被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

通信第一号

2011年04月09日 | 地域社会起業育成支援
若い二人(みどりとせぶん)に、ボランティアセンターの通信を作ってもらいました。

この地区には家庭に避難している人もいます。約90軒あるということがわかりましたが、その方々がどこの家に避難しているか、私達には特定できません。そこで消防団にお願いすることにしました。 先週より毎週日曜日に、避難家庭へ物資の供給をしていることを聞きつけて、消防団の皆さんに ボランティアセンターが実施する青空喫茶やフリーマーケットなどについて広報するチラシを一緒に配るご協力を頂くことになりました。

PS
朝早く、ミーティング前に3名のボランティアさんが到着。三重県大杉谷自然学校の池田さん、岩脇さん、福井さんです。子どものケアや人に触れ合うことが得意な人達です。

夕方には、炊き出しに来る予定になっていた部隊が現れず、急遽三人にもお手伝いをお願いしました・・。この人達も何十人もの人々を相手にすることもある交流事業の専門家ですから、なんてことなしに、70人分くらいの食事づくりをこちらの指示待ちでなく、仕事を開始します。

強い味方の登場です。

配布風景

2011年04月09日 | 地域社会起業育成支援

上栗林避難所はコミュニティ性が高いので、集まった物資は時間を決めて、皆さんで分け合うようにしています。

しかし、手に入れても納めることができない・・。

収納ケースの需要は高まるばかり・・・市場自体で品薄です。複数のルートで合計で100個の単位で注文を入れています。

洗濯機

2011年04月09日 | 地域社会起業育成支援

 八戸市立柏崎小学校の有志の皆さんが寄贈してくださった、洗濯機(二層式・これがいいのです。自動洗濯機ではすぐに使えないお年寄りもいますし、必要以上に時間がかかります)を八戸市の加藤正貴さんと暢子さんが、北海道・ねおす栗橋ボランティアセンターまで直接届けてくださいました。

 200名以上いる避難所に洗濯機が1台しかありません。台数を増やすのはいろいろと問題もあるようで、設置はなかなか進みません。そこで、青空喫茶でランドリーサービスをすることにしました。募金でも1台購入しましましたが、本日雨にオープンに至りませんでした。

これで、2台体制で青空ランドリーを近日始めます。

八戸の皆様、ありがとうございます。有用に使わせて頂きます!


お掃除隊

2011年04月09日 | 地域社会起業育成支援

鵜住居湾(?)の対岸にある、旅館・宝来館は海岸に面しているもののやや高台にあったのですが、2階の半分以上が津波被害を受けました。10m以上は有にあった津波でしょう。

ここの女将さんは早期開業を目指してとてもパワフルです。 周辺は被災跡に囲まれていますが、建物は鉄筋なので躯体は意外と痛んでいません。ここが再開することは、地域にとって「とても明るい話題」になります。 子ども達の農山漁村交流プロジェクトにも熱心で、漁家や上流の農家ともつながりがあります。

私達の本来業務である「ツーリズムによる地域貢献=学びの場づくり+交流」が、地域再興につながると私は考えています。 もっとも早く地域で立ちあがる人や仕事・・これは続く人々の大きな目標になります。

その女将のパワーを私達も授かりながら、協力・支援してゆこうと思います。

本日は、朝到着した、大杉谷自然学校の ふぅさん、いけなあ、いわわの三人にもさっそく加わってもらい、まずは再建に向けての清掃作業にとりかかりました。

遠野のまごころネットワークからも5人の協力を得ました。遠野の建設業者、岩手や関西のボランティアも参加しました。

道被災地支援ネットワークからボランティアに来たしんちゃんは、建設業の本来仕事でもありますから、水を得た魚のように、インパクトドライバーやバリで壁や天井をはがしたりしておりました。

孤立集落

2011年04月09日 | 地域社会起業育成支援
箱崎の低地は壊滅ですが、山が背後に迫っているので高台の家は直接被災は逃れています。しかし、電気も水道、通信も未だ回復していません。

2~30軒が孤立しています。四家族が個人のお宅に避難しています。お米や燃料を届け御用聞きも続けています。

このような孤立集落の支援の継続も必要です。

炊き出しニーズ・・・

2011年04月09日 | 地域社会起業育成支援

 炊き出しカーサービスを考えている方々がいるかと思いますが、数多くの炊き出しグループがいるようです。どの炊き出し隊がどこへゆくというような、全体コーディネイトは広範囲ですからとても難しい。避難所によっては行政が管理している場所があれば、避難者で管理している、お寺が管理しているところもあります。その都度、その責任者と連絡をとり確認するのも、電話一本で簡単にはいきません。避難所によって様々です。

当地でも、今日連絡がきて、明日、明後日という予定を入れても、「変更、中止」もあり得るというくらいな気持ちで来て頂かないと調整がしきれません。炊き出しニーズは徐々に落ち着いてくるでしょうが、長期的に固定する避難所には炊き出しはこれからも必要でしょう。

地元からのニーズと移動する炊き出し隊のニーズを合わせるのは難しいです。こんな炊き出しならうまくゆくかもしれません(あくまでも、かもしれません・・)

①拠点定着型
 1週間くらい同じ場所に定着型し、「仕事があればする」くらいの気持ちで、車で1時間圏内での炊き出し要請を待つ。これであれば、毎夕開催される支援団体の連絡会にあげて、次の日の日程調整はできるようになるかもしれまん。

②何処の場所と特定するのではなく、神出鬼没に一日50食とかというできる範囲のフリーデリバリーの方式。カレーとかラーメンとか・・、役場の前とか、避難所の出入口など・・、これも独自に避難所や地域で出店を交渉して、開拓する必要があります。

③そろそろ・・・、焼き鳥屋さんタイプ・・・ お酒の提供はかなり注意しなければなりません。避難所の責任者と相談が必要。チケット制にするとか・・。工夫が必要でしょうね。

:::

う~・・朝も昼も我らはカレーだ・・。
旅館のお掃除隊は、地域の女性が炊き出ししてくれることになってます。
そっちへ行けばよかった・・とつぶやく

高木