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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

天野めぐみはスキだらけ! 第1話「やらかい・・・」 感想(週刊少年サンデー 2016年3号)

2015-12-16 | 天野めぐみ&古見さん
                                  
作者はねこぐち先生。








普通の人は大人になったら興味がなくなるのかもしれないですけど、
俺には未だに卒業出来ないものがあります
それは、「少年誌のちょっとエッチなラブコメ」です
っていうか、これに関しては永遠に好きで居続けるかもしれないんですけどね(笑
元々少年誌を読み始めたきっかけもそれですし、、、
言うなれば原点のようなもので
未だに求めてしまう
ただ、最近はジャンプだと「ちょっとエッチなラブコメ」とかやんない やってもすぐ終わっちゃうから。
だから、正直この漫画を見た時はファーストインプレッションでビビッと来ましたし、一発で大好きになっちゃったんですよね
こーゆーの求めてたんだよ!っていう。



ただ、今作は「ちょっとエッチなラブコメ」の範疇には留まらない
“普遍的な可愛さ”が内包されてると思います
ムッチムチのナイスバディだけど、
とっても天然で
無防備で、
そしてどこか憎めないあいらしさがある本作のメインヒロイン天野めぐみ
そんな彼女の様子を眺めてるだけでも楽しい、、、っていう理想的な塩梅にも仕上がってるな、と思って。
要するに「ちょっとエッチ」と「ほのぼの出来る良さ」を両立出来てる、っていう話ですね。

基礎的な英単語すら分からない良い意味で「おバカ」な一面だったり、
何の考えもなしに起こす行動が良い具合に主人公の煩悩を刺激してくれてたり、
体重の事に触れられると鬼の様に怒ったりする姿も可愛い。
無防備だけど、指摘されたら紅潮するし
でも、指摘されないとラッキースケベそのままだし・・・っていう笑
妄想の中の恥ずかしそうな表情もそれはそれで「いいなあ」って思います(笑)

天野めぐみは何も考えてない単純なおバカキャラのようでいて、
実は結構「気にしぃ」な一面もあったりする所が
キャラにメリハリがあって良いな。と思う
だけど、かと思えば
能天気かつ無防備な一面も相変わらずに晒す、というちょっと危ういというか
良い意味でのアンバランスさが魅力的なキャラクターなんだと思います
ちゅうか、子供っぽい?ってよく感じるんだけど
でもカラダはワガママなのがたまらないというか、グッと来るというかね(笑
凄く、ある意味「健全に」青少年の心をたぶらかす(笑)キャラ造詣に仕上がってると思います

というか1ページ目の無防備過ぎるパンチラの時点でヤヴァいですね
ときめきですね。ええ。
あんなんいたら凝視しまくるわなっていう(ゲス顔)




こういう何気ないやり取りが好き。


それと、主人公の学の存在も正直大きいと思います
彼のいちいち恥ずかしがるリアクション、そのコミカルなデフォルメ画が
読みやすさとラブコメ的なニヤニヤ感に繋がっていて実に読んでて気分が良いんですよね
これぞまさしく思春期男子・DTそのものっていうか(笑)
アイス買う時にさり気に殴られてるのに笑った。

ただ。学が勉学に一生懸命励んで遠くの学校を受験してまで頑張ってるのと同じように
一見おバカで能天気に見えても、めぐみだって同じように遠くの学校を受験してまでスポーツ頑張ってるんですよね
そこは結局変わらない
通学路が同じで長距離なのはラブコメ展開の為、と思いきや
どっちもそれぞれの分野で「頑張ってるからこそ」って理由も付加されてる真っ当さが実にイイですね
めぐみはめぐみで、大好きな剣道頑張って周りから尊敬されるレベルにまで達している
そんな彼女をいつか学が真っ向から認めてあげられればいいなあ、、、って個人的に想いました
そんな風にまだまだニヤニヤのポテンシャルが高そうな本作、以後も期待です
ただ単に、無防備なめぐみにアタフタするだけではなく
そんな彼女の努力を学が心の中で認める
そういう・・・
きっちりと、ほっこりと出来るオチまで持って行けるセンスも好みでしたね。頑張ってるのは、俺(学)だけじゃない、っていう。
お互い頑張っている分野こそ違えど、でも頑張ってるのは同じな訳だから、これからお互いに支え合っていければいいなあ、と思いました。

後、マメの多い手ではなく、逆の手を差し出したあたりの乙女チックな行動も個人的に堪らなかったです(ちゃんと複線も効いてたし)とっても可愛い・・・!
まだ本人的には学ほど意識はしてないでしょうけど、それでも「出来るだけ女の子らしくいたい。」っていう潜在意識が垣間見れて素晴らしかったです
冒頭の部室でのサービスシーンはあれ単体でも良かったんですけど(超笑顔)それが最後に繋がって来る辺りは構成上手かな、と。
とにかく、色々な意味でドキドキ、そしてニヤニヤ出来る、かつテンポも良く掴みは抜群でしたね。
この初回だけでも十分面白くて可愛くて官能的な表現も上々だったんですが、素材や演出が凄く良いので更なる化けっぷりにもワクワクしちゃいますね
初回から表紙&巻頭カラーと期待値高めの新連載だと思うので、頑張って欲しい。健闘を祈ってます。













むう・・・最高です(笑顔)
めぐみちゃん可愛しゅぎる、、、期待しかない!





ボーイスカート 第9話、西義之「摂津と春」 感想ほか(ミラクルジャンプ 2016年1月号)

2015-12-16 | ミラクルジャンプ感想









夏と比べると状況も落ち着いたんで、
本当は毎日更新とかしたいんですが気分が落ちてるとどうしても無理ですね
最近昔の記事を読みなおしてたら、更新ペースが異常に速いんですよね
今では考えられないくらい・・・2日で5記事くらい書いててビックリしましたね(笑
別に「最近は仕事が忙しくなったから~」という訳でもなく(今夏はあまりの忙殺っぷりに絶句しましたが 笑)
当時は仕事に行く直前まで頑張って書いてたくらいある種の「やる気」があったって事なんですね

今も、というか今の方がモチベーションの強さは上がってると思いますが
その分臆病さが増えてしまったし、トラウマ的出来事も多々ありましたからね(笑
だから、あんな風に躍動(?)するには“無邪気さ”と“精神力の強さ”もきっと必要なんでしょうね
それは今の自分にはない、失くしてしまったものだとは言えます

だけど、だからこそ一発一発を強固なものにしていきたいですし
だからこそ、今伝えたい/信じたいものは大事にしていきたい
そんな気分です
単純に、過去の自分に負けたくない気持ちもありますけどね・・・
今は今なりのやり方で、考え方で、試行錯誤しながらまだまだ続けて行きたいです。












(特別読切)摂津と春/西義之

西先生の絵柄がとても好きです
この方の絵はパッと見で「あっ、西さんだ」ってすぐ分かりますし
尚且つキャラに愛嬌があって、全体的な雰囲気も柔らかくて優しい感じがするのが好き
だからこそ、一読者としてはWJの時の四苦八苦っぷりや連載初めてもすぐ終わってしまうガッカリ感に「もどかしい」って気持ちもあった訳ですけど、
今作では自分が西義之さんに望むものがほぼ全部詰まってる気がしてなんだか凄く嬉しい気分になってしまったのでした


カワイイ・・・


内容としては、
異常種(亜人)を戦闘用に仕立て上げたり、或いは性欲処理の慰み者に仕立て上げたりする
「突然変異動物の再利用」的なダークでエログロが入ったストーリーですね
割と青年誌的な・・・と描くと合わせてたり背伸びしてたりする印象を持たれるかもしれませんが
個人的には「むしろこっちのが自然に思える」ってくらい違和感がなく、スラスラ読めたのがとても良かったです
っていうか、本当に西義之さんが描きたいのってこういうエログロ系なんじゃ・・・?とか思ってしまいました
特に封神演義のアレを思わせるダーク過ぎる最初のオチなんかは多分(こういう書き方もアレですが)描いてて楽しかったんじゃないかなあ、って思う(笑
総て一読者としての勝手な想像ですが・・・
でも、正直こーゆーの「向いてる」と感じましたし
一応読切としてかなり完結している作品なんですが、連載にしても全然大丈夫そう、っていうか
俺的に読みたいな、と(笑)。もっともっとハードで、残酷で、エロティックな作品に進化出来る素養を感じました
ので、当然の様にアンケは高評価、支援いたします。このまま西さんヤンジャンに来たらいいのになー。少年誌で燻り続けるには惜しすぎます。

にしても、西義之さんの描く女の子はやっぱり可愛いな
まずおっぱいで有名な(笑 青井所長からして最高でしたし、今までの西作品の主人公らしからぬ肉欲に正直な主人公の摂津も実に良い
何よりも、鳥人間であるハルピュイアこと春ちゃんがいちいち健気で可愛くてとっても読んでてニヤニヤ出来ましたね
獣人でありながら、人間らしい羞恥心と恋愛感情を持ってて正直グッと来ましたし
そんな彼女とのまったりしたコメディ描写の数々も実直にハートフルな気分にさせてくれました
そうそう、この絵柄で読みたかったのはこういう話だったんだよ・・・!って素直に思えたのも良かったです
西義之さんの絵柄で、人外少女との温かなラブコメ、、、いいじゃないですか(満面の笑み)
途中、本気でヤッっちゃうんじゃないの!?ってくらいギリギリのシーンがあって
そういうパートにもめちゃくちゃドキドキさせてもらいました
ちょっと異常な状況だけど、
そんな中で育まれる真実の愛・・・
そういうのもまた西さんには似合ってるんじゃないか、って個人的に思いました
個人的には読切一度きりとは言わず、また摂津と春に会いたいですね。それと青井所長にも(笑

最後の最後のオチの、あのシーンの春もあまりにも可愛すぎて抱きしめたくなりました
そりゃあんなに愛らしくて、歌も上手いなら惜しくもなっちゃいますよね(笑
正直あのまま、ああいうオチだったなら
読み返しても「結局はなあ・・・」って気分になっちゃってたと思うんで
敢えてのハッピーエンドもあれはあれで正解だったと思います。棚ボタではなく、二人の努力が勝ち取った結末ですしね。
 でも、青井所長との恋愛やエッチなシーンも見てみたかったかも、、、ってのは内緒です(笑
青年誌デビューの一作目としては最高の読切だったんじゃないでしょうか。



こんなシーンもあります(笑



ボーイスカート 第9話「男」と「男の娘」の勝負!?

これはこれでアリだと思ってしまった・・・笑


初っ端からスパッツ、太もも、うなじの三種の神器投入でヤバかったです
このいずみちゃんって子は、やや天然な気がありますけれど
本当に「その気」になっちゃったらどうなるんでしょう
本当に学年一の美少女、って感じだもんなあ
外見だけで考えれば(笑
だから、その時がすっごく楽しみだったりします それはそれで背徳的で燃えるじゃないですか、ねえ?

しかし、チャラ男のコーディネイトはコーディネイトで正直悪くない
どころか、「こういういずみちゃんを見せてくれてありがとう!」ってむしろ感謝の気持ちすら沸いてしまったんですけど(笑
ヤバい、めっちゃ可愛い・・・!こんな格好で原宿とか歩いてたらスカウト不可避ですね
あんまりにも可愛すぎて、逆にハードル上がったんじゃ?と途中まで思ってしまったくらいです
いずみちゃんは不機嫌な様子でしたけど、こういう格好で越智くんとおデートして欲しいものです
っていうか俺と
・・・もうこれ、「男でもいいですばい!」って誰もがのたまうレベルでしょうよ
っていうか男でもいいから
・・・いや、取り乱しすぎました
こんなにもファッションセンスが高い男だったとは、、、
キャラとしては確かに不愉快だけど、その手腕は認めざるを得ない・・・!って感じましたよ


しかし、その後の「彼シャツ」は・・・
ああ、美少女おひとりテイクアウトあざまーす!って感じで(意味不明)
そりゃもう堪らん出来栄えでしたね
今すぐにでも襲いたくなるというか
「もう男でいいよ」というか
「むしろ男がいいよ」って言いたくなる
そりゃ最大瞬間風速ではチャラ男が勝つのは不可能、って言いたくなる出来栄えでした
恥ずかしがってる仕草も、紅潮している表情もめちゃくちゃ可愛くて・・・
胸チラとか際どいところが見えそうになる塩梅も堪らなく・・・って男の胸なんですけどね(笑
男の胸なのに、まな板(当然)なのに、こんなにも胸ときめいてしまうのがとっても悔しいっ!(ビクビクッ
でもまあ、可愛いのも、セクシーなのも、抱きしめたくなるのもしょうがないんだよなあ。
だって、ほら、いずみちゃんだし!(満面の笑み)
って事で、
とんでもなく素晴らしいコーデ回ありがとうございました
でも、チャラ男の言う通りコーデじゃなくコスプレだったような(笑

しかし、あの場に越智くんが居たら100%鼻血案件だったでしょうね。
いずみちゃんは凛とした表情も正しく絵になるから大好きだ。














◆ウザ姉!!

まさかの姉弟キス(笑
でもぶっちゃけ、俺が見たかったのは間違いなくこっちでした
実は俺、実妹実姉系も大好物です。はい。



◆恋のはじまりはレモン色

もう神谷くん逮捕までされちゃって完全な異常者じゃねーか(笑
オチはベタすぎ、と思いつつしっかり笑ってしまった
あとあれだけ頑張ったのに4千円って 笑



◆娘の家出

女生徒と女教師の百合・・・じゃなかった、友情もいいじゃないか
というか、素直に良い話過ぎて「この子らはそっとしといてあげて!」って思ってしまった
なんか二人の雰囲気とか、遠いようでその実近くもある距離感とか実にイイですね
出来れば上手く行って欲しいなあ。

にしても、チケット運のネタは正直分かりますね
「どうせ外れるでしょ」って分かってるのに、期待してないのに
そのまんま「ご用意出来ませんでした」ってなると、「うん、まあ、知ってたけどね(涙目)」ってなっちゃうのは何故なんでしょうね?笑
先生の気持ちはメリット目当てなのも当然あったでしょうけど、でもだからといって「一緒に弾けて楽しかった」って感情まで嘘にはならないと思う
「この子を大切にしたい」って気持ちだって本当の事
例えそんな罪悪感を気にしたとしても、彼女が救われた事実は何も変わらない・・・と思いました。



◆かぐや様は告らせたい

青春、だねえ・・・(しみじみ)
重大発表って本誌移籍なんでしょうか?












「レトルトパウチ!」「魔王様ちょっとそれとって!!」も面白かったです
最近はミラジャンも本誌に負けないくらい面白くなって来てるので
本誌読んでる方にも是非ミラジャン作品に触れて欲しいな、と
あと西先生は早急に青年誌移籍お願いします(笑
もっともっとフリーになった西ワールドを読んでみたい。あとミウラタダヒロ先生も青年誌来ないかな~。

来月号は「うまるちゃん」のスピンオフが開始、作画は別の人ですけどね。
本誌の感想も書いてるので是非そちらもよろしくお願いします。
やっぱ最近青年誌のが好きだわ。