被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

片付け作業・・求人

2011年07月31日 | ちから仕事

 

 

夏草が瓦礫の隙間から生い茂り始めています。アカザなどは茎が木のように固く太くなり手で引き抜くことができません。

週末ボランティアのおかげで、片岸、根浜地域の家屋の残骸、流れ着いた生活品などなどの片付けはかなり進みましたが、それは全体からみれば一部でしかありません。

しかし、所有者がいる土地であり、流れた家であっても持ち主がいます。また、ボランティアでなく委託を受けた業者も入っているので、勝手にかたずけはできません。 所有者の了解が必要です。

ところが片付けがままならず埋もれて瓦礫化している場所は見渡す限りあります。遠野のボランティア組織にお願いしても、ボランティアが少なくなり断られることもあるようです。

箱崎地区のUさんと直接お話すると、やはり片付けて欲しい場所はたくさんあります。 一回一回確認了解をとらずとも、私達に時間や人員があるときにかたづける場所を設定して頂くことにしました。

今晩、地域の地区長さん会議があるそうで、そこで話題にしてもらいます。

片付けに意欲がある方・・ぜひ、ご連絡ください。

 


大工さんの手伝い

2011年07月31日 | 地域社会起業育成支援

多くの家が流され倒壊しましたが、半倒壊の家などの建設、リホームも始まっています。建材も不足しています。 

今日は、エゾロック隊は漁師さんの作業所を立て直すため、基礎と土台材だけを残して床はがし作業。 エゾロック隊が帰ったあとは、大工さんの資材整理をお手つだい。

 


船外機が足りません・・・

2011年07月30日 | 地域社会起業育成支援

 

報道は大きな港の復興再開の話題を流していますが、三陸沿岸は数多くの大小の港が壊滅しています。復興に差が生じています。大槌湾沿岸は地盤沈下があるので、まずは大がかりな岸壁の復旧が必要です。漁に出るため、養殖漁業を再開するためには幾重にも課題があります。 漁業の再興はめどがたっていません・・・。

 

私達が支援している大槌湾・根浜の漁師Mさんは、前集落が流された場所で小さな小屋掛けをして漁の再開を目指しています。私達も作業場の片付けをし、流された漁具集め、漁船の掃除などをしてきましたが、漁業再開となると素人の私達には成す術がありません。そのMさんと漁師仲間Kさんが、先週、ボランティアセンターを訪れ、ゆっくりと話したいと一晩泊まられましたことをスタッフより報告を受けました。

 

相談事に「船外機」のことがありました。前回私が伺った時には、小型船は3艘を入手していましたが、動力(船の後ろに付けるスクリューがついたエンジン)がなく、漁協を通じ、そして直接メーカーにも注文をしていることでしたが、それからもう1ヶ月以上たっても見通しがつかないとのことでした。 私達に相談するということは、万策が尽きたということかもしれません。

 

早速、漁業の町、北海道寿都に相談したところ、T課長が中古品を見つけてくださいました。

寿都の漁師さんが所有するモーターボート用の船外機です。要望があった馬力数よりかなり大きく120馬力あるという代物です。取り付け部の改造が必要なので写真を撮ってこようかと思いましたが間に合いませんでした。別の者が撮影し送ってもらうことになっています。

 

まずは、ワカメの養殖再開を目指しています。秋には養殖棚を作って種付けをしなければ、春先の出荷ができません。そのためには、どうしても船外機が必要なのです。

 

船外機の要望は、Mさんに限ったことではありません。

 

北海道の漁師さんや漁協につながりのある方、100馬力以上もなくてもかまいません。50から70馬力クラスの船外機の中古品を支援してくださる方がいれば、ぜひともご紹介ください。

 

写真は大槌湾の根浜漁港になら小型漁船です。流れた舟で痛みのないものは集められているのですが・・・・

 

高木


次を目指して・・・

2011年07月30日 | 地域社会起業育成支援

本日より「北海道・ねおす釜石栗橋ボランティアセンター」に入ります。現在、秋田港に向かうフェリーの中です。昨夜8時前に苫小牧東港を出ました。青森から南下するよりも1時間ほど近く、なおかつ十分に寝る時間が取れるので、往路はもっぱら秋田経由です。

 

今回は北海道の小学生4人を事務局の中村さんと引率しています。また、黒松内中学校のK先生、社会起業・NPOスキルアップインターンのMさんも同行しています。エゾロックの週末隊7人も別のワゴン車で現地へ向かいます。今晩は台湾実践大学の先生方3人も合流、滞在中のスタッフ・ボランティアも加えて20名以上が集結します。にぎやかなボラセンとなるでしょう。

 

私は5回目の釜石入りです。コアに支援していた上栗林の避難者はすべて仮設か新生活地へ移り解散しています。前回から1ヶ月以上もたっているので、被災地の様子もかなり変化していると思います。

 

私の目的は、今後秋に向けての支援のあり方の道筋を考えることです。

 

子ども達は釜石の子ども達とも交流します。しかし、宿泊キャンプで募集しましたが釜石の子は集まりませんでした。急きょ方針を変えて日帰りの子どもを集めました。福島のように放射線による環境問題ではありません・・子どもも親も一晩でも離れての泊まりがけはまだまだ早かったようです。

 

今、北海道の小学生を連れてゆくことは賛否もあるでしょうが、他地域から子ども達が訪れることは、被災地にとっても「交流が再開しつつある」現実を感じて頂けるのではないかと考えています。また、被災直後の跡かたも残っている状況を被災地以外の子ども達が見ること、多くの大人たちがボランティア支援をしている様子を垣間見ることも意味があると考えています。また、将来、子どもの体験活動を展開するためのモニタリングという位置づけもあります。

 

台湾の先生方は、台湾の地震被災地支援をしています。私達の活動や日本の支援ネットワークについて、ボランティアをしながら体験的な視察をされます。

 

新しい地へ行くようで、始めて被災地入りした時のように気を引き締めています。

 

高木晴光


ラベンダーへの想い

2011年07月28日 | 地域社会起業育成支援

★香りが消える前に

この時期に、一気に摘み取ってしまわない

と、花が咲ききってしまって

乾燥させても、香りが弱くなってしまう

ここ最近は、天候不順で思うように

作業ができなかった

そんななかでも

作業に参加したボランティアの学生は

地域の方と一緒に話しながら

作業ができて楽しかったと

★唯一のお祭り

毎年7月の1週間の期間行われる

しかし、その1週間のための

花の手入れが大変

若い人がもっと関わってほしい

そうじゃないと続けられないなぁ~と

地元の人もこの祭りが

なくなると淋しくなる・・・と

★ラベンダー

出張青空や復興食堂

で無料配布

青空ひろばでポプリつくり

仮設の方に、いい香りを届け

富田


ふくしまキッズと釜石支援、頑張るねおす!

2011年07月27日 | 子どもの居場所づくり

NHKの全国放送のお知らせです!
明日早朝ですが、ブログを早速チェックされた方は、ぜひご覧ください。

28日(木)午前5:00からの番組中、5:20頃、5分間くらいの放送予定です。

またこちらもぜひ、ご覧下さい。
「ふくしまキッズ 夏季林間学校」のブログです。 
http://fukushima-kids.seesaa.net/
 ( ふくしまキッズ ウェブサイトURL : h
ttp://fukushima-kids.org/ )

 

大沼に集まった子ども達の「旅コース」チームは、札幌駅から根室へ出発。
小学2年生~中学2年生の子ども達がお座敷列車2両に乗りこみました。

ふくしまキッズの実行・支援にはねおすスタッフも大きく関わっています。

この夏は、いつもより沢山の子ども達の笑顔に囲まれ、頑張るねおすスタッフ陣。

子ども達は北海道で元気いっぱいに過ごしてほしいです。

北海道は広くて、移動が大変だけど、道内の地域の人たちも待ってます。

中村(札幌)


復興食堂宝来館店オープン!!

2011年07月23日 | 被災地情報

★ここまでできるようになりました

YouTubeの画像をご覧になった方も多くいられると思います。

宝来館が津波にのまれるところを

二階まで海水が浸水しました

漂流物が山のように散乱してありました

宝来館のマイクロバスも山に突き刺さってました

電気も水も止まっています

そんなところに、本日100名ほどの方

が、食べ物やイベントを楽しみにして

来てくれました

お昼頃に地震もありましたが

無事に終えることができました

富田


下準備

2011年07月22日 | 地域社会起業育成支援

今日の、

午前は遠野の山里ネットさんが管理するヤードに支援物資を受け取りに行き、

地域の皆さんのニーズを見極めつつ必要な物を無駄なく調達する・・・試行錯誤の毎日ですが、

現地にいるからこそできる速攻対応を心掛けています。

一方で現地ではなかなか集められない、例えば浴衣などは北海道で集めてもらっています。

 

午後は明日、宝来館で行われる復興食堂に出店する地元の方のケーキ作りのお手伝い。

男二人で粉まみれになりながらも、少しはお役に立てたのではないでしょうか。

 

支援活動の最後のワンシーンだけに目が行きがちですが、その支援ができるようになるまでには

地道に走りまわる必要があります。

 

夏なのに、ここ最近は30℃から20℃くらいに日中の気温が下がっており、朝晩は冷え込みます。

体調の自己管理に気を付けています。

 

 富田


浴衣など、集まってきています ~引き続き、募集中~

2011年07月22日 | 地域社会起業育成支援

 

いろいろなメッセージが添えられた帯付きの浴衣、甚平、下駄などの履物、計100品程がボランティアさんの車で札幌を出発しました。

贈ってくださった皆さま、本当にありがとうございます。  成人サイズが多いので、中高生以外の大人の方にも選んで頂きます。

釜石の子ども達が、ねおす拠点のある橋野地区で自然体験活動ができるように

まず、ライフジャケット15枚も現地へ。

ICIスポーツのご協力で、今日はテントと寝袋も揃えることができました。


<<北海道内の方にお知らせ>>

7月中旬、NHK北海道が釜石のねおす支援活動の様子を取材しました。
NHK
担当者の方はGWに続き、2回目のねおす拠点入りでした。
明日が放送日になります


番組名:「おはよう北海道土曜プラス」
23日(土)午前7:30~8:00
 ・・・「ねおす」については7:35過ぎから8分間くらいのコーナー

内容は仮設住宅での青空広場など、次のステップの支援を模索する様子だそうです。
北海道内の方はぜひご覧ください。

中村(札幌)


季節は移ろう

2011年07月22日 | 地域社会起業育成支援

★夏はやってくるし、夏は過ぎ去る

●物資(モノ)を介したコミュニケーション

「涼しそうでいいわね」

「この甚平はおとうさんに持っていこう」

ただ、物を渡すだけの場にはしたくない

モノを選んでもらっている間

日常的なことから

普段は面と向かって言えないようなことまでも

聞きたい

それが、来られている方

の楽しみになればもっといい

浴衣・甚平

は主に北海道

で集めてもらっています

富田


メッセージ

2011年07月21日 | 地域社会起業育成支援

★高校生バザーIN大槌高校

●北海道からのメッセージ

集めてくれた学生の顔写真付きのボード

Tシャツ1枚1枚にメッセージ

●大槌高校の学生からメッセージ

受け取った学生

がメッセージを書いてくれました

●セレクトショップ

北海道からの学生

釜石の学生

それぞれの

想いを伝えるお手伝い

が少しできたかもしれないです

富田



出張青空IN白浜Withどんぐり広場

2011年07月20日 | 交流の場創出

★待ってました!!

「10:00からだよね」

「早めに来たけど、見てもいいよね」

「これ似合うかしら・・・」

「これはスタイルが良くないと着れないなぁ~」

ハッハッハと笑い声が

「あら!久しぶり~元気にしてたか?」

「しばらくぶりだな~。どこにいたんだ?」

「野菜は来ているのか」

「このキュウリもトマトも団子も蒸しパンも・・・」

「今度はいつ来るのか」

「来週の火曜日だよね」

「また来るからね。よろしくね」

富田


※コーディネーターの活動及び拠点維持、スタッフベスト購入は
 『赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」』の助成を受けました。

 ありがとうございました。


青空らいぶ

2011年07月18日 | 地域社会起業育成支援

★木陰で音楽でも聴きませんか

ブルースシンガーむらなが吟さん

が青空ひろばで昭和の名曲を聴かせてくれました

 かんかん照りの太陽も

木陰に入り、風が吹くと

涼しい

そんな中の音楽は至福

★溢れた感情

心にぐっとくる

歌声と歌詞に

思わず涙を流してしまう方も

「もっと深い歌も唄いたかったが、お客さんの顔をみたら唄えなかった。」

とむらながさん

★自然と握手会へ

 最後は

「上を向いて歩こう」をみんなで

合唱

心が通じ合い

寄り添う皆さん

音楽の力を感じた1日でした

富田

 

 


青空こうざ

2011年07月17日 | 地域社会起業育成支援

★家屋内のお掃除

清掃作業の中で一番過酷

北海道からの

若者の有志たち(ezorock)とともに

炎天下作業しました

この家の掃除は

持ち主から前々から依頼されていました

やっと、それに応えることができました

それもこれも、老兵ボランティアもんじぃ

の指揮のもと、安全かつ効率的にできたからです

★ムックリ演奏

大学でアイヌ研究会に入っている、Yさんが演奏してくれました

★ラベンダーのポプリつくり

この地区のSさんのご指導のもと

ラベンダーのおしゃれな芳香剤のようなものを作りました

子どもから大人まで、夢中で黙々と作っていました

富田