被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

おばあちゃんの山のカフェ

2011年04月30日 | 地域社会起業育成支援

被災した旅館・宝来館や地域の女性達による、栗橋・橋野地区の山間で一日限りですが、被災者や地域、ボランティアの人達を対象にカフェを開催します。

以下、主催者からのご案内

****

野山あり、田んぼあり、昔ながらの田舎の風景を眺めながらお母さんたちの郷土料理を楽
しんでいただきます。また、全国からご支援で頂いたリンゴや調理器具などを活かしたス
イーツも用意いたします。

今回は震災の影響もあり、早栃集会所で行ないます。
日時 平成23年5月1日(日)
12:00~14:00まで(開場11:30)
入場料 1,000円(バイキング形式)
メニュー

おしるこ、おでん、季節の山菜天ぷら、雑穀おにぎり、山菜汁、
りんごのお菓子、りんごの蒸しパンケーキ、ヤギのミルク、桜茶
お漬物、ヨーグルト、野菜サラダ …etc

販売コーナー りんごのクッキー、草餅、山葡萄ジュース、中国茶他
会場 早栃集会所(釜石市橋野町42-8-1)

主催 山のカフェ実行委員会
協力 NPO法人ねおす
お問い合わせ 山のカフェ実行委員会事務局


少しずつ前へ

2011年04月29日 | 地域社会起業育成支援

足元を見ると、
黄色やピンク、青や白の色とりどりの花が咲いてにぎやかです。

午前中は子どもの活動はいい天気でしたので、外遊び。
今日から学校がお休みのため、
久しぶりにたくさんの子どもたちと一緒に遊ぶことができました。
前まで栗林小学校に避難し、市内に引越した子どもたちも遊びに来てくれたので
よりいっそうにぎやかした。
かくれんぼやだるまさんがころんだなどで
遊びましたが、大勢で遊ぶとやっぱり楽しい!
そんな一日でした。
まつぼっくりにお花を飾って、青空喫茶に飾ったりもしました。
センスがよくて、来てくださった方もおどろきの様子でした♪

★ ★ ★ ★ ★
避難所に行くと、
体育館の後ろで草取りをしている方がいらっしゃいました。
「おつかれさまです!」
と声をかけると、
「あ~いつもありがとね!あんたたちがたちが、こうやってがんばっていっからさ。
こんなごどしかできないけどやってるんだわ。」
避難している方も少しずつ自分にできることを見つけ、
動き出している方もいらっしゃるようで、
うれしくなりました。

前に進もう、

自分にやれることをしよう

動き出していこうとしている姿が印象的でした。

柏崎


復興支援に向けて

2011年04月28日 | 復興プロセスの記録

目の前の支援活動(子どもの居場所つくり、大人の居場所づくり、物資支援、フリーマーケットなど)に併行して、復興支援へも徐々にアプローチしています。

 

今回のボランティアさんへのツアー仕立て企画は、地域ツーリズムをひとつの復興への手立てと位置付けています。地域ツーリズムを復興へのひとつの手法として、地元の方々が交流できる居場所を自ら立ち上げるお手伝い、学生ボランティアの受け入れも、現地への直接支援だけではなく、学生さんが地元の方々と交流することによる学びの場づくりも意識してゆきたいと考えております。そして、改めて地域の自然、歴史、暮らし、産業などの地域資源を見直すために、専門家の現地派遣も計画中です。

 

地域の方の自立支援としては、カーシェアリングの仕組みを導入するための試験的運用も進めています。また、GW中は、漁業支援を模索している方々の現地視察のお手伝いも行う予定です。

 

緊急支援、避難地支援から復興支援へのプロセスもしっかりと記録に残し「支援のあり方」も一般化できるようにしたいと考え、第三者による取材や研究者との連携も始めてゆきます。

 

長い期間となりますが、地域に根差した「自然学校の仕組み」を釜石・鵜住居をコアな地域として、関わり続ける所存です。

 

皆さまのご支援の引き続き、賜りたくお願い申し上げます。

 

高木


5/2 青森駅集合現地行き

2011年04月27日 | 現地活動拠点後方支援

すでに、426日付のブログでご案内していますが、私どもが支援活動を展開している釜石・鵜住居流域地域でのゴールデンウィーク中のボランティア募集をしています。 

現地の宿泊の関係から15人を募集し今晩の段階で9人のお申し込みを頂きました。

あと6名様分のお席があります。 保険の関係で28日を締めきりとしておりますが、ご自身でボランティア保険をかけて頂ければ、定員に達するまでお受付します。 

この企画は、普通のボランティア募集とはちょっと違った仕立て、52日の昼に青森集合、55日青森解散の活動ですが、同じ目的をもった方々が必要実費を負担し、東北内での移動経費は被災地支援の補助金を利用するという、有志同行(ツアー)形態をとっています。

「なぜ・・、この時期にツアーなのか、不謹慎でないか!」

と感じる方もいらっしゃると思いますので、少し意味合いを説明させてください。 

被災後50日を越えた時期です。被災地の状況は物資の供給でもまだまだ差はありますが、四十九日の慰霊祭も過ぎ、避難状態に「生活」が始まっています。 その「今の暮らし方」が、少しずつ未来へ向かってより良く変わってゆくことに私達は支援してゆきたいと考えています。

当地では、豊かな自然がある農山漁村の中で、体験宿泊交流が少しずつ始まっていました。受け入れ協議会も作られ、5月には大きな受け入れ事業を実施することになっていたのですが、この震災でなくなりました。

NPO法人ねおすのミッションは、「自然と人、人と人、社会と自然のつながり」づくりです。そのひとつの手法としてエコツアーや都市と農山漁村交流プログラムの実施・普及を行ってきました。

だから、その「芽」を枯らすことなく、再び芽吹かせる「機会」をつくりたいのです。

この鵜住居流域の海、農村、森、自然、歴史、生活文化を、都会や地域外に住む人々に知って頂く体験・交流活動です。

今回は、ボランティア活動もして頂きますが、被災地の元々の自然や人の様子も皆さんにしっかりと感じて頂きたいと考えています。 猛烈・想像を絶する自然の脅威も感じてほしい、その被災の後に立ちあがろうとしている人々にも出会って欲しい・・・

被災地のために何かするボランティア活動ではなく、私達も現地から学ばせて頂く、視察という意味合いもあります。

また、この震災の影響で東北全体の観光客も減ってしまい、経営の死活問題にもなる地域も現実化しています。民泊もなんとか手配がつきました。ペンションにも泊まります。温泉にも入ります。弘前の観光地(桜が見れる?)も回る「旅の要素を取り入れます。

地域への経済支援を皆さんに多少なりともして頂きたいと考えています。

よろしくお願い致します。

NPO法人代表 高木晴光

 

 

 


元気のもと

2011年04月27日 | 地域社会起業育成支援

黒松内町から持ってきてくださった
食品加工センター「トワヴェール」
のソーセージ、ジャーキー、チーズ、
黒松内産のじゃがいも、
寿都町さまからいただいたバナナなどの果物を
上栗林の避難所や
重機で瓦礫のなどの作業をしている地域の方にお届けしました。

さすがに毎日作業しているので疲れている表情でしたが、
これらを食べて元気をつけていただきたいです。

「これ食べたら、元気になるなぁ!」

その言葉がうれしかったです。

柏崎


音楽の力

2011年04月26日 | 地域社会起業育成支援

出張青空喫茶IN橋野は初の試みでしたが、
橋野地区のどんぐり広場組合長、
佐々木さん方に声をかけていただき、
子ども連れの方など橋野地区に避難されている方々が
来てくださいました。
最近、天気が不安定なので、
傘がとても人気でした。

黒松内町の隣町で漁業の町、
寿都町役場の瀧山さんをはじめ4名の方々も激励に
来てくださいました。ありがとうございます。
3日間お手伝いしてくださった黒松内町教育委員会の本間さん、
ブナセンターの齋藤さんも明日、北海道に帰ります。

最後の夜ということで、
黒松内町から津軽海峡を越えて、
釜石に上陸した手回しオルガンを
上栗林集会所、栗林小学校の二つの避難所で演奏をしてきました。

想像もつかない、そして初めて耳にするその音色は
とてもやさしく、心に染み渡ってきました。

聴きながら、
涙をためている方、
手拍子をしてくださる方、
音楽に合わせて、手を振る子どもたち。
様々な気持ちで、手回しオルガンの音に聞き入っていました。
少しコツがいりますが、
取っ手を持って回すことで音楽が流れるので
気軽にどなたでも演奏することができます。
誕生日が近い方、子どもたちにも演奏してもらいました。

「なんともいえない素敵な音だったね。
心に響いてきたよ、ありがとうな」
「なんだか楽しい気分になるなぁ。」
「初めて聴いた、よかったわぁ」

たくさんの感謝の言葉をいただきました。
音楽には不思議な力があるんですね。
自然と笑顔になっていくのがわかりました。
いつもとは違うリラックスした時間を
過ごせたのではないかと思います。

柏崎


釜石・鵜住居ボランティア隊募集

2011年04月26日 | 現地活動拠点後方支援

定員に達しましたので、以下の受付は4/28に終了いたしました。

支援ブログを毎日のようにご覧になっている皆さま、ありがとうございます。

ボランティアツアー募集、お待たせいたしました。
保険の関係で締切が28日16時です。急な募集となり申し訳ありません。
ツアーには荒井が同行し、高木他スタッフも事前に現地入りしています。

◆◆ 釜石・鵜住居(うのすまい)ボランティア隊募集 ◆◆

NPO法人のねおすでは、3月13日から釜石鵜住居地域をコアに
物資供給、炊き出し、子どもやお年寄りのケア、フリーマーケット、
青空喫茶などの支援活動を展開しています。次の日程にて、ボランティア
の募集を致します。 東北は札幌市の中学校が修学旅行をすべて中止した
ことに象徴されるように観光地も閑古鳥が鳴いています。被災地のみならず
周辺観光地の応援も兼ね、バスをチャーター、宿泊や民泊利用し、現地への
わずかながらの経済的支援と自立支援も目的としています。

直接現地へ入るボランティア方は対象としておりません。

◆集合解散 5月2日(月)~5日(水)
集合 5月2日 JR青森駅ラビナ前12:30集合
        ※「ラビナ」は青森駅を出て右側のデパートです
解散 5月5日 JR青森駅14:00 解散

 ●青森までの交通機関は別途自己負担
     ( JR )  5/2 札幌7:00発-北斗2号-10:06函館10:21-白鳥26号-青森12:07着
                5/5 青森14:56発-白鳥23号-17:01青森17:11-白鳥17号-札幌20:49着
               ※青森往復きっぷ、北東北フリーきっぷはGW期間も使えます。
    (フェリー) 5/1 苫小牧港24:00発 - 5/2 青森港9:15着
                   5/5 青森港17:30 - 5/6 苫小牧港 1:30着

◆日程・・・食事は5日昼食のみ自己負担
 5/2  JR青森駅から岩木山自然学校のバスで移動 夕方釜石入り
    夕方被災地の視察 現地のこれまでの状況説明、ボランティアの心得
    民泊もしくはボランティアセンター泊
 5/3   鵜住居地区の「宝来館」とその周辺の整備作業
 5/4   引き続き整備作業、他の支援活動等
     ペンションワンダーランド(NPO法人岩木山自然学校)へ移動 宿泊
 5/5   弘前などを見学 JR青森駅で解散

◆費用
(18歳以上) 一般18,000円、学生9,000円   ※宿泊・食事・ボランティア保険等の実費

◆定員 15名

◆申込方法  ねおす札幌事務所へ電話・Fax・メールにて以下をご連絡下さい。
  ①お名前
  ②ご住所
  ③携帯電話番号
  ④携帯メールアドレス

◆申込締切 4月28日16時
  ※それ以降の申込はボランティア保険が間に合いませんので、検討中の方はご相談下さい。各地域の社会福祉協議会で加入できます。
  ※申込者には持ち物、緊急連絡先など詳細をご連絡します。

◆問合せ・受付
 ねおす札幌事務所 担当 荒井・中村 
  TEL:011-615-3923 FAX:011-615-3914 メール:npo@neos.gr.jp

 


衣装ケースお届け

2011年04月25日 | 地域社会起業育成支援

 

本日、栗林小学校に避難されている方々に衣装ケースを
届けました。

ここの避難所でもアパートへの引っ越し、
内陸の親戚の家に避難するなどの移動で
当初300人超の人数が約半分になりました。
各世帯のスペースは広くなりつつありますが、
たくさんの荷物がはいったダンボールが積み重なっています。
それを衣装ケースに入れることで出しやすく、
そして見ため的にもよくなり、快適に生活できるようになるということで
とてもニーズがありました。

引越しにも便利ですしね。

やっと数がそろったので
各1世帯に1ケースのお届け。
その様子です。

帰るときには早速、衣装ケースに衣服などをしまう方の姿と

ともに笑顔もたくさん見られました。

早速、大活躍の衣装ケースでした!

柏崎


手回しオルガン

2011年04月25日 | 地域社会起業育成支援

昨晩、ジョイはが釜石へ戻ってきました。

そして北海道黒松内町から斎藤さん、本間さん

ezorock から櫻井くん、長福くんが来ています。

またなんと!黒松内から一緒に手回しオルガンがやってきました。

黒松内町はブナの北限でもあり、オルガンにはブナ材が使われています。

青空喫茶にて素敵な音色を今日、明日と奏でます♪

                                  山田


久しぶり晴れました

2011年04月25日 | 被災地情報

久々に晴れたので、神社へ行ってみました。

少しボール遊びをしたあと、センターへ

「初めて卓球をした」とはまってました。

小学校へ戻ると、花巻の温泉水の足湯が始まっていたので、

足がふやけるまで気持ちよさそうに浸かっていました。

                              山田

                           


基地づくり

2011年04月24日 | 子どもの居場所づくり

 

今日は遠くの山が霧で白く覆われ、朝から強い雨が降っています。

牛乳かんてんをおやつに作りました。

お味のほうは・・・もう少し砂糖が必要だったかな。

午後からはダンボールで電車や基地を作って遊びました。

紙コップで電話もつけてあります。

                               山田


遠野まごころネット

2011年04月23日 | 地域社会起業育成支援

昨日、遠野まごころネット(遠野被災地支援ボランティアネットワーク)の会議に参加し、支援活動を行っている団体の情報交換をしました。

オブザーバーとして辻元清美議員もいらっしゃり、会議の最後に、辻元さんを交え、活発な意見交換が行われました。

・壁新聞を出しても、活字を読めない状況がある。それよりも人と人とのコミュニケーションを増やした方がいい。たとえば、行政の窓口を増やすなど。

・まごころネットを法人化するにも、法律上難しい状況。法人化できないとお金が集まりづらい等、活動しづらい。

などの意見が出されました。

 

辻本さんからは、国の取り組み(仕事プロジェクト)や、他県の取り組みについての話がありました。宮城では、市、自衛隊、NPO・NGOの三者連絡会が4月初旬に発足したそうです。

NPO同士ばかりではなく、支援に関わる他セクターとの情報交換の必要性についても話がありました。

齋藤


今日も寒いです

2011年04月23日 | 子どもの居場所づくり

栗林小学校の入学式でした。

寒さが舞い戻り、今日はセンターでおはじきや折り紙

で紙ヒコーキ作り、外でバトミントンをして遊びました。

上栗林公民館には立派な桜の木があり、満開で見ごろを迎えています。

みなさんとお花見ができたらいいなぁ。

                                          山田