群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

改めて今、わかったこと…

2006年04月30日 | 見たこと、聞いたこと
自分は外食業界に入る前、演劇活動をしていた訳だが、なかなか演劇活動だけでは食べられない為、同時にあらゆる仕事をしていた。

そして、その中で最も自分自身に影響を与えているのが、テーマパークでの仕事…。
これが「サンリオピューロランド」だった。

で、このサンリオの辻社長が書いた本を数年前に購入して読んで、今になってわかったことがいろいろあった。

例えば、当時自分たちは社長が来ていようが何しようが、特別扱いはしなかった。
何で、こんなにちょくちょく来るんだろう…と煙たがっていた。
ショーの合間にグッズやクジを販売したりして、ショーの出来よりも売ることが優先なんだ…と、正直言えば嫌いな存在だった。

が、この本を読んだら、当時大赤字で銀行から「売れ」とか「ショッピングセンターにしろ」とか言われていたピューロランドを何とか立て直そうと毎日のように通った…とか、クジを考えて販売した…とか、そんなことを知った。
しかも、当時社長はガンの手術を受けたりしていて、何度死のうと思ったかわからない…というようなことが書かれていた。

そんなことも知らず、当時は社長の姿を見ると皆で「社長が来てる…」「え~っ!」とか言っていたのだから、申し訳ない…。

…と、ここまでが数年前に本を読んだ時に感じたこと。

そして、最近ちょっと気になっていた部分を読み返してみた。

社長になって3~4年すると、社長としての本当の苦しみを悟る…というようなことが書かれていた気がした…。

その部分を読み返して、しみじみ納得…。

寝床で流す涙などまだまだ序の口、立っていても涙が出てくる…なんてことが書かれている。

自分自身、改めて感じている様々なことがあるのだが、すべて当たり前のことだ。

…と、今いろいろなことを動かしながら進んでいるので、いろいろなことを考える事がある。
でも、すべてが当たり前のことなのだ。

改めてそんなことを感じた。

ゴールデンウィークに話す話

2006年04月28日 | 仕事!
世の中はゴールデンウィークに突入!
9連休!とか、海外旅行が過去最高!とか、そんなニュースが聞こえてくる。

我々は1年の中でも最も忙しい時期のひとつ。
我々のような地方の郊外型飲食店にとって1年のうちで忙しい時期は、「年末年始」「ゴールデンウィーク」「お盆」…だ。

要するに、一般的な仕事の人が休む時期ということ。
この時期に忙しいのが我々の仕事だ。

で、考えてみると、この時期に忙しい仕事は…、
「楽しさ」を提供している場所とか人…。
テーマパークや、イベント会場や、スポーツ競技もそうだし…。
買い物に行ったり、遊びに行ったり、…食事も同じだ。

で、この時期に忙しい「人」は、あこがれを持たれている人。

芸能人、スポーツ選手、キャラクター…。

だから、この時期に「仕事=よろこびを提供すること」をしている人は、「喜び創造業」に携わる人たちなのだ。

世間一般に話題になるこうした大型連休の期間に、遊ぶ側にいるのか、遊びを提供する側にいるのか…。
人それぞれ向き不向きがあると思うが、提供する側にとっての楽しみもいろいろ発見しやすい時期なのだ。

さて、今日高崎の税務署へ用事があり行く途中に「イオン」建設現場を通った。
工事は着々と進んでいる。
何もない一面畑の中に、巨大な「街」を創っているような感じ…。

来年のこの時期は、この周辺は一変し、多くの人が集まる場所になっているのだろう…。

設定修正…完了。

2006年04月27日 | 仕事!
本当は何とかGW前に大阪へ行ってこようと思っていた。
今回、出店が決まっている大型ショッピングモールの参考になりそうな店舗を見ておきたかった。
具体的な設計に入る前に見たかったのだが…。
それで、急きょ今日と明日で行ってくる予定を立てたのだが、『すし伝説』のメニュー変更の問題修正が出そうだったのと、提出書類のこともあって、急きょ取りやめた。

で、取りやめて正解だった。

まずは、レジ設定の問題が出た。
昨日『前橋岩神店』のなかじまさんがレジが変だ…と電話してきた時には説明がよくわからなかったので、なかじまさんの取り扱いミスだと心の中で思っていた。今日確認してみて設定ミスだということが判明。なかじまさんには申し訳ない…。

まあ、詳しく言えばレジメーカーさんの説明不足とも言えるが…、とにかく今日の『前橋岩神店』の閉店後修正してきた。

『渋川入沢店』も同じ設定になっているので、明日の開店前に修正するつもりでいる。

そして提出書類だが、これは金融機関さんへの融資依頼の開業計画書。

以前は開業指導してくれるコンサル会社に作ってもらったりしていたが、去年の『すし伝入沢』の時に続いて、自分で作成している。
これが、結構いろいろ調べながらで時間がかかる…。
自社のことについても、発見があるし、以前の自分がいかに無知でバカだったかということに気付く。

まあ、そんなことでドタバタしていて、一日が本当にあっと言う間だ。

続いて『渋川』メニュー変更…

2006年04月26日 | 仕事!
昨夜、『すし伝説前橋岩神店』でメニュー変更設定をしたが、今夜は『渋川入沢店』。

今日も閉店後の店で皆でコツコツと変更作業。

で、自分はレジ設定…。

昨日やっているので、特に問題もなく終了…。

がしかし、そこへ『前橋岩神店』から電話が…。

どうも、精算レシートの発行指定が前と違ったようだ。
必要なレシートが一部出てこないらしい。
電話で聞いたのだが、よくわからないので明日本部に送られたレシートを見て修正することにした。

…さて、昨日のブログ。
実は意識朦朧の中で書いていた。
眠くて眠くて…、書いていて何を書いているのか自分で把握してない。

今日もまたそんな感じ…。


24時間でできること…

2006年04月25日 | 仕事!
明日、4月26日より『すし伝説前橋岩神店』で新メニューを先行スタートします。

今回のメニューでは、価格帯の見直しを行っていて、価格を上げさせて頂く商品と、下げさせて頂く商品と、より魅力的に感じて頂けるようなメニュー提案になるように努力しました。

どうぞよろしくお願い致します。

さて、今日の夜、『前橋岩神店』の閉店後にレジ設定の変更作業をしました。
この作業に関して、レジメーカーさんにご理解頂き、レジ設定用PCを貸して頂きました。メーカーさんにお願いすれば、もちろん費用がかかりますので、やり方を教えてもらえれば自分でやるから…と交渉して、設定するのに必要なものを一式貸してもらいました。これで、費用負担はナシ…。

でも、よく考えてみるとこれも結構大変…。

準備も必要だし、もし失敗したら…ということも心の中で考えておかないと…。

しかしまあ、無事に終わって一安心…だ。

明日の営業も気になるが、明日は『渋川入沢店』をやはり閉店後に設定変更する予定だ。

こうした細かい部分は自分がかかわるようにしているが、今日も一日やることがいろいろあって、中途半端なまま止まってしまうことが出てきている。

もっと自分の時間の使い方を気をつけないと…。

「時間」というものは、すべての人に共通に流れていく…。
どんな人でも、1日24時間の積み重ね…。
問題は「どう使うか?」ということでしかない。

昔、列車事故に会いかけた…

2006年04月24日 | 自分!
今日は一日中いろいろ動いていて、JR山手線トラブルのニュースを夜まで知らなかった。これだけ長時間ストップしていたのでは、トラブルで影響を受けた知人もいるだろう…。

夜のニュースで乗客が線路をゾロゾロ歩いている光景を見て、自分も昔こうして線路を歩いた体験があることを思い出した。

中央線東中野駅の事故だったのだが、調べてみたら1988年12月の事故だということがわかった。
死者も出て、100名を超える人が怪我をした大事故だった。

この事故は東中野駅に停車していた電車に、後続の電車が突っ込んだのだが、自分は突っ込んだ電車の次の電車に乗っていた。
何と、新宿駅で発車間際の電車に乗ろうとして、目の前でドアが閉まったのだ。
仕方なく次の電車に乗ったのだが、この先に発車した電車が突っ込んだのだ。
しかも、自分が乗ろうとしていたのは、先頭車両…。
あの時、もうちょっと速く走って発車に間に合っていたら…。あるいは、目の前で閉まったドアが、もう一度開いたりしていたら…。
考えると怖くなったのを覚えている…。

そして、東中野駅手前で電車が停まって、そこから駅までゾロゾロ歩いたのだが、ヘリコプターがブンブンまわっていて、歩いている我々を撮影していた…。

この時は、芝居の稽古に行く途中。
結構、演技のことで思い悩んでいて、稽古に遅れる口実ができてホッとしたりしていた…。

ということで、今日の山手線トラブルは事故につながらなくてよかったが、我々は日々の生活の中で、本当にギリギリの所で事故に会わずに生きていたりするのだ。
いつ、どこで、どんなことに巻き込まれるかはわからない…。

今、普通に生きているということは、奇跡的に近いことだったりするのだ。

海がない県の危機感

2006年04月23日 | その他
日曜日の午前中は『事務所』にいる…。
特に何かの予定がなければ、TVの報道番組を流しながら、一週間分の日経新聞や気になっていた雑誌記事等を再確認している。
自分が気付かなかったことや、詳しく知りたい情報を再度確認するのだが、今日報道番組を見ていたら、「竹島問題」…。

自分はあまりこのニュースの詳細を知らなかったが、かなり深刻なことになっていたんじゃないか…。

歴史の解釈や、いろいろな考え方があるとは思うが、「竹島」を県の一部と主張する島根県は、県として日韓外交問題の渦中にある訳だ。

海に囲まれた日本において、海がない県の一つである群馬県…。

海に面しているということは、海の向こう側にある世界と隣り合わせということであり、歴史を振り返ってみても、あらゆることが海を越えてやったきた。
文化もやってくるし、外敵もやってくる…。
常に危機意識を持っていないと、いつ何がやってくるかわからない…。

黒船来襲も北朝鮮拉致事件も海からやってきた…。
外の世界から危機がやってくる…。
それが海に囲まれた日本が経験してきた歴史だ。

そんな海がない地域だから、群馬県の人は考え方が保守的なのかもしれない…。

さて、写真は大陸から東を見た場合の世界地図…。

こうして見ると、日本海は大きな湖のようなもの…。
日本列島は、大陸からちょこっと出っ張った陸地で日本海という湖を取り巻く「道」みたい…。

見慣れた地図もこうして見る方向を変えると別の見方、感じ方になる。

この地図は新幹線に乗ったとき、座席にある無料の雑誌を見ていて見つけた記事…。

普段、この手の雑誌はあまり見ないのだが、この地図の写真が興味深くて雑誌をもらってきた。

しかしまあ、領土問題…。
動物の世界でも縄張り争いはあるのだが、難しい…。

海に面した県は、隣は外国なのだから、抱えている問題が大きい。

「おかあさんといっしょ」で感心したこと

2006年04月21日 | 見たこと、聞いたこと
来瞳(くるみ:7ヶ月)が好きな歌に反応するようになってきて、朝NHK教育の「おかあさんといっしょ」を見ている。

苑美も駿輔も大輔もこの番組を見ていたし、3人とも番組に出演した。
苑美の時は前のお兄さん、お姉さんで、駿・大は今のお兄さん、お姉さんになってすぐの時だった。

苑美が見始めたのは、その前の「だんご3兄弟」が大ヒットした時のお兄さん、お姉さんだったので、何だかんだで3代のお兄さん、お姉さんを見てきたことになる。

で、今のお兄さん、お姉さんはあまり印象がなくて、特に何も感じなかったのだが、ここにきてすごく感心することを発見した。

「今月のうた」ということで、今「ぼよよん行進曲」という歌が毎日流れるのだが、この歌の振り付けで何度も「ぼよよよ~ん!」って飛び上がるのだが、この飛び上がり方が見事なのだ…!

これは、自分もかつてテーマパークのキャラクターショーで踊っていたから余計に気付くことかもしれないが、飛び上がる前の体の動かし方と、飛び上がった時に足を体のほうに引き上げているのが素晴らしい。
大きなクツが重いと思うのだが、きっと鏡を見て何度も何度も練習したのだと思う。
そして、その後の腕をまわす動きもちょうど子供のおもちゃのような動きで、好きな動きだ。

特にお姉さんが見事!…だと思っている。

出勤前に子供たちとTVを見ながら、一人でそんなことに感心している。

家族はもちろん、そんなことに関心はない…。

気功…?

2006年04月20日 | その他
毎日、いろいろな人に会うが、今日販売システムの提案で来社された方は、応接室に入るなり「体がガチガチだ。疲れてるでしょう…。ちょっと、足を出してください…」と言って、いきなり足のツボを押し始めた…。

「えっ!?」と自分が驚いていると、「私は気功をやってまして、これはサービスです…」と言うので、やってもらった。

「眠りが浅いでしょう…?」と聞くので、そう言えば最近夢にうなされて目が覚めることが多いので、そんなことを言ったら、「ストレスがこういう所に出るんですよ…」と言って押したツボが激痛!

「痛!」と言うと、ここは何だかんだの…といろいろ説明してくれた。自分で気付かないうちに病気になる…とか言われてしまった。

結局、自分はかなりストレスを溜め込んでいるのだそうだ…。

「何をするのがいいんですか?」と聞いたら、

「温泉…」なのだそうだ。

…とまあ、そんな足ツボマッサージをやってもらったが、提案してもらった販売システムは、現在のところ導入するつもりはない…。

申し訳ない…。

でも、足ツボマッサージが気持ちよかったので、今度どこかで本格的に受けてみたくなった。
マッサージを受けて、確かに足が楽になったので、たぶん体には無理が溜まっているのかもしれない…。

「温泉」も行く時間を作りたいが…。
なかなかそうもいかない…。
伊香保温泉が近いのだから、ちょっと行って入ってくる時間を作れればいいが…。

今日言われたことを結構気にしているのだ…。

写真は先日打合せで来社した設計士さんからもらった「黒胡椒せんべい」。
この手のせんべいはいろいろ出ているが、このせんべいはかなり強烈ではまってしまった…。

一人で一気に一袋食べて、気持ち悪くなった…。

こういうのもストレスの反動からくる無理なのか?

いや、たぶん単なるバカだ…。

さいたセンセイと藤岡2周年…(泣)

2006年04月18日 | 「人」
今、『事務所』で2年前の資料を見ていて驚いた!

2年前の今日、2004年4月18日は『江戸前茶屋』のオープン日だった!

その今日、さいたセンセイと1年半振りに会っていろいろ話をして、辛い思い出と反省の場所である藤岡の店舗跡を訪れた。

さいたセンセイは飲食店専門に指導をしている個人事務所を経営している。
ウチは『カルビ伝説』の8年前のオープン時のサービス教育を担当してもらい、3年前には回転寿司店の指導でお世話になった。

そして、2年前の新業態店立ち上げを協力してもらったのだが、この店をわずか5ヶ月で閉めることになってしまった。
それが、この藤岡の『江戸前茶屋』だった。

この店にかかわってくれた多くの方に迷惑をかけてしまった。辛い思いをさせてしまった。

久しぶりに会ったさいたセンセイと話したのはまずこの話。
2年経った今でも、どうすれば良かったのだろう…?ということから話が始まった。

そして、その辛い思い出の場所へ行ってみることにした。

今は当時の外観はそのままに、「mod's hair」になっている。

二人で重い空気を漂わせながら、この店を眺めていた…。

…と、そこを通りかかった女子高生がこっちを見て、「えっ!?」という顔をしている。
よく見ると、当時オープンメンバーだった「しおばら」!!

「お~っ!!元気か~っ!!」ということで2年ぶりの再会。

「何してるんですか~!?」と言うので、

「ちょうど今頃オープンだったから、二人で見に来たんだ…」ということからいろいろ話した。

今は近くの居酒屋さんでバイトをしているのだそうだ。
今でも当時のメンバーに会うこともあるらしい…。

いやあ、懐かしかったのと、改めて自分の気持ちを奮い立たせた!

あの店の撤退の決断をした時のこと…。
一人考え、悩んでいた場所…。

この店の周辺には“重い”思い出があふれている。

そんな場所を訪れ、この体験を絶対に忘れない…ということを改めて思った。

そして、夜『事務所』に戻って、よく調べてみたら今日がオープンその日だったということを知った。

新たにいろいろなことを感じた。

今日、行ってみて本当によかった…。