笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

お祭り始動

2007年09月03日 18時47分42秒 | Weblog
笛をはじめて1552日目。
 昨夜は、お祭りの役員会議が、地元の飲食店で行われました。本年度のお祭りの骨格が決まり、いよいよ、10月5日(金)からのお祭りに向けて本格的に動き出します。
 以前は、10月10日の体育の日が祭礼日であり、9,10日とお祭りが行われておりましたが、祝日の改正により、お祭りが体育の日の前日の日曜日、土曜日と変更になりました。従って、今年の5日はたぶん今までに一番早い祭りの開催日となると思います。

 私の住む地元の祭りは、5地区の町内から、14~5台の祢里が出ます。祭りの歴史は昭和になってから、また祢里の改築が進み、彫刻がついたりしたまともな祢里の出現は、ここ10~15年という歴史の浅い祭りです。従って、遠州横須賀と比べると、祭りや神社に対する思いも全く違いますし、何より祭りを楽しむという思いが違います。心から祭りを楽しむ遠州横須賀の人たちと比べ、地元の青年衆中心にほとんどの人は、日頃の憂さ晴らし的な騒ぎ方で、祢里の曳き方にしろ、神社でのお参りの仕方にしろ、まだまだ改善の余地は沢山あります。

 商売柄よく、「うちのは祭りが大好きだから」なんていう親が良くいますが、そういっている息子に限って、だらしない装束だったり、変な物を着て粋がっているってのが多いんです。

 私の地元町内は、39歳の年に役員が回ってきて、今頃は毎晩準備をしているのですが、役を終えると、なぜか朝から袢纏を羽織って祭りに参加するっていうのに抵抗がある、そんな風習がありました。そこで3年前から、40歳以上で会費を払ってでも祢里を曳こうと始まったのが、中老会OB会という組織であります。
 昨晩は、中老会OB会の役員会でありました。そして今年も、会費3,000円をみんな払って祭りに参加すると言うことで決めさせていただきました。会費を取らなければ運営できないと言うのは、本来の筋からいうとちょっとおかしいのですが、自分たちで責任を持って運営すると言うことで、会費を徴収し、そのお金で準備やら当日の食事や酒代をまかないます。

 年齢も年齢ですから、勿論おかしな格好をして出てくる者いませんし、比較的自由に準備の段階から楽しくやっています。勿論当日も、中心になって祢里を曳いているのは限られた人ですが、だからこそ楽しく祭りをやることができます。今年も、お天気でけがのない無事の、よいお祭りができますように!

 お店で送ってもらい、9時過ぎから少し笛を持った。今週から少しペースを上げていかなくては。