ねこともダイアリー

猫とヒーリングライフ

自分で決める

2009-10-07 09:22:13 | ヨーガ
私は読売新聞の「人生案内」を毎日愛読んでいます。
今日の記事が、昨日私がヨーガ教室の先生に相談した事とよく似ていたので驚きました。
相談者も40歳代女性とあり、「これって、私じゃないよね?」と焦ったりして・・・

相談内容は、「一生懸命生きるべきとわかっていても、生活の中で楽しいと感じられない」というものでした。
いつも心に響く回答をして下さる精神科医の野村先生の回答の中で「私が勧めるのは大きな自然界の中での自分を自覚することです」という一文が印象的でした。
でも、これじゃあ具体的にどうしたらよいか知りたい相談者にとっては不十分かも。

相談者の女性が何かのご縁でこのブログを読んでくれるかもしれないので、私が昨日頂いたアドバイスを書かせて頂こうと思います。
私もヨーガ等いろいろやっている割に「自分で決めているという実感がない」ので、相談したところ「あなたは物事はこうすべき。こうあるべき。という考えで全て行なうから、やらされているっていう気持ちになって後から文句が出てくるのよ。こうすべきと思ってされた行為に対して人は愛を感じない」と、手厳しい答えを頂戴しました。

では、この杓子定規の「こうすべき」からどう脱却したらよいのか?
日常の細かい行動一つひとつをする前に「これってべつにやらなくてもいいんじゃない?でも、やらなかったとしたらどうだろう?」と考え、別にやらなくても自分が後悔しない様ならそれはしない。もしやらないと後で気になって仕方ないと思ったら、「やっぱりやろう!それは私がやりたいからするんだ!」と確認して、自分がしたいからするという事を納得する。そうすると、全て自分が決めた事だという実感が出てきて、そこから生きている喜びを味わえる様になる。

早速昨夜から自問自答し始めたところ、最近怠け心がでてきた朝の早起きと瞑想も久しぶりに爽やかな気持で行なう事ができました。

写真は私の大好きな白い「秋明菊」。塩尻を歩いていたら、そこかしこの家の庭で可憐に咲いていました。
私も自分で決める練習を続けて、いつかこんな清廉で凛とした人間になりたいです。