被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

釜石・大槌方面に届けるゆかた、甚平などを募集

2011年06月30日 | 現地活動拠点後方支援

東北地方三陸沿岸部では8月11日を中心に「Light up Nippon東北被災地一斉花火大会」、
三陸海の盆」などが開催されます。復興へ向け、前に進もうとする方々をひとりでも多く励ましたく、
NPO法人ねおすも「ゆかた・甚平」などを募集します。

※ 「中古可」のものは、必ず清潔で状態の良いもの、シミや汚れのないもの、
  すり切れたり傷んでいないものをお願いします。
※ 募集内容(幼児~中高生向け。女子用・男子用。締切は7月下旬、または目標300着で終了)
  ・ 浴衣、帯、甚平 =以上、中古可
  ・ 新品の草履、下駄、ビーチサンダル=新品のみ
※  メモ用紙など別紙に「品名とサイズ」を明記し、仕分け作業にご協力下さい。
  寄贈者のお名前・住所・メッセージ記入は自由です。
※ ねおす札幌事務所にご持参下さい(宅配便可)。遠方の方には釜石拠点住所をお知らせします。

【持参受付・問合せ電話番号】
  NPO法人ねおす札幌事務所(平日10時~16時) 担当:中村  ☎ 011-615-3923
 〒064-0952 札幌市中央区宮の森2条14丁目1-14

上記のロゴはRQ市民災害救援センターの「こどもゆかたプロジェクト」。
ねおすでは夏物衣類で支援している中高生サイズまで含め、集めたいと思います。




大槌高校バザー 2回目

2011年06月29日 | 交流の場創出

環境NGO ezorock と共に、若者向けの夏服を集めている
ティーンズプロジェクト。
たくさんのTシャツを中心にした物資集めに
ご協力いただきましてありがとうございます。

今日はその物資を高校生に渡す日、
第2回目となる大槌高校でのバザーを実施しました。
前回は部活の関係もあり、昼休みの30分程度の時間のみの実施でしたが、
今回は高総体も終わり、部活が落ち着いた、テスト期間が終わったということで
昼休みの時間と放課後一時間の実施時間をいただきました。

 

慌ただしい昼休みにも関わらず、20人前後の生徒がTシャツを中心に見て、
気に入ったものを持っていってくれました。
「Tシャツ、あまり持ってないんだよね~」
という子に聞いてみると支援物資には自分好みのものがなかったし、
わがままも言えなかった・・・との声。
また買い物にも遠くに行くか、あまり行っていないようでした。

だからこそ思春期でおしゃれしたい時期の高校生には
このような若者向けのTシャツなどはとてもうれしいことだったようです。
いい笑顔をしていました!

おかげさまで高校生物資がたくさん集まってきているので、
今後は大槌高校だけでなく、釜石の高校にも
バザーの相談に伺いたいと思います。

柏崎


これからも続けていくために

2011年06月29日 | 地域社会起業育成支援

★ここから始まる支援の在り方★

◆直接お話を聴いて、腑に落ちる

新聞で読んでも

テレビで見ても

想像ができない

それが普通

でも、今日は身近に感じることができた

「『前へ前へ』という女将の言葉に

胸がきゅっと掴まれました。」と

 ◆私たちの活動を論理的に

環境共育事務所カラーズの西村さん

にお話をしてもらいました。

「自然学校は被災時の『救助』や『生きる』

ことにも役立つんだ!!と気づきました。」と

自然学校の仕組みや役割に興味を持つ方もいたようです。

 ◆札幌にも仲間がいる

アンケート結果

アンケート回収率32人/93人

約29人/32人が

「復興支援活動のヒントあるいは今後の行動を起こすきっかけになった」と

約26人/32人が

「今後、現地に行って、復興支援のボランティア活動をしたい」と

また皆さんにいい報告ができるように活動していきます。

富田


出張青空喫茶 in白浜

2011年06月28日 | 交流の場創出

今日は白浜地区の出張青空喫茶の日でした。
この地区はこの前から少しずつ支援してきましたが、
やっと青空喫茶を実施できました。

この地区は約80戸あった家の半分が被災し、
現在は高台に残った40戸に釜石市内の避難所から
家に戻ってきている方々が生活しています。

この地区は沢水を利用しているご家庭もあるのですが、
にごった水や塩素の匂いがするなど飲み水が安定していません。
また買い物に行くお店が遠く(一番近い鵜住居地区のお店は被災)、
タクシーやバスで釜石市内のお店に買い物に行っています。
バスは無料ですが、タクシーは5000円もかかるそうです。

ということで、
水や缶詰、レトルト食品などを中心に青空喫茶を実施しました。
白浜地区で、このようなバザーが実施されるのは初めてのことだった
ようで、みなさんとても喜んでいらっしゃいました。

また青空喫茶をしていると
「久しぶりね~元気だった?」という声があちらこちらで聞こえてきます。
どうやら同じ白浜地区内でも震災以来、初めて会った方々もいらっしゃったようです。
集まる場、そしてお互いに情報を共有しあう場ともなり、
とてもにぎやかな時間を過ごすことができました。

今後は白浜の地区長さんとも相談しながら、
定期的に実施していきたいと思います。

柏崎


札幌より

2011年06月27日 | 地域社会起業育成支援

『手作り品』

先日、手づくりの割ぽう着と巾着を沢山頂きました。
「私も80歳なのよ」 
震災後お一人で、ほぼずっとミシンをかけていたそうです。
ご年配の方むけの柄が多く、喜んで頂けるのが目に浮かぶようでした。
現地にもう届いています。

 

 

『ねおす活動報告パネル展示』

リサイクルと環境雑貨の店「えこふりぃ」 にて6/6~6/15まで開催されました。
店内は「青空広場」が室内にあるような雰囲気です。
ねおすの元スタッフがいます。
H.E.Sツアー や サマーキャンプ のチラシなども置いていますので、札幌市白石区の方はぜひどうぞ。

 

 

『レインウェア募集』

ICI石井スポーツ札幌店 のカウンターには、ねおす向け物資のレインウエア募集コーナーがあります。
復興支援フォーラム前は、チラシも置いて頂きました。ありがとうございます!

 

むすびば 交流会』

6/26初開催。50名ほどの方が参加しました。
差し入れを持参してくださったり、子どもコーナーで面倒をみてくださったりして、
ふだんお話出来ない方とも貴重な時間を過ごすことができました。
イエティ会員 です」「内閣府インターンシップ事業第6期 でした」という方からも声をかけて頂きました。

 

さまざまな方からご協力を頂いています。
またぜひ報告したいと思います。

中村


鮭のふるさと大槌川再生プロジェクト

2011年06月25日 | 地域社会起業育成支援
「鮭のふるさと大槌川再生プロジェクト」
に参加してきました。
鮭の遡上する川として有名な大槌川を再生させるプロジェクトです。



作業は河川の掃除。
今日は生活用水路にたまったヘドロを土嚢袋に入れ、運ぶ。
この作業をひたすら行いました。

このヘドロがとても重い・・・
においもしてきて、みんな泥だらけ。
でも、少しずつヘドロだらけのところから
コンクリートが見え始めると目途がたつので
やる気も出てきます。

午後からは北海道の大学生を中心にした
ezorockの定期便7名の有志が来てくれたので
非常に作業がはかどりました。
ありがとうございます。



本当にたくさんの方がいろいろなところから来てくれています。
本当にうれしいです。
大型バスで東京からバス内泊をしながら、
来る方もいらっしゃいます。
今日は土曜日だったためか、
どこに行ってもボランティアさんの姿が見られました。

私たちがしたのはほんの一部かもしれません。
ですが、この小さな積み重ねが、
大槌川の鮭の遡上に繋がる。
そう思いながら、作業後の場所を見ると自然と
笑顔がこぼれてきました。
明日もこのプロジェクトに参加します。

柏崎




まだまだ不安な日々を過ごしています

2011年06月23日 | 地域社会起業育成支援
今朝の地震は久しぶりに大きく揺れました。
岩手県には津波注意報が発表(すぐに解除されました)され、
心配な時間を過ごした方もたくさんいらっしゃったことでしょう。

まだまだ余震は続いており、今日だけでも何度体感したことでしょうか。
そのたびに恐くなります。
札幌で実施されるフォーラムのため、
一度釜石を離れ、余震のない生活を送り、
心落ち着く時間を過ごすことができましたが、
帰ってくるなり、余震の日々。
まだまだ不安な日々は続きそうです。

★ ★ ★

今日は根浜、箱崎地区のより奥にある白浜地区へ行ってきました。
白浜地区は買い物に行くのにもとても遠く、大変なところです。
現在は釜石市内の避難所に生活していた方々も
高台に家があり、無事だった方は戻って生活しているのです

が・・・

・川からひいている水道水も
にごっていたり、出なくなることもある。
・白浜の商店も被災してしまったので、買い物にも行けない。
・循環無料バスも通っているが、遠回りするため、時間がかかる。
・車が流されたので、交通手段もなく、大変不便。

このような白浜地区で出張青空喫茶をすることになりました。
今日はそのチラシを配布してきました。
水や食料や保存食、生活用品はもちろん、
喫茶部門にもたくさんの方々をお招きしたいです。

柏崎

次へ

2011年06月22日 | 地域社会起業育成支援
昨日、第15陣のみなさんと北海道から釜石入りしました。
帰ってきて早々、上栗林集会所に行ってきました。

行く前は30名ほど避難されている方がいらっしゃいましたが、
今日は荷物も、布団もない空間に代表のRさんをはじめ、
5名ほどしかいらっしゃいませんでした。
仮設住宅にほとんどの人が決まり、
24日には完全に解散するとのこと。

その撤収のお手伝いとして
物資置き場にしていたテントを撤収してきました。
物資でいっぱいだったこのテントも今となっては空っぽです。
少し、寂しい気持ちになるのはなぜでしょうか?

先週はお世話になった地域の方がたをお呼びして
お別れ会をし、感謝とお別れをしたそうです。
約100日間、悲しみも苦しみも、喜びも楽しみも
一緒に分かち合ってきた仲間です。
涙するお母さん方の姿を見て、男性陣も目に光るものがあったようです。
待ちに待った仮設住宅へ動ける期待とうれしさと
仲間たちと離れて、別々に暮らしてく不安。

たくさんの想いが交錯するなかでの
新しい生活への第一歩。

みなさんが幸せに暮らしていけますように。

柏崎



青空広場6月11日(土)・12日(日)

2011年06月21日 | 交流の場創出



ボランティアセンターを会場にした「青空広場」は、青空喫茶より大きな野外空間です。6月11日と12日の土日に試行をしました。

地域の人々が気軽に活動拠点である橋野へき地保育所に来てもらえるように考えました。これまでの青空喫茶(物資の無料提供・喫茶)では、家が被災していない近隣の方々は申し訳なくて行きづらいという意見があり、今回は物資・喫茶の代金というよりも募金してくださるような感覚で、気がるにお支払い頂くことにしました。

2日間で5,490円集まり、今後の青空喫茶の為の物資購入に充てることにしました。

また園庭に置かれていたブランコなどの遊具の点検、草刈りをして、花壇を作り、子どもも大人も遊びに来たくなるような場所を目指しました。

1日目は朝から雨空で、「青空の日に開催」と告知していたため悩みましたが、室内で規模を縮小して準備しました。雨が降っている間に見えた方は少なく、お茶のおかわりを出しながら、ゆっくりとお話を伺うことが出来ました。午後になって晴れてくると親子連れなど、沢山の方がいらっしゃいました。

2日目は朝から気持ちの良い青空でした。塗装合板とコンクリートブロックで机を作り、庭にあった丸太をきれいにして椅子にして、自然のぬくもりを感じられるように工夫しました。また初回記念として集まった人々で、青空広場の看板になる旗と活動車にペイントをしました。

2日間通して沢山のことを感じ、考えさせられました。

家が被災していない方だけではなく、避難されている方までもが「お互い様だから」と、箱にお金を入れられていました。子どもが遊べる場所を求めていらしたお母さんが、姉弟おそろいで使えるエプロンを見付けて笑顔を見せてくださいました。日曜日に初めて会った子どもたちが、スタッフと一緒に沢山の絵を車一杯に描いてくれました。この保育所で育った方々は、整理していて出てきたアルバムを懐かしそうに眺めていらっしゃいました。

13日、拠点の片づけをしていたところ「今日はやっていないの?」とお友達といらした方がいました。ふらっと立ち寄りたくなる広場への第一歩、ではないでしょうか。




(藤女子大大学院 松下瑛美)

2010年度 ねおす募金決算報告

2011年06月20日 | 復興プロセスの記録

現在も支援活動に対する皆様からのご協力を頂き、心から感謝申し上げます。

5月末の特定非営利活動(NPO)法人ねおす総会にて、2010年度ねおす募金の決算が承認されました。

2011年度については、支援活動に対するいくつかの助成金を申請し、ねおす募金の助けも得ながら活動を続けます。

被災地の復興に向け、今後とも募金へのご協力をよろしくお願いします。

2011年3月31日現在の残高は2,717,693円です。

 収入 合計 5,041,951円
 支出 合計 2,324,258円

  支出内訳
    支援物品費 827,293円 (医薬品、衣類、日用雑貨など)
    食糧費 193,766円 (お米、野菜、乳製品、お菓子など)
    燃料費 362,192円 (軽油、ガソリン、灯油代など)
    旅費交通費 250,650円 (高速、フェリー、JR代など)
    宿泊費  77,265円 (スタッフ宿泊費)
    その他物品費 607,942円 (車、パソコン、掃除用具代など)
    保険料   5,150円
        


ティーンズプロジェクト

2011年06月19日 | 現地活動拠点後方支援

環境NGO ezorock と共に、若者向けの夏服を集めています。

大槌の高校生達は、これまであったJRを使って釜石や花巻などに休日に出かけてショッピングを楽しんでいましたが、今は線路も駅も流されJR事態の復旧は当分望める状況ではありません。被災家庭が車を得ても、高校生が自分で運転して行くこともできません。 自分達で選んで夏物服を買うことができません。

(以下、ezorockの広報転載)

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ティーンズプロジェクト~被災地の高校生へ~
物資の提供及び広報協力のお願い
==========================

環境NGO ezorock では、3 月11 日の震災発生後より岩手県釜石市で活動を展開する「NPO 法人ねおす」と連携し、青年層のボランティアスタッフの派遣を行っております。
今回、全国各地から集まってくる物資の中に高校生を対象とした夏服(主にT シャツ)が不足しているという現状から、高校生向けの夏服を集めて現地に送る「ティーンズプロジェクト」を札幌の高校生を中心に結成しました。


つきましては、下記の概要で物資の受け入れを行ってまいりますので、物資のご提供及び、広報活動等へのご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

【物資の受け入れについて】
募集期間:6 月15 日(水)~6 月24 日(金)
物資受入:環境NGO ezorock
(〒064-0809 札幌市中央区南9条西3丁目1-7)
※札幌で物資の仕分け作業を行い、現地に届けます。
受付物資:高校生を対象とした夏服(男女) ※特にT シャツが
     求められています。

【送付に当たってのお願い】
○ 今回の受け入れは、新品もしくは、新品に近い状態の夏服となります。
○ 受入の準備がございますので、お送りいただく前に一度お電話をお願い
します。
○ ご提供して頂く夏服は、可能な限りお近くの高校生や大学生など、同世
代の方に一度内容を確認していただくようにお願いいたします。
○ 集められた物資の提供日時は、6 月末から7 月中ごろを予定しています。


※プレスリリースはこちらからダウンロードをお願いいたします。
高校生スタッフのコメントもあります。
http://www.ezorock.org/wp-content/uploads/2011/06/teens_p...



みなさまのご協力を宜しくお願いいたします。
=============
【お問合せ先】
=============
環境NGO ezorock(担当:高橋、草野)
住  所:札幌市中央区南9条西3丁目1-7
TEL/FAX:011‐562‐0081(13:00~22:00)
E-mail:info@ezorock.org
H  P:www.ezorock.org


震災から100日

2011年06月18日 | 地域社会起業育成支援

6月17日のフォーラムを終え、6月18日は震災から100日。
スタート地点に一歩近づいた気持ちです。
まだまだこれから。

「復興支援フォーラム」では多数のご参加を頂き、ありがとうございました。
21日午後から、釜石のねおす拠点がまた動き出します。
これからも皆様からの応援をよろしくお願いします。

いつか釜石にも行きませんか。
津波の被害にあった沿岸部に女将さんや伊藤さんのような方々が待っています。


『復興支援フォーラム』 USTREAM 配信のお知らせ

2011年06月16日 | 現地活動拠点後方支援

~ 復興支援フォーラム ~ まだ終わっていない!被災地支援 

   3・11東日本大震災 被災地支援の報告と「これから」

 

明日、開催です。当日参加も受付いたします。

 ●2011年6月17日(金) 18:00~(開場17:30~)
 
札幌市「かでる2・7」 4F 大会議室 (札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル)
 参加費:無料

●USTREAMにて中継を行います。
 http://www.ustream.tv/channel/neos-forum 
 中継後もご覧いただけます。

 今回のフォーラムは、支援活動の「これから」につなげます。 
 どうぞよろしくお願いいたします。

 なお、釜石市の現地スタッフは道内に一旦戻り、ねおす拠点はお休みを頂いております。
 現地スタッフと連絡がとれない場合は、ねおす札幌事務所にお問合わせ下さい。

 

 

フォーラムのため本日、宝来館 女将 岩崎さんが来道されました。伊藤さんもご一緒です。
YouTubeを視聴頂ける方は、動画をご覧ください。
会場にて、女将さんや伊藤さんの報告もせひお聞きください。