰口を叩くのはあまりにも負け犬臭くて惨めなんで
彼が普通の腕ではない、素晴らしい選手である事は認めざるを得ないと思います
認めた上で、それを越えなければいけないんでしょうね、きっと。
そういう事を感じさせたお話でもありました。

リクは、今まで強敵と戦って来ましたけど、
ここまで手も足も出なかったのはきっと初めてなはず
どんどん強い敵が出て来て、どんどん解決法を探して成長していく、、、という構図は
以前も言及しましたがある意味「ロックマン」の作中観に通ずるモノがあると思う
感想の始めでは神代を否定するような事も書きましたが、
彼は彼でイイ具合に「ヤンチャ坊主」として描けてるんじゃ・・・とも感じてます
どういう風に展開するのか、どういう風に攻略するのか、、、楽しみですね。

あと、シンマン賞のページで
三原は死ぬ予定だった。とか色々衝撃的な事を語っているので
これは必見だと思いますよ というか読み応えが普通にあって素晴らしいです(笑


















◆君と100回目の恋

青春してるなあ・・・
誰もが誰も傷付くエンディングは正にBAD ENDそのものですね
それはそれで沁みる趣があって実は好みなんですが、
ここからハッピーエンドに変えられるのなら、それはそれで見てみたい気もする。
なんだか面白くなって来ましたね。



◆潔癖男子!青山くん

なんて上手いエンディングなんだ(笑)
そりゃウィザード様のが人気になるわ。。と思いつつ
それはそれでリベンジ展開にも使えそう。って少し思いました
それにしても素直に松くんの話で涙しちゃう小田切さんともかちゃんは超カワイイ。
こういう純粋で、スレてない娘がいいんだよ・・・(笑)。
スレてない娘の方が単純に癒されるしね。

ちなみに青山くんの出番が珍しくゼロの回でした。













次号は「リクドウ」が巻頭!




【祝!表紙巻頭】天野めぐみはスキだらけ! 第29話「だから天野・・・」 感想(少年サンデー 2016年28号)

2016-06-08 | 天野めぐみ&古見さん













今週は表紙だょ♪

ああ、めぐみ、なんて可憐なんだ・・・って書くとちょっとアレな人みたいですが(笑
いや、でも、個人的には最高に気分が良かったですね 好きな漫画が雑誌の表紙を飾ってるのはやっぱりイイ。
それも雑誌で一番推してる漫画が、、、!という事でこういう感覚は何年ぶりなのかなあ。
前のブログで某ジャンプや某チャンピオンの漫画を推してた時はこうやって「普通に」表紙になる事なんてまずなかったし、
このブログに移行してからも(各話感想を書いてる作品の中では)初めてなんじゃないですかね

本当に・・・
某ジャンプの時も同時連載の他の漫画の方が人気だったり、
その作品の各話感想を書いてるような、推してるようなブログを見てなんだか無性に「羨ましい・・・」って気持ちになってたんですよね
なんで俺が大好きな作品は決まって「そう」ならないんだろう?っていう悔しさをずっと感じてました
特に自分は趣味が生き甲斐というか、仕事の疲れやダメージを完全に娯楽と呼ばれるものに癒してもらうタイプなんで
余計に「ああ、そう・・・」って気持ちが強くてなんだか複雑だったのは否めないトコロです

だからこそ、「ようやくこの時が来たか!」感が強くて
なんだか今の俺はジーンと胸が震えるような感覚になっております
こういう気持ちを味わうにはあまりにも遅すぎた
自分は(実は)作品の好き嫌いが激しいので、
こういう気持ちを味わう事自体がかなりレアリティある、というか難解な事だったりもするんですよね
なんか、単純に、凄く嬉しい・・・。というか、ブログ始めて(前身含めて)7年半も経ってるのにそんなにこういう機会に恵まれないのもまたスゴイ、というか(笑
しかも俺の大好きなジャンルのラブコメですからね!天野めぐみですからね。
サンデーって雑誌は実に素晴らしいですね
市原編集長になってから面白い新連載も増えてるし、このまま復調していって欲しいです
「ゆらぎ荘」といいコレといい、草食系なんてバカバカしい言葉が蔓延してる今、
きちんと「男の子」の為の漫画も盛り返す素養が見られて個人的には嬉しい
自分の感覚は間違ってなかったんだ!って思いましたね
まあ、間違ってても別に良いんですけどね(笑
それが素直な気持ちならば。










めぐみのこーゆートコ好きよ。


で、本編はある意味平常運転でした
学の告白詐欺はありましたけど(笑
ただ、流れ的には言ってもおかしくない流れではありましたよね
だからこそ、めぐみもあそこまで怒ったのかもしれない、、、と思いつつ
今週も途中からちょっとめぐみ視点っぽいな。と感じました
そして、めぐみ視点だとそれはそれでニヤニヤ出来ていいな。とも思いました
一応主人公は学だとは思いますが、タイトルは「天野めぐみ」なんでこういう風にめぐみ視点からのアプローチを増やしても十分イケるのでは?と感じますね
まあサンデーはそういう事に関しては寛容な雑誌でもありますし笑





そして、そんな夢告白を真に受けてドギマギするめぐみは可愛かったです
たぶん、この調子だときっとマジだったとしても受けちゃうんだろうな~とは思いつつ(笑
そんな詐欺っぷりにプリプリするめぐみも夢にまで観ちゃうまーくんも両方良かったですね
めぐみの恋する気持ち、心情的なエッセンスは増えれば増えるだけニヤニヤの度合いもUPすると思うので
その辺の切り込みにも今後期待したいトコロです
センセーショナルな巻頭カラーから、
ズッコケのオチまで(笑)「安定」という言葉が相応しい話数に仕上がってました
まあ、日常ラブコメだし進展に関してはこの後をお楽しみにしますか
次回からは2学期・・・という事で、
秋以降のイベント展開もまた楽しみです
ベタなのはやっぱり体育祭と文化祭ですかね
どういう風に捌いてどういう風にニヤニヤさせてくれるのか、、、に注目です。




しかし、ワンピース姿可愛かったな・・・
っていうか、前々から思ってましたけどワンピ似合うねめぐみは
2巻の表紙も素敵過ぎる白ワンピですし、スキだらけ、とかいいつつ
きちんと「清純なイメージ」も付随してるのが彼女の素晴らしさだなあ、、、と(お世辞ではなく)思いました
そもそも今号の表紙のイラストからして“大人っぽいお姉さん”感が出ててドキドキしますしね
年齢的には余裕でめぐみの方が年下なんですけど・・・笑
学生の時に、こんなお姉さんと出会いたかった
素直にそう思いました。

また、今回のお話は何気に学が「めぐみの為に」行動しているお話にもなってるんですよね
めぐみがきっと泣きついて来るから、その前にちゃんと教えられるように自分も終わらせておこう――――っていう
考えようによっちゃ健気過ぎるくらいに健気な行動で(笑
そんなまーくんの思い遣りにも(勝手に)ジーンと来た話数でもありました
めぐみはそんな事勿論知らないし、とっくに終わってるだろう。と思ったから頼ったんだろうけど
そんな苦労を一言も口に出さない学もまた素敵な男の子だな。って感じましたね
めぐみに代わって感謝したい気分ですね笑

あと、宿題を「ちょっとだけやる」って感覚もよく分かります
先に進めとこう、と最初の内は粋がってるんですけど、結局その粋がりはその場だけのもので
気が付いたらやってあるのはなんだかんだで最初に粋がって進めたトコだけ・・・って経験は自分にもあります
多分、それで満足しちゃうというか、自分の力を過信しちゃうというか、余裕ぶっちゃうんでしょうね

そんなワンピ姿を褒められて紅潮するめぐみはとっても可愛かったです
とってもガーリーだね、、、と思いつつ、
こういうやりとりは実にラブコメっぽくて好みでした
きっとまーくんに見せる為にとっておきのを出したんだろうなあ。。って想像すると
二重にニヤニヤ出来ちゃいますね(笑 今週もごちそうさまでした。


しかし、おしりとぶどうおっぱいと、またおしり~と
今週も官能的アプローチのコラボは実に良かったですね(超笑顔)
おしりの方は今すぐそうにゅ・・・いや、なんでもないです、はい。
堪らんですばい!!って事です(単純)
と勿論基本要素であるお色気要素に関しても良好な29話目でした
ブラが出しっぱなしなのもほっこりクスクス出来ましたね
ああいうの、いいですよね・・・。本当にね。

めぐみからの、学への「いつもありがとう。」って気持ちもしっかりと伝わって来ましたし、
ストーリー的な意味合いでも見どころがあって良かったです
そう考えると、
途中からやっぱめぐみサイドの話になってたのかもしれない。と思いつつ
そんな変化も心地良い今週の「天野めぐみ」でしたね。表紙巻頭カラーも本当に嬉しいですし、
中身も安定しつつも感謝を述べるめぐみの素直な気持ちが良かったし、、、でファン冥利に尽きる号数でしたね!
また、こういう想いを味わえるように相変わらずアンケートはしっかり出し続けますよ~。まだまだ上を狙える漫画だと思う。応援。














◆あおざくら

沖田ちゃん可愛いなあ・・・笑
それはさて置き(?)すごく面白いですね
明らかな足手まとい、
そしてそいつに対する制裁・・・
こういうのは乗り越えた時のカタルシスが高いので色々と楽しみですが
確かに何もかもを手伝ってもらっている今の状態は危うくはあります
そうじゃなくて、「自分の力で」何とかした時にこそ、彼の成長になるのではないでしょうか。

にしても、あれじゃ飯に風情もなにもないだろうに、、、笑
なんだかすぐに腹の中から消えちゃいそうで、
個人的には無理でしょうね。
そもそも俺には合格するだけの学力も教養もないですけどね!
近藤君は、沖田ちゃんの為に主人公として是非頑張って欲しいです。
そして男の娘展開も是非



◆天使とアクト!!

なるほどねえ、
確かに「従順に」なんて意識がある訳ないわな
そもそも、そんな従順になる必要性も基本的にはないと思うし
これは正直上手いオチだと思ってしまいました
まあ、本気でペットにされるトコも見てみたかった気はしますが・・・笑
この間の疑似BLといいちょくちょく妖艶な要素を入れて来るのがイイですね。



◆MAJOR 2nd

ああ、ミチルちゃん可愛いよ・・・
もうミチルちゃんが正ヒロインで構わない。と個人的には思ってます
そんな事書くとお叱りを受けそうですけど(笑
しかし、
ライバル同士の子供がくっつく~というシナリオは燃えるものがあると思うんですよね
ミチルちゃん、素直に可愛いし、大吾の中に吾郎を垣間見てキュン、となってくれそうな素養もあるし(笑
もうミチルちゃんを正ヒロインにしようよ!!(おねだり)

しかしこの作者は必ずと言っていいほど恋愛的描写を入れて来るので、
きっとそういうラブコメ展開にもこの先なるんでしょうねえ。
色々な意味合いで楽しみです。



◆ふれるときこえる

泉澤と白瀬のBL、アリだなあ・・・
っていうかのっけから何書いてるんだ俺は(笑
でもなんかそういう雰囲気ありますよね、、、特に白瀬の方はね。
いや、そんな誰からも共感されなさそうな感想を書いてる場合じゃなくて、
展開的には最も辛い展開になってしまいましたね
白瀬くんには悪気は一切なく、
泉澤くんを思うと踏み出せないだけ
だからこそ、彼にとっては辛い訳で・・・
いっそもうさとりとくっ付いちゃいなYO!って思いましたが
そんな軽いお話じゃないんでしょうね(当たり前だ)
でも、最終的にはそこに落ち付きそうな予感もする。
そして扉絵のさとりの尻はエロかった。
隣の尻よりも何倍も(笑











今週はもう表紙眺めてるだけでもニヤニヤしちゃいますね(笑
やっぱり、ラブコメはいくつになってもイイし、好きな気持ちは一切ブレない。
ちょっと大人っぽいアプローチも成功していたかと思います。
永久保存号ですね。



LOST IN TIME「その奇跡とその偶然・足跡は続く2016 迷路の中で折れなかったもの」@下北沢CLUB Que 16.6.5

2016-06-07 | LIVE
                                    
                            日曜日にロストインタイムのワンマンを下北沢で観て来ました。










この日は3rd「時計」と4th「さぁ、旅を始めよう」から選曲のライブでした
「時計」の曲はたまに演奏しますが、後者に関しては結構レア曲になっている楽曲も多いので
その意味では前日以上に期待感を持って臨んだ公演だったかもしれません(勿論、前日は前日で素晴らしかった!)。
そして、その期待通りに滅多に聴けないレア曲のオンパレードみたいなブロックもあって、いちロストファンとして多幸感だらけの夜でしたね
レア曲だけではなく、ここぞと言う場面でのキラーチューンももちろん胸に来るものが多くて
この日もこの日で泣きそうになる箇所があったりとまた心に残る一夜に仕上げてくれました

この時代の楽曲たちは定番化している曲が少なめな印象があるんですが
こうやってまじまじと聴いているとかなり名曲、良い曲が多く存在しているので
これを機にまた生で披露するタイミングが増えればいいな~と個人的には思っています
この間出たアコースティックレコーディングスでもこの時代の楽曲が結構収録されていますし、
個人的にどちらも大好きなアルバムなので今一度積極的に演奏したり再録してくれる事がとても嬉しいですね
「あれも聴けた」「これも聴けた」だらけのライブだったので、それだけでも既に堪らない感じでした
その上でやっぱり新曲、リアレンジ群もまた印象に残った良い塩梅のワンマンだったかと。

過去も未来も今も全部大事にする今のLOST IN TIMEの方向性は、ファンとしてとても頼もしく思います。













この日も人・人・人で
完全にスシ詰め状態でした
定員以上入れてるんじゃないか?ってくらいの満員電車並の相様
でも、それはそれで嬉しかったりもするんですが・・・笑
47都道府県海北さんソロツアーのチラシも出来てましたが、かなり気合いの入った出来栄えにニンマリ。

「旅の途中」を少し歌って、
雰囲気を演出してから「羽化」で本格的にスタート
やはりこの曲の“諦める”事にも重きを置いた作中観はグッと来ざるを得なく、
初っ端から涙線を刺激されました。こういう歌詞を20代で書いてるのはファンの贔屓目抜きにしても凄いと思いますよ。
そこから三井さんの色鮮やかなギターの音色が恍惚的に鳴り響いたグルーヴ感たっぷりの「はじまり」に続き、
そして大名曲だと思ってるのにずっと(生で)聴いた事のなかった「最後の一球」と堪らない瞬間に胸が震えてました
この曲は野球ドラマの主題歌になってもいいくらい良く出来た楽曲だと思ってるのでいつか日の目を浴びて欲しいですね。
“今サイレンが鳴る”ってフレーズは生で聴くとより情感が伝わって来て良かったなあ。
ひんやりとした空気が冴え渡った「柊」、
更に「封印してるんじゃないか?」ってくらいとことん演奏されなかった「車輪の下」披露にも痺れましたね
この曲は歌い方からしてロストのイメージとは掛け離れた楽曲なので中々生演奏されないのも納得はいってるんですが
歌詞の作中観は個人的に頷けるフレーズばかりなので個人的に聴けて本当に嬉しかったし、胸が滾るものが確かにありました。

これまた滅多に演奏されない「秘密」も衝動たっぷりに披露、
そして・・・個人的にロストの中でも屈指の名曲だと思っている、そして絶対に生で聴きたかった「蛍」のイントロが流れ始めた時には
流石に涙線危なかったですね この曲は本当に思い入れが強く、深淵まで来てしまったかのような雰囲気も大好きなので
本当に聴きながらずっと泣きそうになっていました まあ、これだけ暗い曲ですから確かにあまり披露されないのも分かるんですが(それが理由じゃないかもですが)
ずっとずっと聴きたかった、以前のリクエストライブでもリクエストした(そしてランク外だった)「失敗」「蛍」の2曲がたった2日間で聴けたという事実
それだけでもう胸は震えて、情念たっぷりの歌唱と演奏に完全に骨抜きにされてしまった、というのが本音です
この曲、ロストの中でも5本の指に入るくらい大好きな上にシングル曲でもあるので、もう少しワンマンとかで聴いてみたいなあ(笑
なんかもうイントロからアウトロの源ちゃんのドラミングまで終始感情移入しまくりでしたね
また生で聴く源ちゃんのアウトロのドラミングは想像以上に最高でした

そんな「蛍」に大感激しつつ、
実はちょっと泣いてしまったのが次の「サンカク」でした
この曲は本当にたま~に、バンドでも聴いた記憶があるんですけど
傷付いた心を撫ぜる様に寄り添ってくれる毛布のような暖かさと
“刻一刻消えていく想いに もうきっと手も振らないんだろうな”ってフレーズに完全にちょい泣きさせられちゃいました
上記のフレーズ本当に好きなんですよ・・・ あんなに辛かった記憶も、想いも、楽しかった記憶も、想いも、結局は泡の様に消え去ってしまう
なんだか、それが無性に切なくなる時が自分は多くて、だからこそ感情移入してしまうんだろうな・・・と思いつつ
コーラスワークも冴えてて正に前半のハイライト的一曲だったかと(個人的には)感じました。
本当に素晴らしかった。


この日も三井さんのMCがありましたが、
海北さんが「キレッキレね!」と言う様にホントに独特の面白さがあったので
今後も機会があればまたやって欲しいなあ。面白かったのが「時計」が出た時代の音楽を振り返る時に
「僕らも影響を受けた」と三井さんが称してその年の年間一位だった「青春アミーゴ」を紹介した瞬間に
源ちゃんが「影響受けてねーよ!」って気持ち強めにツッコんだこと(笑)これは正直爆笑してしまいました
確かにロストの音楽性とまったく関係ない・・・笑
また、源ちゃんが三井さんにあんなに強くツッコむ所も初めて観たのもあって爆笑しちゃったのかも
三井さんの「片や時計で、片や青春アミーゴ」っていう言い方も面白くてバンバン笑い取ってましたね
他にもロストが5人に増えた時に、エグ○イルも9人(だっけ?)に増えてた、とか今は19人まで増えてる、とか余計な情報もよくしゃべっていて
なんか凄く心地良い時間だったなあ。。って振り返って思います ちなみに別にネタにするような空気じゃなかった事も付け加えておきます。


海北さんの「この時代は変化のロストで、三井君が入ってからは成長のロストだった。」というニュアンスの言葉にやたらピンと来つつ
そこから熱く熱く、ひたすら熱いステージングが続きました
「旅立ち前夜」はやっぱりサビの一部でメロディがちょっと変わってるのが良い味を出していて、
みんなでシンガロングした「26」も気持ち良さ満点、イントロのベースも実に艶っぽくて官能的でよかった
しっとりと歌い上げた「然様ならば」に、これも全然披露されてなかったんじゃないか?ってくらいのレア曲「さぁ、旅を始めよう」
この曲もバンドアレンジでちゃんと歌い上げてくれて嬉しかったし、優しくもシビアな歌詞も良かったな。と
勢い満点の「告白」、源ちゃんの熱唱が響いた「鼓動」はやっぱりサビの歌詞が胸に来たし、しみじみとした気分にもさせられた

リアレンジの「残像」を不穏さたっぷりに聴かせた後、
「証し」「冬空と君の手」をしっかりと丁寧に歌い上げてこの日は終了
「冬空と君の手」は存外にグルーヴ感がよく出ていて、ハートフルな音像でもあって
これまた堪らない出来栄えでした 意外と締めにも似合ってると思ったので、今後も聴きたい一曲でもありました
本当に届いて欲しい人「にも」届いて欲しいのに、、、と普段から思ってるので余計にグッと来てしまいました。
そんなこんなで勢い、沁みる良さ、そして珍しいナンバー連発の最高のライブは終わりを告げました
やっぱり、大好きな「蛍」に少し泣いてしまった「サンカク」が個人的ハイライトですね。
この2日間のロストの皆さん、スタッフさん、ハコのスタッフ、そして一緒に楽しんだお客さん達に感謝です。
ありがとうございました。










1.旅の途中(一部)
2.羽化
3.はじまり
4.最後の一球
5.柊
6.車輪の下
7.秘密
8.蛍
9.サンカク
10.旅立ち前夜
11.26
12.然様ならば
13.さぁ、旅を始めよう
14.告白
15.鼓動
16.残像
17.証し
18.冬空と君の手

19.ライラック
20.366
21.希望

22.30











LOST IN TIMEのライブはもう行き始めて長いですし、
毎年数回行くぐらい行き慣れてはいるんですけど
未だに聴いて泣ける、って事が嬉しかったですし
記事を書いてても、そんな事実に胸がジーンとなってしまいましたね
こうやって、昔の封印してるかのような時期の楽曲もちゃんと演奏してくれる
そんなロストの「誠実さ」に益々惚れ直したような素晴らしい一夜でした。
凄く個人的な想い入ればかりの感想にはなってしまったんですけど(笑
でも、これが自分の本音ではあります
想像してた以上にレアリティの高い2日間に仕上がっていて、本当にファン冥利に尽きる週末でした。改めて、感謝を。

アンコールでは多幸感溢れる「366」の後押し感がやっぱりイイな。と思いつつ
やっぱり新曲の「ライラック」が自分の思い出すらも滲むようなクオリティで大好きだなぁ、と。
この曲の魅力に関してはまた別記事で想いを込めて伝えたいトコロです。
最後は「30」で(比較的)前向きに締めたのも良かったんじゃないかと。

今後は、海北さんの始まりの場所の熊谷での総括の総括のようなワンマンに加えて
海北さんのソロでの全都道府県ツアーがあって、それが今からすっごく楽しみです
海北さんの弾き語りはすっごくあったかいので、
お近くの方は是非観てみて欲しいですね
自分も47都道府県もあるので複数個所行こうかな、と計画中です。