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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

地獄への招待。/アクタージュ act-age scene108「スター」

2020-04-06 | アクタージュ
どういうこと?(笑)。









千世子は、
きっと夜凪ちゃんや陸みたいな「本物」に対してコンプレックスがずっとあった
創り込んだ自分を見せたところでナチュラルな魅力には勝てない~という気持ちがあった
だから読者の共感度も高かったんだと思うし、努力の分報われて欲しい想いも強かったんでしょう
なので、本心を探れば自分もそういう「本物」の仲間入りがしたかったのかな、と
そういう泥臭い想いがきっと今回の勝利に繋がったんだと思うし、
ある意味"これから”に向けての宣戦布告のようなセリフでもあるんだろうな、って感じました
他人が聞いたら勘違いしそうなセリフでしたけど(笑
しかし千世子の中ではその劣等感を拭わずに女優を続ける事は出来なかったんでしょうね

でも墨字さんも、
千世子の想ってる以上に千世子の事を考えてたと思う
だって、化けさせるだけではなく、千世子「らしさ」を失わせない事すら考えてましたからね
夜凪ちゃんにとっての燃料を作る目的も正直あったんでしょうけど、
やっぱり千世子が千世子の歩んで来た道全部否定してるのも嫌だったんじゃないですかね
千世子を勝たせたいと思ったのも本心だと思うしそこに矛盾は(きっと)無いんだと思います







そんな墨字さんが、
花子さんが完敗して想いが消え去って、
演出家を去る事を告げた時の表情もまた良かったです
何かを追求していくことは、
時に人を滅ぼすほどに追い込んでいくのと同義でもありますから、
そういう求道者の道から外れる人に対して素直に「羨ましい」って気持ちもあるんでしょう
ある意味毒の治療が済んだ状態というか、呪いの装備が外れた瞬間というか・・・
ずるい、っていうのも本心なんだろうな、それも自然に出たんだろうな。。と感じました
斯く云う自分だって、
結局「普通」が嫌だから、
「何か」に成りたくてこんなこと延々と繰り返してるんだと思いますよね
そう考えると自分もまた見えない悪魔に憑依されて地獄を歩んでいる状態なのかもしれません
ま、無償でやってる事と比べちゃいかんのですけど(笑
大なり小なり、
理想を追い求め続ける事にはそれなりの大変さがあったりするんでしょうね
でも、陸に急かされた時の墨字さんの表情もまた腰の据わった大人の男・・・って感じがしましたね
今回、墨字さんが随分株を上げた気がするので、今後の彼の"仕事”にも是非注目したいです。







一方で、
最後の方には何故か星アリサが夜凪ちゃんのマネージメントをすることに・・・!?
墨字さん、どういうつもりだろ、、、と思いましたが「餅は餅屋」って事なんですかね
何にせよ、垢ぬけてるようで垢ぬけない夜凪ちゃんが色々変わって行くのか?って思うと新展開もまた楽しみです
羅刹女編は終始シリアスだったのもあって、ギャグあり哀愁ありライトなノリあり・・・の今回は、
良い潤滑油になっていたように感じました
特に、
寝起きの夜凪ちゃんが個人的に可愛すぎて最高でしたね・・・!笑
確かにファッションセンスはないけど、それが逆に生っぽくてエロい。。っていう←
アリサさんが来ていちいち困惑してる表情群を観て久々にただただ可愛いだけの景ちゃんを、
たっぷりと拝めてそこもまたちょっと懐かしくて秀逸な話数だったと思います
最後の最後にはアキラくんと新キャラも出て来たし、
彼彼女らとの絡みもまた楽しみです・・・!

個人的には、羅刹女編は通好み過ぎて「エンタメ」の前に完敗して夜凪ちゃんが悔しがってたので、
その点に於ける自信回復が目的なのでは?って感じましたが実際はどうなんでしょ?
その辺の確認含めて次週以降のアクタージュを楽しみに待ちたいと思います。