ぺにゃん!

マレーシア(ペナン島)と、関西での日常。

「The Sire」

2009-12-20 | 食 in Penang
ジョージタウンにある、比較的新しいレストラン「The Sire」。
ショップハウスの並びで、そこだけ新しく目立っているので、なんとなく気になっていました。


↑店内は、そこここに生花が飾ってあり、インテリアもおしゃれでいい感じ。


↑クリスマス前なので、ツリー。


↑近くには、銀行やお役所?があるせいか、割とパリッとした客層。
 少し早目に行ったのですんなり入れましたが、少ししたら、どんどん席が埋まっていました。


↑和洋折衷ならぬ、中洋折衷なテイスト。

間口は狭いのに、ウナギの寝床のように奥行きがあります。
真ん中くらいの部屋の吹き抜けから、自然光が入ってきて明るい。

メニューは洋風のものが多目。さて、お味の方は・・・?


↑サーモンサンド。サーモンが贅沢にたっぷり入っているのですが、ちょっと塩辛い。
 一人で全部食べたら、これだけで一日分以上の塩分を摂取してしまいそう。


↑無難そうだったので注文したシーザーサラダ。


↑牛肉の煮込み。お肉が柔らかくておいしかった。盛り付けもキレイ。


↑マカロニのなんとか。海老が大きくて4匹ものってます。
 しかし、バジル風味のマカロニが、やはり茹で過ぎ・・・。こっちのパスタは、何故かどの店でもフニャフニャ。
 イタリア人が怒っちゃうよー?


↑こっちでは珍しい、カフェアートに感動。
 こんな技を持った人がペナンにいたとは・・・。


レストランの奥は、ミュージアムになっています。

2年ほど前に、ペナンの海沿いに新しい大学がオープンしました。
校舎は、元からある白い大邸宅を修理・改装、その後ろにモダンなビルを建て増しした、ユニークな造りになっています。

その大邸宅の持ち主が、どうやらこのレストランのオーナーで、
改装の際に運び出した豪華な家具や、一族の代々の写真等を、ここで展示しているようなのです。


↑真ん中くらいのガラス張りの建物が、そのWAWASAN UNIVERSITY。


↑この写真では見づらいですが、白亜に赤い屋根の建物が、元からある大邸宅。
 正面から見たら素敵です(写真はまたいつか)。

展示物は、残念ながら撮影禁止だったのでお見せできませんが、
細かい螺鈿の入ったゴージャスな椅子など、マレー・中華・洋風ミックスの、
独特のプラナカン文化を感じられるものでした。
こういう風に、古き良きペナンを保存していくのって、大事ですね。
街中には、荒廃した、元は素敵な家が結構残っているので、リノベーションして公開したり、
レストランやショップに生まれ変わらせてくれるといいなと思います。




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