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サブカルチャーマシンガン

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【未来に死ぬ女。】ゾンビランドサガ リベンジ 第9話「佐賀事変 其ノ弐」

2021-06-10 | ゾンビランドサガリベンジ
美しい。。









今回の話を観終えて率直に思ったのは、
フランシュシュの他のメンバーって・・・結構志半ばで死んでるじゃないですか(笑
落雷とか墜落とか衝突とか過労の最中のショック死とか、ぶっちゃけどれも“願った終わり”じゃないよね
ただ、
ゆうぎりさんの死因っていうのは・・・
唯一「未来を想って」自分で選んだ死に様だったんだなあ。って素直に感じました
勿論もし平和な世の中だったら別にゆうぎりさんは死ななくて済んだのも事実でしょう
けど、
逝く時の表情、、、
満足感というか、
使命を果たした感じ、
旦那が死んで空っぽでどこか「生き甲斐」を失くしてたゆうぎりさんにとっては、
・・・・・この言い方が正しいのかどうかは分からないけど、「本懐」を果たせたというか、
もっと違う言い方で言えば命を燃やし尽くせた・・・っていうのかな。
勿論若くして亡くなったので、
生きてれば「別の未来」もあったのかもしれない、
でも、
それでも、
大義を果たせた感覚、
ちゃんと納得して散れた感覚、、、が伝わって来たんですよね
そういう意味では(あの時代ならではの)前を向いた終わり・・・の様にも映りました




散り際までも美しく。





そんで、
喜一にまくしたてたセリフも胸に刺さりました
どんなにみっともなくて躓いたって、
今まで頑張って来た努力や情熱を無駄に出来んのか?みたいなセリフでしたが(ニュアンスで語ってます)、
結構・・・
今の自分にとってもグサッと来るセリフだったですね
同胞が死んで悲しむ喜一、
でも、
それで挫折してしまっては彼らの死が本当に無駄になってしまう、
全く意味がないものになってしまう。。という
これまた正確な引用ではなくニュアンスで綴ってますけど、その辺りのセリフもまた素敵でした
お前が本当に申し訳ないと思ってるなら、諦めではなく、足掻く事が彼らへの恩義である、と。




この涙、不細工に描いてるのが「逆に」良い。。





そう、
ゆうぎりさんは、
本当に「素敵な大人の女性」でした。
佐賀事変、
実は1期の時から(ベストアルバムで)存在してた曲だったんですが、
元々ノリが良くて結構聴いてたんですけど、このエピソードを観た後で聴くと、
また印象も違うというか、
ゆうぎりさんの“覚悟”が歌に込められてる気がして。
その上ものっそい艶やかで官能的でもあって・・・ライブシーンもまた素晴らしい出来栄えでした。。
 喜一が死に物狂いで生き延びて救ってくれた「佐賀」という“あの頃の未来”
だから、
今度は、
自分が盛り上げて、華やかに彩って、救う番だね。っていう、
その心意気というか、新しく美しい志を持って踊っている姿がまた観ていて感動を誘いました
若者に託した未来、今では(きっと)自分の方が若い姿になって生き長らえている、
ならば、次は自分が動かなきゃね。という行動原理の得心も含めて秀逸過ぎた9話目でしたね!





ゆうぎり姐さん、素敵です・・・!😍





それと、
最後のバーのシーンがまた趣があって素晴らしかったですね
マスターは、多分喜一のじいちゃんの生まれ変わり?なら喜一は幸太郎?みたいな、
それもはっきりと言ってるんじゃなくて(セリフも含めて)曖昧なのがまた観ていて面白かったです
何でもそうですけど、
ある程度は観てる人のセンスに託した方が良いと思ってるんですよ、表現って。
そういう意味合いではラストシーンのセリフ回しがまた絶妙でとんでもなく良かったですね
なんというか・・・
一つの大河作品或いは映画を観終えたような重厚感もあったりしました。

なんでしょうね、
2話で号泣した時も、
4話で大興奮した時も、
5話でまた泣いた時も、
これ以上ないくらい素晴らしい話だったなあ。。とか感じてたんですが、
9話でも同じ事感じてるのでもうこのアニメに限界とか一切有り得ねーな!!
って感じました(笑
いやもうゆうぎりさん素晴らしすぎ・・・人格も美貌も発する言葉も何もかもが素敵な大人のオンナ、でしたね。。




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