被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

釜石CONEリーダー養成講座3日目

2012年11月25日 | 自然学校法人化

自然体験活動リーダー研修in釜石 研修3日目。

プログラムづくり演習

まずは、企画書とは・・・社会背景・思い・マーケティング分析・ポテンシャル分析

田中さんからお題発表

鵜住居川流域における

盛岡の小学生5年生の自然体験活動の受け入れ事業の企画

簡単なゲームも交えながら、わきあいあいと

ONとOFFを切り替えながら、

おおまかなコンセプトや具体的なプログラムを話し合いで詰めてゆく

70代から20代の参加者

チームはくじで決める

多世代のメンバーで企画会議をすること

コミュニケーショントレーングや他者理解の演習にもなる

短時間ですので、完全なるところまでは行きません

どのような対象者(参加者)に対して、

どのようになテーマ(何を知ってほしいのか、どうなってほしいのか)で、

どのような方法で、

どのようなことを注意したプログラムか、

これまでの3日間の講義、体験をベースに集大成として発表

まずは、企画を考えてみる

企画とは考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、考え抜くもの

こういった企画をすることが初めての方も、

企画する楽しみも味わって欲しい

企画する人、実施する人も楽めないと、良い企画にはならない

はじまりの会をして終わります

「過去と今を知って、未来を考える」

この講座が終わってからが本当のスタート

また、このメンバーが集い、

また、自然体験について共有する

時間を設けることができたいいな

3日間のお昼ごはんは

釜石のお母さん方の「ごはんや かあちゃん」のお弁当

汁物もついて、大好評

遠方からの参加者も多く、

3日間連続の講座で通うのが大変だった方もいますが、

けがもなく無事終わることができました。

参加者のみなさま、ご協力いただいた講師の方、地域のみなさま

関係者各位に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

富田

 


釜石CONEリーダー養成講座2日目

2012年11月24日 | 自然学校法人化

釜石にて自然体験活動リーダー養成講座の2日目

自然体験活動について理解を深める・・・高木晴光さん@NPO法人ねおす

NPO法人ねおすの具体的な事例を紹介

指導法 イニシアティブゲーム 室内でできるネイチャーゲーム・・・田中住幸さん@NPO法人あそベンチャースクール

つながるって難しい。

でも、できるよね と言う体験学習活動。

いろいろと落しどころは応用できる。

環境のつながり、ステークホルダ-が多様な場のあり方。

なぜ、自然体験活動なのか、

なぜ、講座に参加したのかを

改めて、共有する

救急救命トレーニング・・・釜石消防局 釜石消防署小佐野出張所

改めて、基本的な

心肺蘇生法やAEDの使い方をおさらい

安全管理・安全対策・・・法律的知識・・・高木晴光さん@NPO法人ねおす

事業を展開する際には、必ず確認しておくことを共有

活動における怪我などの対応について・・・田中住幸さん@NPO法人あそベンチャースクール

症状確認の仕方やその対処について学ぶ

富田


釜石CONEリーダー養成講座

2012年11月24日 | 自然学校法人化

被災地・釜石にて自然体験活動リーダー養成講座の3日間がスタート



地域から17人の参加。スタッフ合計20名。

講師陣は理念やワークショップ以外はでうきるだけ地域の方にお願いし、

県大の教授、環境省自然保護官、地域消防、岩手県ネイチャーゲーム協会にお願いし、ネットワークが進むことを期待しております。

講座は、中山間地、夏場のボランティアセンターがある橋野地区の集会所で実施。

参加者は国立公園パークボランティア、地域内のまちづくりや子ども対象のNPO、国や市役所の職員もいます。

国も三陸復興国立公園を設定し直します。自然活動の担い手づくり・・本来シゴトで被災地支援活動ができることは嬉しいことです。

本日1日目

導入 講座のねらいとアイスブレイク・・・高木晴光さん@NPO法人ねおす

ネイチャーゲーム 体験してみる・・・上部明広さん@岩手県ネイチャーゲーム協会

午後からは鵜住居流域について 地域資源・・・渋谷晃太郎さん@岩手県立大学

国立公園や生物多様性について・・・久保井喬さん@環境省

ふりかえり・・・田中住幸さん@NPO法人あそベンチャースクール

富田


ねおす札幌事務所より

2012年11月19日 | 現地活動拠点後方支援

ねおす札幌事務所からお知らせです。

■ 『東北おすそ分けコーヒー』 喫茶アコルディオン(札幌市中央区南21条西10丁目2-2KYコート山鼻)

店長の西本なつ子さんは昨年の地域社会雇用創造事業を受講された方です。
お店のメニューに「東北おすそわけコーヒー」(小さな焼き菓子付きで500円)があります。

その代金の中から150円を、ねおすの支援活動に寄付して下さることになり、
お茶・お茶菓子・食に関わる活動への支援金として使わせて頂くことになりました。

 

「温かい笑顔が溢れ・心が和らぐひと時を北の大地から応援します(^_^)」

西本さんからのメッセージです。
ありがとうございます!

 

■北翔大学大学院公開講座 『被災地における中・長期計画支援のあり方とは』

北翔大学から釜石へ訪れるボランティアさんは多く、先生方や事務局の方のご協力も頂いております。
この度、支援活動で大変お世話になっている吉崎文浩氏(もんじぃ)も講演者として加わり、
北翔大学(江別市)にて下記の公開講座が開催されます。
貴重なお話しを聞ける機会となりますので、近郊の方はぜひご参加下さい。
 (周知のご協力もよろしくお願いします)

 

■ 『イキルチカラ・プログラム』

札幌市内の小中学生向けに防災に関する、役立つ知識、技術を育むプログラムを実施してます。
第1回目「コノチカラ」、第2回目「シルチカラ」の様子は、『まるやま自然学校ブログ』をご覧下さい。
(第2回目の札幌市民防災センターでの様子です↓)

 

このあと第3回目「イキルチカラ」が12月8日開催、
第4回目「カンガエルチカラ」は北大の定池祐季先生を講師に2月16日に開催されます。

 

■内閣府復興支援型地域社会雇用創造事業『子育て自己実現を両立させるセミナー』 (概要はこちら

札幌へ避難されている方、札幌で様々な活動をされている方が混じり、現在は実地研修を行っています。
「子育てと自己実現」を軸に北海道でできることを、スタッフも含め学びあっています。

 

 

先日、釜石・大槌からの視察の女性に同行し、被災地に限らず、
コーヒーで支援したり、講演会参加、子どものプログラムへの参加、
または身近な方への協力など、支援につながることはさまざまあると、
あらためて思いました。 


寿都より

2012年11月07日 | 地域資源見直し

昨年8月に寿都町のご協力を得て、

30馬力の船外機の提供を受けることができ、釜石の漁師さんに受け渡した

経緯があり、

11月7日(水)~11月11日(日)まで

被災地支援活動を

寿都町 総合文化センター ウィズコムにて

写真やパネルを展示して、報告しております。

http://blog.goo.ne.jp/haruneos3/e/d6da6d315e297b91e0634b2462ffa0e9

富田


木をつかった子どもの居場所づくり

2012年11月06日 | 子どもの居場所づくり

報告が遅くなってしまいましたが、グリーンサンタ基金国産材製品寄贈事業

でいただいた木のログハウスとジャングルジムを

地域の方や子どもたち、ボランティアさんと作りました。

http://www.greensanta.or.jp/activity03.html

9月9日(日)に「ログハウスをつくろう」、

10月14日(日)に「木に触れ、森を感じ、学んでみよう!」を実施。

まずは木をテーマにアイスブレイク!

・「木の棒並べ競争」

・「木へん」の漢字探し 

・身近にある木材製品探し 

考えてみると、自分たちの生活に「木」は身近にあるんだなぁと実感。

楽しみながら、考える時間でした。

 

そのあとは「木のジャングルジムをつくろう」ということで

北海道の「(株)ハルキ」さんのスタッフでもあり、LEAFインストラクターでもある鈴木さんにご協力いただき、

子どもたちとログハウス内に木のジャングルジムの組み立てをしました。

木を切ることから!

このログハウスのなかにジャングルジムを作っています。

力強く打ち付ける!うまいうまい!

要領をつかむとどんどん打ち付けたり、くっつけたり。

実際に木材に触れながら、時間をかけ、ついに完成!

自分たちで作ったので愛着が湧き、昼食もそのジャングルジムの上で食べていました。

昼食後はおやつの焼き芋づくりのため、火おこしからスタート。

火は「湿った葉っぱで燃える」と子どもたち。

それではそのとおりにやってみよう!

ということで半分は湿った葉っぱと湿った新聞紙。もう半分は乾いた木。

すると葉っぱのほうからは白い煙が出てきて、いつの間にか消えてしまいました・・・残念。

が半分の木のほうがうまく燃えたので、さつまいもを火の中に投入。

焼けるまでの時間に近くの雑木林へ。

近くの雑木林にてLEAFインストラクターの宮本さんによるプログラム

 ・一番大きい葉っぱさがし

 ・一番小さい葉っぱさがし

 ・雑木林と人工林の違いについて

同じように見えるけど、木にはいろいろな種類があるんだということを遊びながら学びました。

さて、ログハウスの方に戻って、さきほどの焼き芋!(このさつまいもは「あづまっぺ農園」で作ったものです)

あまーくておいしい焼き芋を食べていると

地域のお母さんがついてくれたおもちを差し入れしてくださいました。

ログハウス&ジャングルジム完成祝いのもちまき!

たくさん拾えたかな?

 

今回は「木」をテーマに木に触れ、木について考えました。

これをきっかけに自分たちの生活にも木を使ったものがたくさんあり、生活を支えてくれているということを

感じることができたらうれしいなと思います。

 

実は釜石は面積の9割が森林。

私自身も海のまち「釜石」というイメージがありましたが、今回の機会を通して、様々なことを学ぶことができました。

この町の子どもたちだからこそ森林を身近に感じてもらいたいと思っています。

ログハウスとジャングルジムは子どもたちが自由に出入りし、自由に遊べる場所です。

今後も子どもたちが楽しく作れるような場所への工夫をしていきたいと思います。

本当にたくさんの方に支えられ、完成したログハウス&ジャングルジム。
携わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
ぜひ、見に来てください!