危機管理は大切！

今週は名古屋の愛知インプラントインスティチュートにて愛知学院大学歯学部解剖学講座教授 の池田やよい先生 に「インプラント治療に必要な解剖学」講義をしていただきました

インプランント治療を行う際、神経、血管の走行をしっかり熟知する必要があり、それら解剖学の知識がインプラント治療を安全に行うために必要になります。

また、出血や感染などが生じたときの対処方法も組織の構造を把握していないと診断も処置もできません

どんな医療も絶対安全とは言えませんし、想定外のことも起きる可能性があります

それでも安全にインプラント治療を行うには知識と技術は必要だけでなく危機管理能力が必要だと再認識させられました

ちなみに写真はバードストライクと呼ばれる新幹線に対する鳥衝突の痕です

鳥には申し訳ないのですが、４、５匹の鳥が衝突しても問題なく走行できる新幹線の性能とそれを想定して設計されている危機管理能力に驚かされます

包括的治療と幕の内弁当

台風の影響で飛行機は飛ばないので下関に移動して小倉から新幹線で帰ります

今回も新幹線の駅で弁当を購入しましたが、日本のお弁当のクオリティは世界に誇れるといつも思います

学会のランチョンセミナーでも幕の内弁当はとても美味しいです

幕の内弁当ほど手間ヒマかけて美しく栄養バランスがいいものが手軽に食べれるということは素晴らしいことだと思います

当院では目指すのはこの幕の内弁当スタイルを目指しています

なのでいろんな学会に参加しています

どうしても歯周病学会ばかりでるとやみくもに歯を残すことが立派だと考えてしまい、インプラント学会ばかりでるとインプラント が先にありきの治療方針を立てがちになり、矯正学会ばかり出てると歯周病や虫歯の治療の大切さを忘れがちになります

それぞれ間違ってはいないのですが治療方針が偏ってしまい、患者さんに対して特定のジャンルを押し付けることになってしまいます

お弁当で言うとおかずばっかり、コメばっかり、野菜ばっかりという状態ですね

インプラント治療、矯正治療、歯周病治療、審美歯科治療、補綴治療、など多岐にわたる治療法から重要度の高いものからバランスよく患者さんの予算に応じて提供するすることがベストではないかと考えています

当院の包括的治療は幕の内弁当とコンセプトが同じです

スキルとテクノロジーの融合！

福岡国際会議場に到着です　台風はまだ来ていません

今回の学会のテーマは「インプラント治療が拓く未来ースキルとテクノロジーの融合」です

インプラント治療もテクノロジーの分野においてCTやCADCAM、口腔内スキャナなどデジタルテクノロジーの進歩が著しく、それに伴って治療計画も変化してきています

当院がCTのシステムがを入れた２０年前は医科CTの画像が綺麗だったため、撮影は提携している医科クリニックに依頼していました

ところが今回、学会と業者展示を見てまわって思ったのですが歯科専用のCTの性能が劇的に上がっています

つい最近歯科専用のCTを導入した先生も悔しがっておられ、ちょっと最新の歯科専用CTが欲しくなってしまいました

「スキルとテクノロジーの融合」しようかな、、、、、→CT導入しました

ジルコニア、セラミックがベスト！？

台風１７号が迫る福岡で開かれる日本口腔インプラント学会総会に参加してきました

診療をなるべく休まずに学会に参加するため、福岡や東京など間に合う学会であればは始発の新幹線で会場に向かうようにしています

当然、新幹線の中での朝食になるので新大阪駅で購入するのですが最近のお気に入りは京都の志津屋さんのパン！

新大阪駅改札はいってすぐのキヨスクで購入できるのですが、天然素材のパウダーを天然大麦エキスで発酵させて作るそうで

シンプルなのですがパンそのものがしっとりとして美味しいです。

やはり基本的なことにしっかりこだわることがものづくりでは大切ですね。

歯科医師として患者さんに使用する詰め物、被せ物、インプラント、矯正器具、歯に使う材料はいろいろありますが

現在、強度、審美性、安全性にこだわればやはりジルコニア、セラミックがベストだと思うのでもっと活用していかなければと思いながらカルネとサンドイッチを美味しくいただきました