群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

施設の夏祭り

2005年07月30日 | その他
地域の身障者施設の夏祭りに行ってきた。
施設の職員とボランティアの方々が中心になっていろいろ準備して、近所や地域の人とかを呼ぶのだが、身障者や精神障害者の方々が多数入っている施設なので、その関係者の方々だけでも結構にぎやかになる。
自分は今年初めて行ってみたのだが、いろいろ感じることがあった。

もちろん入所されている方々が、こういう時に楽しもうとする姿もそうだが、いろいろな地域の趣味の団体の方が練習発表する出し物を見ていて興味深かった。

たぶん、ちょっと前までの自分であれば、退屈で目も向かなかったのかもしれないが、参加している一人一人の人を観察していると結構面白いのだ。例えば、踊りを踊っている人たちを見ていて、どの人が練習中のリーダーなのか…とか、この人は家でたくさん練習しただろう…とか、そんな裏で起こったであろう出来事を想像して、一人一人の人を見ていたら、思いのほか楽しめた。
みんなを引っ張っているらしい人が失敗して、その失敗を隠そうとしてまた失敗しちゃったり、前半素晴らしい勢いで踊っていた人が、途中から息も絶え絶えに疲れてしまって、それでも立場上弱音は吐けないで、悲壮感ただよう表情で踊っている…とか、そうした心理描写を考えながら見ていると、結構面白いドラマができそうなのだ。

とにかく、人が自分たちなりに「楽しむ」姿は、気持ちのいいものだ。