goo blog サービス終了のお知らせ 

サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

LOST IN TIME「その奇跡とその偶然・足跡は続く2016 はじまり、後悔」@下北沢CLUB Que 16.6.4

2016-06-06 | LIVE
                                    
                           土曜日にロストインタイムのワンマンを観に下北沢へ。









この間、
帰宅時に「きのうのこと」を流してたら随分と(その時の心情に)ハマってしまった、という出来事がありました
キラキラした場所とは対照的なところに居るからこそ、沁みて沁みてしょうがなかったんですけど
この日もまたそんなロストの滲むような音楽性がグッと心を掴んでくれた夜だったように思います

1st、2ndからの選曲のワンマン、という事で
「きのうのこと」に関してはある種代表作のような趣があるんで今でもどの曲も度々やるんですが
「冬空と君の手」からはどうしても聴きたい曲があって、それを聴けるのを凄く楽しみにしてたんです
そしたら、遂に念願の「失敗」が聴けてもうニンマリしちゃいましたね(笑
聴きながら胸にジーンと来てたんですが、
そんなセンシティブな感情にグサグサと突き刺さって来るような楽曲のオンパレードでした。

また、ニュー・シングルの楽曲群が素晴らしくてですね
特に「ライラック」の方は聴いててトリップするような感覚に陥ってしまったというか
映像が浮かんでくるかのような作中観でまた一つロストの進化を感じました
今のロストは音源もライブも本当にイイんで、過去好きだった方にも是非触れてみて欲しいですね
そんな訳で一日目のレポをお届けします。












Queに辿り着くととにかく人・人・人で
身動きがあまり取れないくらいのスシ詰めっぷりでした
そんな満員のお客さんの期待に応えるかのように「花」「約束」とキラーチューンをいきなり畳み掛ける
インディーロックのような迫力と勢いが兎角良かったんですが、そこから「教会通り」「通り雨」と一挙にセンチメンタルモード
特に「通り雨」はちょっと久々だったので凄く嬉しかったし、直情的な歌詞も逆にグッと来るなあ・・・と

「あなたの楽しみ方で」という海北さんのMCの後に
「誰かはいらない」「あなたは生きている」とこれまた沁みる楽曲を連発
どっちもよく演ると言えばよく演る曲だけど、こういう地下室みたいな箱で聴くとより一層沁みる感覚があった
代表曲「列車」を激情と共に叩き付け、三井さんのギターの音色が兎角気持ち良かった「ヒカリ」に続く
この曲はバンドの一体感もより高まっていて以前聴いた時よりもカタルシス大きかったかな、と


泣きそうになってしまったのはリアレンジ版ではなく、
オリジナルバージョンで披露された「声」
特に、「汗はもう消えてしまった~」という歌詞で不意にボロ泣きしそうになりました
実際にはその手前で止まったんですけど、本当に不意に涙線ガタガタ揺さぶられましたね
やっぱりこの曲は名曲だ、、、と思いつつ
不穏なビートと最後の源ちゃんのドラムが超絶格好良い「悲しいうた」
これもまた凄い久々、というか前に生で聴いたことあったのかどうかすらも分からない「カガミ」の懐かしさにアガる
そして、ストレートに感傷を揺さぶって来る歌詞にこれまた感情移入してしまいました
この曲は構成がすごくオリジナリティあって、これからも(機会があれば)聴きたいな。。と感じましたね

ご機嫌なロックンロール・モードで奏でられた「失敗」は駆け抜けるような気持ち良さがあった
この曲、ファーストでも特に繰り返し聴いた思い出があるし、単純に楽曲としてもシンプルに突き抜ける感じで大好きなんです
ただ、歌詞がまったくポジティブさのかけらもないんで(笑
今のロストはやってくれないかな~って思ってたんですが
この日ようやく聴けてそれだけでも涙ぐんでいる自分がいました
聴いてる最中、胸を熱くしながら、高まっているロックンロール模様に実直に興奮してましたね
ただただ嘆くような作中観には相応の思い入れが強くあったので、震えながら聴いた一曲でもありました
本当にこの曲が聴けて良かった。今の心境にも似合ってるし。


MCもあったんですが、
なんと三井さんがメインのMCコーナーなんかもあって
それもまた新鮮で楽しくて良かったですねえ
そのアルバムの時の流行を振り返ってたんですが、
ベッカムのモヒカンは超リアルタイムで流行ってたのをTVで観てたので
すっごい懐かしい気分になりましたね(笑 あの時の日本は強かった。。
ちなみにSEが同時代の「それでよかったのか?」でそれもまた粋な演出でした
自分もミュージックスクエアで流れてて好きだったなあ、、、と。また聴きたくなりました。


「線路の上」「翼」「ココロノウタ」と熱い流れが続く後半戦、
「ココロノウタ」はやっぱりサビの歌詞がすごく頷いてしまうな。。と感じながら
非常にエネルギッシュであの頃に戻ったかのような衝動的なステージングがこの日は印象的でした
激情を吐き出した「手紙」に痺れながら、感情移入しながら
最後は「きのうのこと」で万感の締め


さあ 夜が来る
僕は一人きり


のところではこれまたちょっと泣きそうになってしまったというか、
孤独に刺さる様なカタルシスを受ける事が出来て個人的に堪らなかったです
どんなに頑張ったとしても、
どんなに前向きになったとしても、
拭い切れない現実はすぐ側にあって・・・
そんな心情に寄り添ってくれるような凄まじい感情を放出してこの日の本編は終了
この曲はロストが持っている武器の中でも特に破壊力満点でしょうね。
本当に素晴らしかった。ありがとうございました。












1.花
2.約束
3.教会通り
4.通り雨
5.誰かはいらない
6.あなたは生きている
7.列車
8.ヒカリ
9.声
10.悲しいうた
11.カガミ
12.失敗
13.線路の上
14.翼
15.ココロノウタ
16.手紙
17.きのうのこと

アンコール
18.30
19.残像
20.希望

ダブルアンコール
21.ライラック








「30」「希望」と比較的最近のロストの名曲も聴かせつつ、
更に切れ味鋭くオルタナティブに攻め切っている「残像」は正に必聴の出来でした
3ピースなのに、それ以上の音圧と勢いを感じるダイナミックなパフォーマンスは
それまでのロストには無かった“力強さ”を受けるものでした
あの雰囲気のまま、更に強靭にした、、、というイメージなので
生まれ変わった「残像」も是非聴いてみて欲しいですね
まだまだロストは面白くなりそうな予感。

最後の最後は、新曲「ライラック」だったんですが
ストレートに歌詞の作中観に感動してしまう新曲に仕上がっていて
色々と堪りませんでした
加えて、この曲を聴いてたらまるでドラマや映画みたいな感動的な別れの情景が浮かんでしまって
そういう「映像が浮かぶ」タイプの楽曲だったのもまた凄くグッと来てしましたね
途中までは振り返り~って感じの歌詞なのに、
最後にそっと感動してしまうフレーズで締めるのがズルい、というか、ニクい、というか(笑
最高のクオリティの新曲に感じたので、その意味でも気持ち良くハコを後にする事が出来ましたし
これからもライブで聴けるのが(お世辞ではなく)めちゃくちゃ楽しみなニュー・シングルだなあ、と
まだまだ目頭が熱くなってしまう楽曲を作り続けているので、総括シリーズの機会にまたロストが盛り上がればいいな。って思ってます
それくらい「ライラック」が自分は大好きで、ヘビロテしてしまってるくらいにハマってる、って事を書き記しておきます
また三井さんのギターや源ちゃんのドラムもキレッキレなので、その辺も楽しんでもらいたい
1st~4th総括の熊谷公演には是非これくらいの人がまた集まって欲しいですね。

その前に、この翌日の公演にも参加したので、そっちのレポも近日中に(出来れば明日に)UPする予定です。
今までの足跡、初期衝動も振り返りながら、胸を熱くさせられながら、新曲にも魅せられた理想的な一夜でした。
ハイライトは「失敗」と「声」と「ライラック」の3つでお願いします。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第17話「ゆらぎ荘の千紗希さん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年27号)

2016-06-06 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                    
                            実に壮観な眺めだ。ロケットダイブしたい







こういうのを見ると「ふふふ」ってなってしまうのと同時に、
ちょっとキュンと切なくもなります
女性の官能的な姿に感動する人間だからなのか、
愛に飢えてるからなのか、、、って初っ端から何言ってんだ(笑)という感じですが。
それにしても本当に素晴らしいですね・・・。本当に素晴らしい眺めですね。露天風呂以上に絶景ですよね。
お兄さんちょっと涙線に来るぐらいに感動しちゃったよ、、、とミウラセンセに感謝しつつ
物凄いいいもんみたな・・・と今日もまたお仕事を頑張れそうな予感でいっぱいになったのでした。
やっぱ月曜日はただでさえアレなんだから、こういう“癒し”が必要だわ。心からそう思いました。

この見開きが素晴らしいのはそれだけじゃない、
今週は何気に「これまでのヒロイン」と「これまでの物語」を総括するようなお話にもなっていて
尚且つその中でも最も分かりやすく「ここまで」が示されているカットだからです
一番始めに出会った幽奈さんが居て、元々住んでいた面々がいて、
そっから千紗希さんと出会って、こゆずちゃんが懐いて、朧ちゃんも来ちゃって。。というある種俯瞰的なカットにも仕上がってたと思いますね
同時に、それはコガラシが救って来た、関係を築いて来たヒロイン達、、、とも形容出来るものでもあります
唯一仲居さんだけは単独のエピがないんですけど、それでも家事食事で彼女を助けて来たのもまた事実
そんな「コガラシガールズ」のまとめ、としても秀逸で色々なヒロインに想いを馳せる事が出来る“選べる”良さがあるのもゆらぎ荘の強みでしょうね

そして、コガラシの存在自体がそうやって憧れられる価値のあるものでもあるんですよね
だから違和感なく、モテるのも納得出来るというか。。それは個人的な感想ですけど
少なくとも並の主人公以上に(物語的に)貢献して来たのは事実だと思います
誰よりも強く、
誰よりも粋で(優しい、ではなく)
誰よりも働く・・・
正に模範的な登場人物じゃないか(笑
っていうか俺真逆だわ 死んだ方がいいかも
だからですね、ヒロイン達との妄想がリアルに捗りますし、
やっぱりラブコメに於いて主人公の存在もないがしろにしてはいけない。。という「学び」がゆらぎ荘にはあると思います
それは大げさに捉えられる危険性がありますが、ただ、ここ数年・・・
ジャンプでこういうお色気系の作品が連載しても全然人気を保ててなかったのを見ていると
「好感を持たれる主人公」というのも(今の時代は)必要不可欠じゃないのかな。って思います
まあでも完全に安泰、って訳でもないので勿論アンケートは毎週出しますけどね(笑
感想も書いてアピールに関しても頑張りますしね。




扉絵も素晴らしい。emily先生の成年漫画を思い出したのは内緒。



う~ん、なんでしょうね
俺自身こういう少年誌のちょっとエッチなラブコメで育って来た、という感覚があるし
そこに対しての憧れや興味はアラサーになっても全然薄れないんですよね
そこはまったく変わらないというか、未だに憧れてるというか
ブレてないと言い切れる部分の一つではあります
正直誰かとの戦いや争いよりも、
恋愛や官能の方が自分には大事で・・・って話なんですよね
そこはもう「人それぞれ」っていうか、たまたま自分がそういう人間ってだけなんですけど
だからこそ、そういうものが大好きな人間にとって(ここ数年のWJは)遊び場がなくなったような感覚でしたし
今やたらと多用されているネタ的な意味合いではなく、リアルにゆらぎ荘のような作品は(今となっては)「尊い」と感じています
今週なんか扉絵の時点で心奪われましたからね(笑
宮崎千紗希さん、久々の登場でしたが益々可憐になってますね
朧ちゃんも相変わらずの可愛さで素晴らしかったですし、コメディ的にも面白可笑しく、また総括的な会話劇にも仕上がっていてレベルの高い話数だったかと
この回で交わされた会話を元に、発展させてお話が作られていくんじゃないかな、と思うと凄く楽しみ
特に狭霧の女子力云々と朧ちゃんの恋愛感情の目覚めには最高に期待しちゃってます(笑




朧ちゃん好きィ・・・。コガラシの表情もイイ(笑)。



ところで「個人的に」好きなヒロインは
夜々と朧ちゃんと幽奈さんです
次いで狭霧かな。。という感じ(今のところ)
でも仲居さんも可愛いし、千紗希さんも可憐で真面目だし、こゆずや呑子さんもあれはあれで(枠として)アリだと思うし、、、って事で
特に嫌いなヒロイン、何とも思わないヒロインが一人もいないのも素晴らしいですね
そんなヒロイン同士の「交流」と「理解」が深められた今週はホームコメディとしても良かったのではないかと
こゆずや朧ちゃんのツッコミどころだらけの言動、千紗希さんと呑子さんのファンと作家としての交流、
狭霧の対抗心や千紗希さんのお客さんとは思えない気遣いと女子力モンスターっぷりも良かった。
有り体なガールズ・トークに、加えてえっちぃお話に紅潮する面々にニヤニヤしたり
なんかそういう相様を眺めてるだけでも正直楽し過ぎて
ミウラセンセは今流行りの日常ガールズ・コメディを描かせてもイケるんじゃないかな・・・ってちょっと思いましたね(笑)。

すごくベスト盤のような回でもあり、
女子のガーリーな可愛さが存分に出ている話数でもありました
男の子ならニヤニヤ出来る話数だと思うので是非読んで欲しいですね
そして良かったらアンケも入れてくれたら尚嬉しいです
単行本は動きがかなり良い様ですが、
まだまだ慢心せずに一生懸命応援して行きたい所存であります
これまでのコガラシと幽奈さんのえっちぃメモリアルも良かったですし(笑
引きもかなり気になるので来週号も至極楽しみです
掲載順も安定していて、
コミックスもきちんと売れてるみたいだったので
今ジャンプのちょっとエッチで楽しいラブコメを応援出来る喜びと想いの丈を込めた感想にしました
次週はセンターカラー!!なので、それもめっちゃ楽しみです♪














百合かな?
ミウラセンセそっちもイケるのね
つーか、様々なタイプのヒロインご用意したあげく
百合的描写まで補完とは・・・。気合いが入ってるというか、
ミウラさんの趣向の集合体のような作品な気がしてきました「ゆらぎ荘の幽奈さん」。
やっぱり作者が楽しんで描いてるのが伝わって来る漫画はイイですね。。
単行本発売のタイミングとしてもベストなお話だったかと。


そんな単行本1巻の感想も是非・・・!
相当気合いを込めて書きました。おススメは第7話ですね。
コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ
勿論一部解禁もされてますし、カバーを外すと仕掛けもあるので本誌派でも楽しめるかと。
大好きな漫画なので、また巻頭飾れるくらいに人気になって欲しいですね。